せ〜の、鷹く〜!ネオコンです!
は〜い、皆さまありがとうございます、さて始まりました〜本日のさとり世代の株日記!
お久しぶりです!皆様今週も一週間お仕事お疲れ様でした!
インドでの毎日のようにオミクロン株が出てきて、出社もなくずっと在宅なのですが、3期の見込みはなんだとか来会年の予算はどうだなどこの時期は数字の話が出てきてうんざりしてしまいますね😅
さて、前回、下記記事において、「インド駐在員は窓際覚醒の契機になりやすい!?説を徹底解説!」をご報告させて頂きました。
要約いたしますと、インド駐在員は、
以下3点の理由より、絶望して、このインド駐在員を契機として窓際になる方が増えるのではないかと考察して参りました。
✔︎滞在していたら寿命が縮む
✔︎寿命が縮んだとして死ぬ最後数年間の国民年金、厚生年金の逸失利益はペイできない
✔︎帰国後のポストが安心できない
故に、インド駐在員、途上国赴任者は駐在生活中にこの「窓際」に目覚めて、帰任後「窓際の猛者」として猛威を振るう契機になりうるのではないかという説について前回ご報告申し上げました。
しかし、この記事を執筆させて頂いた後によくよく考えてみると、実はちょっと違うのではないかな?と深く考えるようになりましたので、本日はこの点についてご報告させて頂ければと考えております。
今回も引き続き、後ろ向きな話題にはややなりますが、明るい話も、暗い話もどちらも含めた上での海外駐在員のリアルを知って頂くことも当ブログのメインテーマの一つです。
海外駐在の良い点も、悪い点も、包み隠さず真実、事実に基づいた実態をご報告させて頂くことが一番だと考えておりますので、最後までお付き合い頂けますと幸いです。
https://non-labor-dreamer.com/kaigai-chuzai-001
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インド駐在員が駐在中、窓際になりにくい理由
前回の記事と早速真逆の主張となって恐縮ですが、インド含む発展途上国駐在員が駐在期間中窓際になりにくい説について論じたいと思います。
まずなぜ、窓際になりにくいかと申しますと、
Diwali後の大気汚染の件も含め、定期的にインドを離れ、日本及び近隣のタイなどに退避したくなるからです。
定期的な日本出張、日本への帰国休暇が欲しいからそのために…
日本出張に値する仕事を生み出さねばならない
で、退避と一言で申しましても、いつも自費で退避していたら海外駐在中の資産形成という本丸が達成できませんので、やはり、定期的な日本出張、日本への帰国休暇が欲しいのです。
で、日本への帰国休暇は社員の権利なので行使できるとして、定期的な日本出張は、当たり前ですけど東京本社に出張してそこでしかできない仕事があるからこそ出張が発生するわけです。
したがって、積極的に自らが動いて、東京出張せざるを得ないような仕事を生み出す力が求められるわけです。
インド、辛い、辛い、と言って日々に仕事を最低限に、あとは生活を頑張るだけの窓際の駐在生活をしているだけでは、日本出張のチャンスは当然掴みにくくなりますし、インドから離れることはできません。
ましてや、今般の新型コロナウイルス感染拡大で、Web会議システムが完全に一般的に普及したため、今までのSay Hello出張(ただの旅行の方な表敬出張)は経費削減の観点から過去の遺産となりつつあり、本当に出張しなければできないか?日本出張しなければならない仕事を創出する質もレベルもコロナ前と比べて高いものが求められるようになりました。
したがって、積極的に日本出張してまでして議論したいことを見つけてそのレベルにまで一応自分で仕上げるくらいの仕事が求められるわけです。
たまには日本に帰ってこいよ、って言われるために
また、いつもインドという辛い環境で仕事していて大変だな、たまには帰ってこいよ、と本社側から気遣ってもらえるくらい可愛がられる必要もあります。
東京本社時代は窓際だろうがなんでもいいのですが、本社に嫌われてしまって、お前はインドにいつまでも好きなだけいろ!日本には帰ってくるな!と言われると本当に厳しいです。
