どうも〜、ネオコンです!
最近株安で大打撃を受けていて辛いです泣〜!!
すでに11月の運用実績の記事でもご報告させて頂きました通り、我がポートフォリオも見事に焼け野原と化した11月末から昨今に到るまでの新型コロナウイルスの新種オミクロン株に端を発した株安。
ツイッター見ていても、あれだけ積み立てNISA、楽天VTIしか勝たん!って言っていた声が息を潜め、12月頭は、日本株の配当入金時期であったことから高配当株投資家が配当入金で喜びの声を上げ、数ヶ月前とは逆の現象が起きている昨今の株クラの現状です。
まさに、
「含み益は幻、配当は現実」
を如実に表した世相となりましたね。
そこで、今回はただの徒然草に過ぎないのですが、このインデックス含み益投資家vs高配当投資家の立場が株式市場の環境によって声の大きさが変わるいつものパターンをご説明させていただいた上で、下落局面も踏まえた上で、これら真逆の系統の性質を組み合わせたポートフォリオを組むべきか、雑多ではございますが本稿にて申し上げます。
含み益は幻、インデックス投資家の苦悩
下記は私のIdecoの外国株式100%の毎月2万円を拠出して運用している推移グラフなのですが、右肩上がりで推移していたものの、11月末の評価額で3ヶ月ぶりの減益となりました。
この3ヶ月間は、インデックス投資家は、積立NISAの月33,333円は必須で、特定口座でさらなる積み増し、個別株は分析が面倒だし、インデックスしか勝たん!と言う声が大半でしたが昨今はすっかりと息を潜めてしまいました。

もちろん、楽天VTIは年間7%の成長をするので、当然彼らの選択は誤っておりませんし、下落したからさらに買い増しできるとプラスになるべきなのですが、
やはり人間ですし、今ままで存在した含み益の喪失はやはりショックを受けてしまいます。
まさに、「含み益は幻」ですね。
株式投資は、長期的なスパンで資本収入を構築していく作業ですので、単なるここ1週間の刹那的な下落に一喜一憂しいているのでは気が持ちません。
それに対し、息を吹き返したように元気になったのが、高配当投資家です。
配当は現実、12月と言う時期も重なり高配当投資家が元気に
一方、この3ヶ月間、普段はインデックス投資家の含み益の上昇具合を指をくわえて見ているだけのバリュー投資家ですが、このオミクロン株に端を発した同時株安でインデックス投資家の含み益が吹っ飛んだのと、このタイミングがちょうど日本企業の中間配当の入金日である12月頭であったことも重なり、彼らの声が大きくなったように見受けられます。
高配当株は、グロース株のような株価成長が見込めない代わりに安定したキャッシュを株主還元に充当することを魅力として発信して投資家支持を得ているため、ここ3ヶ月間の株高の局面では、株高の恩恵を保有している高配当株では享受できず、ただひたすらと配当入金日を待つのが彼らでした。
しかし、その彼らが積み上げ続けた含み益がここにきて一気に吹き飛び、自分たちの配当の入金が重なったことで彼らは息を吹き返したと言うわけです。
まさに、「配当は現実」ですね。
今後のポートフォリオはどう組むか
正直、「ご自身のメンタルによる」この一言に尽きるかと思います。
もし、含み益が吹っ飛ぼうが遠大な利益を追い続けることができる強靭なメンタルがあればインデックスを今後も続ける人が最後に勝ちます。
経済は人口、米国市場の2050年までの成長は世界中どの国よりも魅力的です。
しかし、今回の一時的な下落で、今まで積み上げてきたインデックスの含み益勿体無かったな、高配当株に投資していたら今頃12月頭だし、キャッシュインがあって冬のボーナスに上乗せして美味しい思いができたな、って現実のキャッシュがいいなと思ってしまうほどのメンタルであれば、一定の割合の資金は、「精神安定剤」と言う位置付けで高配当株にアロケートすべきでしょう。
ちなみに私は、インド駐在前に積み立てNISAの配当再投資型は、出国前に全て解約売却しなければならないと言うことを知り、インデックスはIDECOのみとなっており、
全ての現金を総合商社にぶち込んで出国したので、現時点では高配当投資家よりの形のポートフォリオです。
先週の週報でもご報告させて頂いております通り、主に3社から配当を頂いております。
三菱商事
まずは、我がポートフォリオ最大のポーションを占める三菱商事からです!
三菱商事さんからは、132,278円の配当金を頂きました!
そして、赤枠でお示ししました通り、地方税=住民税の5%分が非課税になっているんです!!!こちらのカラクリは後述いたします!
住友商事
次に、住友商事ですが、
住友商事さんからは、41,920円の配当金を頂きました!
こちらも、地方税=住民税の5%分が非課税になっているんです!!!
丸紅
最後に、今期絶好調の丸紅からです!
丸紅さんからは、4,319円の配当金を頂きました!
こちらも、地方税=住民税の5%分が非課税になっているんです!!!
常任代理人制度で配当に課税される住民税5%を非課税化!
この3社で178,517円頂いたのですが、本来であれば、このうち、5%に相当する10,540円は住民税として課税されるのですが、海外駐在員のような非居住者は出国時に常任代理人制度という制度を利用することでこの10,540円を住民非課税化できるのです!!!
三菱商事の税引き前配当金:156,200*5%=7,810
住友商事の税引き前配当金:49,500*5%=2,475
丸紅の税引き前配当金:5,100*5%=255
7,810+2,475+255=10,540円を住民非課税化!!!
https://non-labor-dreamer.com/https-non-labor-dreamer-com-kaigai-chuzai-004
私自身は、現在、日本国の非居住者であり、株式市場からは完全に退出をさせられている身であり、今回の下落を受けて、冬のボーナスでインデックスか高配当か、どちらを買い増すかと言うオプションは取れずにただひたすら握力を維持したままキャッシュを積み上げるしか術がありません。
しかし、皆様は冬のボーナスで、オミクロンも流行してきて特に使い道もなくて、将来のために投資しようかとお考えでしたら、是非ともご自身の「含み益のロスを許容できるメンタル」に応じた分の資金を高配当に振り分けるなどのポートフォリオの組み替えを実行して見てはいかがでしょうか。
以上、今回は「含み益は幻、配当は現実」株式市場下落局面を受けての今後のPF組成についてでした!
長くなりましたが、お付き合いくださりありがとうございました😊
また次回の記事でお会いしましょう〜
当ブログさとり世代の株日記では、恒例の企業の決算分析記事のみならず今回のような私の金融資産の運用実績についてもご報告させて頂いております。
これにあたって当然最低限のBS、PLのロジックが必要となってくるわけですが、
損益計算書、貸借対照表のロジックについては下記の記事にてご報告させて頂いております通り、この理論について学ぶことができたのはこちらの神図書2冊!!!があってのことです。
もしよろしければご覧になり、勉強して頂ければと思います!
家計簿PL、家計資産残高(BS作成)、企業の決算分析とこの資本主義社会を賢明に戦い抜く武器を身につけることができます!
これでも難しい方は初心者用としてこちらがオススメです!!
12月も下落基調の継続が想定されますので、輝きが増す高配当で魅力的な戦略銘柄中心に決算分析記事をご報告させていただきたく存じますのでまた引き続きさとり世代の株日記をご愛顧の程お願い申し上げます🙇♀️
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