せーの、全員HAWKS もっともっともっと〜〜!!
は〜い、皆さまありがとうございます、さて始まりました〜本日のさとり世代の株日記!
新社会人の皆様、大学ご卒業、そして入社おめでとうございます🙇♀️
今週は初めて1週間フルで月曜から金曜まで働かれたのだと思います!新社会人生活はいかがでしょうか?
ちょっと時間が空いてしまいましたが、前回会社員という生き方を選択したが故にどのような型を選択して堅実にこの資本主義社会を生き抜くべきかについてご説明させていただきました。
先日の前編「あるべき姿設定、ビジョン編」ではなぜ会社員として働くのか?そしてその目的を資産形成と定義づけた時にどのような型があるのかについてについて申し上げました。
出世という昭和型のマネタイズはJTCでは確実性が保証されていない非効率的なものである事を述べ、
本社ホワイト間接部門でゆるゆるか、海外駐在による資産ブースト
のどちらかが有効であると論じました。
今回はこのうちの後者、「海外駐在員」になるためのメソッドおよびそれにあたって身に着けておいていただきたい学問について申し上げます。
もちろん、海外駐在員に任命するのは個々の会社の人事次第ですので、これをやれば海外駐在員になれるというものではございません。
しかし、少なくともこれらをやっておくと海外駐在員に近づけるとは思うものですし、海外駐在員になったとしてもこの教養は身に着けておかないとせっかく掴んだ海外駐在員の機会も最大限有効か活用できませんのでこの点留意して下記ご覧いただきたく存じます。
それでは早速ご報告させて頂きます🙇♀️
英語
もうこれは私から申し上げるほどのことでもないと思います。
これはそもそも海外駐在員というチャンスをつかむからというのもそうですけど、そもそも海外駐在員になったら英語がすべてですので生存のために必要です。
英語については当たり前すぎるのでこの程度にとどめておきます。
次に学問学問が、続きますがまずは財務会計です。
財務会計
まずそもそもの話ですが、この株式資本主義社会である以上、株式会社がこの世のメインプレーヤーであります。そしてこの株式会社は株主をトップとしている企業体ですので、一定の会計期間を経た後の経営成績や会社の財政状態を株主に報告することが義務付けられております。
このルールこそが財務会計です。
したがって、この財務会計が分からずしてこの世界を生きるというのはルールを知らずに野球をしているのと同意です。
この財務会計を学ばなければならない理由はこの知識が次の2か所で必要となるからです。
-
職場
-
株式投資
前者の職場というのは海外駐在された勤務先の会社の経営管理で必要になるからです。
本社時代は、会社の管理は財務やコーポレートに任せてよかったとは思いますが、海外の現地法人で勤務するという事は最低限その会社の経営成績、財政状態、キャッシュフローの3つはきちんと本社に報告できる素養は求められます。
故に、まずは仕事という面でこの財務会計の知識は最低限求められるので申し上げました。
後者の株式投資ですが、詳細は次項に譲りますが、当然有望な株式銘柄の発掘および保有している銘柄の四半期ごとの経営成績を確認するためにも決算書が読める必要がございます。
そしてこの決算書が財務会計のルールに基づいて書かれている以上、このルールを学んでほしいのです。
こちらの財政状態を示すバランスシートと、経営成績を示す損益計算書の見方について過去まとめておりますのでご覧頂きたく存じます。
株式投資
次に株式投資ですが、我々の資産形成の鉄則は、「収入を増やし、支出を減らし、運用利回りを上げる」で表現されることは有名です。
このうち、海外駐在の危険地域手当などで収入を増やし、住民非課税での節税、物価安での安い生活コストにより支出を減らすところまでは普通に生きていても実現できますが、最後の運用利回りを上げるは本業である会社員収入以外の別の収益基盤を有しておかねばなりません。
その最たる有名な例が株式投資です。
私は三菱商事を筆頭とする高配当銘柄を有して海外駐在に出国しましたが、きちんと出国前までに現金を株式に突っ込んで出国するくらいの気概を持って株式投資には取り組んでいただきたいです。(出国すると非居住者となり株式の新規買付ができなくなります)
常任代理人制度を利用することで、配当にかかわる配当住民課税が無税になりますし、
https://non-labor-dreamer.com/https-non-labor-dreamer-com-kaigai-chuzai-004
日本での所得がゼロになりますので実行所得税率もかなり低くなり、配当受領時に適用される15%との差異の還付が確定申告のときに受けられてかなり潤います。
https://non-labor-dreamer.com/kaigai-chuzai-033
この資本収入の部分の基盤をきちんと整えていただきたいので株式投資についてはきちんと学んでいただきたいです。
海外駐在で本業での収入アップと生活コストを削減できて、さらに株式投資による資本収入の柱まで有しておけば鬼に金棒です!