日本出張というアメを勝ち取るべく、日本出張に値するべき仕事を生み出し、本社からの人事評価も高めるような社内政治がインドを含めた途上国駐在員には求められるのです。
インド駐在員が帰任後、窓際になりやすい理由
それでは、日本出張に値するだけの仕事を生み出し、たまには東京に帰っておいでと言われるくらいに評価も高めて定期的に日本出張を組ませて頂いた途上国駐在員が帰任後どうなるかについてご説明申し上げます。
ズバリ、化けの皮が剥がれ、帰任後に窓際化しやすくなるのだと考えます。
命が削られる以上、カネなり休暇なり他のものを最大限得ようとする努力をする
故に、会社の制度に詳しくなる
これは前回の記事でもご報告させて頂きました通り、インド含む海外駐在員の現地での生活は想像を絶する位大変で、命、生命、魂が削られる以上、カネなり休暇なり他のものを最大限得ることでこれを補完しようと最大限努力します。
その過程で、結果、会社の駐在員規則、ルールについて、東京本社の社員に比べて格段に明るくなります。
また、住民税の算定ルールなど日本にいたら勝手に源泉徴収されていたり、会社が支払ってくれていた税金のルールにも明るくなり、とにかく規則に詳しくなります。
ルールを盾に、benefitを得るべく会社に対して主張する経験をすることになるのです。
帰任後のポストが微妙だと…
そしてもう一つはこちらも前回の記事の重複で恐縮なのですが、帰任後のポスト、職場が厳しいものであった場合、あの厳しいインドや途上国での修行僧のような生活は何だったの?
何のために孤軍奮闘してあの地獄のような日々を乗り越えてきたんだろう?って思うはずです。
あれだけ厳しい生活を送ってきて、じゃあ帰任後は東京から遠いあの地方に単身赴任で言ってくれ、とか簡単に言われて日には、
インドを頑張っても意味ないじゃんっていう勤労意欲の減退
に直結しますね。
これは仕方ないです。
こちらとしてもこの駐在期間という限られた期間、他の社員以上に負担の大きい仕事をさせられている以上、帰任後は帳尻を合わせてくれるような人事を期待するのは至極真っ当です。
これが果たされなかった時、当事者の立場としては会社に対して非常に厳しいなという感情を抱くことはいたって普通です。
インド駐在員の帰任後窓際化を防ぐために、会社が講ずるべき対策とは?
では、このように海外駐在期間中は、「日本出張」というアメをぶら下げて一生懸命職務に邁進してくれた駐在員が、帰任後窓際化しないために会社が講ずるべき対策について申し上げます。
インド駐在員の帰任後のポストを希望に沿うようにする
当たり前ですけど、きちんとこの途上国駐在という負担の大きな仕事をした社員がなんとか駐在というミッションを完遂した暁には是非とも人事面で配慮したポストを与えることが極めて重要だと考えます。
インドはじめ、途上国は大変厳しく、海外駐在を完遂したこと自体に価値があると駐在員は思っています。
これを裏切るような処遇をしてしまうと、無駄に先述しました通り、会社の制度、ルールに対して明るくなっておりますので、規則を盾にしたタチの悪い窓際になってしまいます。
懲罰人事として海外に飛ばした人材であれば、海外に飛ばしても辞職しないから今後は国内の僻地に飛ばしてまた自主退社を迫るかという戦略は適切なかと思いますが、
ごく真面目に職務にあたっていて、海外で頑張ってきてほしいと言って海外に送り込んだ人材については配慮をしないと会社にとっても損する事態になりかねないと憂慮しております。
終わりに
今回は前回ご報告させて頂きました理論を数日しか経っていないのにもう否定するような説をご報告させていただきました。
とにかく今孤軍奮闘している全ての海外駐在員が耐え切って晴れて再び日本の地を踏むことができた暁には、それなりに今までの苦労が報われるような生活があってほしいと願い今回は執筆させて頂きました。
先進国駐在員の皆様も含め、全ての駐在員の皆様、本当に頑張りましょう!!!
我々が報われて未来の駐在員の方々も帰任後には明るい未来が待っているような形になればと切に願っております🙇♀️!!!
それでは、また次回の記事でお会いしましょうー!



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