せーの、火の鳥ニッポン!!
やりました!!!柔道ニッポン強すぎ!柔道、素根輝選手、金メダル🥇世界一🌎おめでとうございます㊗️

オリンピック 柔道女子 素根輝が金メダル 78キロ超級
どうも〜、ネオコンです😊
は〜い、皆さまありがとうございます、さて始まりました〜本日のさとり世代の株日記!
連日、東京五輪での日本人選手のメダルラッシュが素晴らしいですね!!火の鳥ニッポン大活躍です👍
本日は三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、住友商事、丸紅といった他の大手総合商社が2020年度決算で沈む中、新型コロナウイルス感染拡大による減益を最小限に抑えた驚異の守備力を見せた豊田通商についてみていきましょう!
昨年2020年度豊田通商決算はこちらら↓
豊田通商といえば、トヨタ自動車の商社部門のような位置付けであり、アフリカビジネスに非常に強みを持つユニークな総合商社です!
メーカーと近い存在であることから総合商社唯一、決算IR資料中の損益計算書で営業利益の項目があるのも、豊田通商のユニークな特徴です。
昨日の株式市場が閉まった16時より早速2022年3月期第1四半期決算が発表され、非常に良い決算であったということで早速1Q決算の分析結果をご報告させて頂きます!
✔︎2022年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益は前年同期比3.4倍の880億円に急拡大
✔︎直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の1.6%→4.1%に改善
✔︎通期見通しは当期利益1,500億円のまま据え置き。進捗率は38%
通期見通しの上方修正はされなかったものの、1Q実績は非常に良い形となったようです。
何れにせよ、この1Q決算はかなり期待できそうです!!
それでは早速、豊田通商の2021年度の第1四半期決算につき一緒に見ていきましょう!
豊田通商 2022年3月期2Q決算 連結決算概要
損益計算書
まずは豊田通商の2021年3月期の連結損益計算書を見ていきましょう。
豊田通商の2022年3月期1Q決算は、
当期純利益567億円(前年比+434億円、前年比323%)
ハッキリ言って、前年1Q比3.2倍の爆益は流石に草です🤣🤣
豊田通商は前年2021年度通期も 当期利益ベースで1,346億円と前期比わずか1%の減益と総合商社の中でも抜きん出た守備力を見せつけました。
豊田通商の外部環境に左右されずに利益を積み上げる筋肉質な経営体質がこの驚異的な利益創出力に繋がったと言えます。
さて、では1Q当期利益567億円の増減を下の図にて確認してみましょう。
✔︎営業活動に係る利益が前年191億円に対して、759億円に大幅増となっている点
✔︎需要/取扱が+370億円と伸びており、特に金属事業、化学品・エレクトロニクス事業の伸びが顕著
の2点がまずわかりますね。
では、当期利益ベースで各事業を見ていきましょう。
やはり、金属事業と化学品・エレクトロニクス事業が大部分の利益を稼いでいることがわかりますが、増減という観点で見てみると、アフリカ事業も前年の赤字転落から完全復活していることがわかります。
次に、事業セグメントベースの利益をこの3つの事業にスポットライトを当てて考察して参りましょう!
セグメント利益
金属本部
豊田通商といえば、トヨタ自動車の専門商社であるような存在であると冒頭申し上げました。
自動車需要が今期に入って徐々に回復し、それにあたって需要が向上していた自動車鋼板の伸びが著しいです。
北米を中心に需要が徐々に回復していることがわかります。
化学品・エレクトロニクス本部
続いて化学品・エレクトロニクス本部です。
こちらも車載エレクトロニクス関連、メモリ関連といった電子部品の需要が増えたことによる波に上手く乗れたのが大きいです。
先日、日本電産、オムロン、TDK、化学メーカーですが信越化学工業といった電子部品業界がかなり好調であることは記事にて申し上げました。
豊田通商もこれらと同様に電子部品の需要急騰の波に乗れたようです。
アフリカ本部
最後に、当期利益ベースでは先ほどの金属本部や化学品・エレクトロニクス本部の半分以下の利益になりますが、前年の赤字転落から黒字回帰に成功したアフリカ本部についてです。
主に、トヨタ自動車のアフリカビジネスの需要が回復したことに伴って、その商売をサポートしている豊田通商のアフリカビジネスが伸びた形となります。
続きまして、貸借対照表についてみていきたいと思います。
ネットDERも3ヶ月前の0.68倍と同じ値で特にマイナスな変化もなく、引き続き総合商社の中では健全な財政体質を維持していることがわかります。
ただ、新型コロナウイルス感染拡大前のDERが0.86倍であることを考慮するとこの1年間かけて徐々に元の値に戻していきたいのが本音です。
キャッシュ・フロー
次に、キャッシュ・フローです。
こちらは営業キャッシュ・フローはほぼ前年と同額を稼いでおり、問題ないのですが、気になるのはやはりフリー・キャッシュ・フローがマイナスとなっている点です。
しかし、これは投資キャッシュ・フローを前年1Q以上に費やしていることによるマイナスなので、投資で支出したキャッシュアウトが適切で将来性のあるものであれば将来ビジネスへの種まきという点で評価できます。
自動車関連や資源環境系でそれぞれ約200億円のキャッシュアウトをしたみたいですので、次にこの投資実績について軽く触れておきましょう。
投資実績
ここで、先ほど申し上げました2022年3月期1Qに実行した投資案件についても軽く触れておきましょう。
下記のように中米自動車ビジネス関連や、風力発電・送電事業関連などでこの第1四半期は投資を実行したようですね。
また、投資案件の内容を見てみると、風力発電に半分の投資キャッシュ・フローを投じており、脱炭素など将来のビジネス情勢を鑑みた期待できる投資を実行したことがわかります。
また、風力発電・送電事業(ユーラス)は前年2021年3月期にも結構集中的に投資した案件ですので、豊田通商が、脱炭素など将来のビジネス情勢を鑑みた期待できる投資を継続して実行していることがわかります。
最後に、今回は当期利益は5月の決算時の時と同様1,500億円で据え置いておりますが一応さらっと確認しておきましょう!
豊田通商 2022年3月期 業績予想
さて、2022年3月期の豊田通商の業績予想ですが、前回発表から変更なしの当期利益1,500億円のまま据え置き。進捗率は38%となっております。
1Q決算の爆益により、進捗率も38%となりましたし、次の2Q決算以上では通期見通しの上方修正を強く期待したいですね!
まとめ
最後に豊田通商の最新株価を確認してまとめとさせていただきます。
ここ1年間でなんと+93%も上昇しており、株価がほぼ2倍になっております!!

しかし、前回の豊田通商の記事を書かせて頂いた時の株価が5,360円で若干昨今の株安の影響を受けた推移となっております。
決算発表は昨日のマーケットが閉まった後での発表でしたので、来週どのようにこの決算が株価に反映されるのか楽しみですね🤗
来週は三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、住友商事、丸紅、双日といった他の総合商社の決算もございますので、また追ってご報告させていただきます
それではまたお会いしましょう!
せ〜の、頑張れ!火の鳥ニッポン🇯🇵〜🤴
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