当ブログでも私がおすすめする戦略銘柄の決算分析の記事は四半期ごとにリリースしてご報告させていただいておりますので是非ともご覧いただきたくお願い申し上げます。
マクロ経済
こちらも財務会計と同じくらい大切なのですが、この社会は株主資本主義社会である前に、経済社会であります。国家、企業、個人というプレーヤーがいて成り立つ土台が経済です。
株主資本主義とはあくまでこのプレーヤーの中の企業が株式会社という形態を多くとっていますというだけの話ですので、もともとはこの経済、とりわけこれを俯瞰的に巨視的な視点で紐解いていくマクロ経済の素養がこの社会で生きていくうえでは必要不可欠なのです。
ですので、例えば現代日本であると、財務省主導のプライマリーバランス黒字化必達を旗印とした緊縮財政論が蔓延しており、徹底的に財政出動によるマネーサプライの上昇を断固として拒否しておりますね。
これに疑問を呈するという事です。
日本銀行が国債買い取って日本銀行券を発行する作業を繰り返して今は日本銀行の総資産はこの8年間で90兆円から800兆円まで膨れ上がりましたが一向にインフレは発生しませんしいつまでたってもデフレを脱却できません。
それなのに、国の借金というまやかしをこれ以上言い続けるのですか?と疑問を呈することが大事ですよね。
駐在員となって日本からか慣れて祖国を俯瞰し、考える時間もたくさんあるときに、そもそもこの社会の根底である経済の考え方が不十分であればなかなか有り余る時間を使ってこの基盤である経済はどうなっているのかというのを思考することもできません。
そもそもこの経済のルール知らずしてこの土台の上にある株式会社に投資する株式投資、そしてその報告書の解読である財務会計も存在しないのです。
故に、この世のルールを学ぶという事でマクロ経済の勉強はしていただきたいです。
これからウクライナ危機で食料、肥料、そしてエネルギー価格が高騰しますが、私たちの手取りは増えませんし、生活は困窮するばかりです。
減税が必要です。
しかし、国の借金の返済が必要なので減税はできないの一辺倒の与党を信用できますでしょうか。
国の借金なんて存在しないことは下記記事に記載しておりますのでご覧くださいませ。
マルクス経済学
最後に一番大事なマルクス経済学です。
これは資本主義社会が資本家と労働者との二元論で表現されるとき、資本家は一定の給与で最大限労働者から役務サービスを搾り取ろうとするという点に着目して誕生したカールマルクス氏の資本論がバイブルとなっている学問です。
会社員という労働者という立場でこの社会で生きていく以上、給与という一定の対価を頂く以上に資本家である会社に貢献することが求められていくわけですが、海外駐在員は時差などが理由となって現地時間で定められた勤務時間外での業務も強いられる場面が多々ございます。
こういう時にマルクス経済学の視点が無ければ、いつも働かなければならないという風に追い込まれ一定の駐在員給与なのにかなりパフォーマンスを求められる、搾り取られるという事もあるので、これに警鐘を鳴らすという意味で必要不可欠の学問です。
勿論、いつも業務時間外なので対応できませんと突っぱねることはできませんが、程度というのを知るためにもすべての会社員に知っておいていただきたい学問です。
以上、4点で海外駐在員に近づくための学問、海外駐在員になったときにこの学問背景があると役に立つというものをご報告させていただきました。
海外駐在員は収入面でもアップが見込ますし、私のようなインドであれば物価安で生活コストが低く支出も減らせます。
この誰でもできるメリットだけの享受で十分でしょうか?
どうせ海外駐在の機会があるのであれば最大限利用していただきたいという思いで今回は申し上げました。
今回は、海外駐在になる、ならないにかかわらず、どのような資産形成マインドを新社会人の段階から養っておかねばならないのか、その必要となる学問、勉強についても申し上げました!
知らないまま、何も無策のまま社会人生活に突っ込んでも損しますし、たくさん失敗します。
私のような失敗した新入社員生活を繰り返さぬよう、ロケットスタートとなる新社会人生活のスタートを切っていただきたく存じます。
皆様のよき社会人生活のスタートの一助になれれば幸いです!
当ブログさとり世代の株日記では、恒例の企業の決算分析記事のみならず今回のような私の金融資産の運用実績についてもご報告させて頂いております。
これにあたって当然最低限のBS、PLのロジックが必要となってくるわけですが、
損益計算書、貸借対照表のロジックについては下記の記事にてご報告させて頂いております通り、この理論について学ぶことができたのはこちらの神図書2冊!!!があってのことです。
もしよろしければご覧になり、勉強して頂ければと思います!
家計簿PL、家計資産残高(BS作成)、企業の決算分析とこの資本主義社会を賢明に戦い抜く武器を身につけることができます!
これでも難しい方は初心者用としてこちらがオススメです!!
来月5月はいよいよ3末決算企業の通期決算発表がございますが、高配当で魅力的な戦略銘柄中心に決算分析記事をご報告させていただきたく存じますので、引き続きさとり世代の株日記をご愛顧の程お願い申し上げます🙇♀️
長くなりましたが、今月もお付き合いくださりありがとうございました😊
また次回の記事でお会いしましょう〜
最近のコメント