せーの、全員HAWKS 鷹く〜〜!!
さて、ついにホークス秋季キャンプ第2クールもいよいよ終盤です!
今年惜しくもBクラスに沈んでしまいましたが、心機一転藤本ホークスで来年は首位奪還を目指しましょう!
注目選手は、高橋純平投手!
今季序盤は復活できたかのように思えましたが、怪我明けからは調子が戻らず悔しいシーズンとなってしまいました泣
しかし、このキャンプでは和田投手の投球法からヒントを得て充実感を感じているようです!
是非とも来年こそは輝いて、3球団競合の末に獲得したドラフト1位の意地を見せて欲しいです!

【出典】ホークス高橋純平「悩みが嘘のよう。気持ちいいキャンプ」先輩和田毅をヒントに復活へ Yahoo Japan様
本当に未来の若鷹には期待しております!
藤本監督のもと来年こそ日本一奪還しましょう!
私のインド生活の数少ない楽しみなので来年こそは勝ちましょう!鷹くー🦅🦅🦅
さてさて、
どうも〜、ネオコンです!
は〜い、皆さまありがとうございます、さて始まりました〜本日のさとり世代の株日記!
さて、最近になってやっと書き始めた総合商社の2Q決算分析記事ですが、5大商社はいよいよ残すところ住友商事のみとなりました!
住友商事の前回1Q決算分析記事はこちらです↓
三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、丸紅についてはすでにご報告させて頂きましたので下記をご覧頂きたく存じます。
さて、今年の総合商社レースですが、
下記記事にて簡単に1Qのレビューをさせて頂いておりますが、今年は上位3社である三菱商事、三井物産、伊藤忠商事が首位争いを展開しているのが現状です。
今年は上位3社である三菱商事、三井物産、伊藤忠商事が首位争いを展開していますが、
住友商事は元々首位を狙っている総合商社ではないので、とにかく4位を死守することに価値があります。
つまり、丸紅をぶっ倒すことに意味がありますので、昨年は住友商事は自滅、赤字転落もあり不戦敗となってしまいましたが、今年は是非とも財閥商社の意地を見せたいところです。
こちら、1Q決算終了時点での各社の最終利益の順位表でありますが、上位3社の首位レースはさておき、住友商事が昨年のリベンジなのか注目です!
当期利益(億円) | 1Q実績 | 通期計画 | 進捗率 | 1Qでの通期上方修正 |
三井物産 | 1,913 | 6,400 | 30% | ↑ |
伊藤忠商事 | 2,675 | 5,500 | 49% | |
三菱商事 | 1,876 | 3,800 | 49% | |
住友商事 | 1,073 | 2,900 | 37% | ↑ |
丸紅 | 1,121 | 2,300 | 49% | |
豊田通商 | 567 | 1,500 | 38% | |
双日 | 169 | 530 | 32% |
それでは早速、住友商事2Q決算を見ていきましょう!
住友商事 2021年度2Q決算
結論、11月4日のの住友商事の第1四半期決算ですが、結論を申し上げますと非常に良かったです!!
✔︎住友商事=2022年3月期の連結純利益予想(国際会計基準)を過去最高となる3,800億円に上方修正した。資源価格が想定より高騰していることに加え、非資源分野でもコロナ禍からの回復に伴う自動車販売の好調など、幅広い分野で収益が上振れているため。
✔︎資源分野では、市況高騰のほか、前年同期に操業停止に追い込まれていたマダガスカルのニッケル鉱山が再開したことが収益に大きく貢献。非資源分野は鋼材価格の上昇も追い風になっている。
✔︎下半期には資源価格の減速を織り込んでいるという。非資源分野についても、鋼材価格の一服など全般的に保守的な見通しとした。記者会見した塩見勝常務は「3,800億円はボトムライン。期待してほしい」と自信を示した。
✔︎21年9月中間連結純利益期は過去最高。
うおーーーー🔥🔥🔥🔥🔥🔥
まさか丸紅の2Qでの通期上方修正後見通し3,500億円を超えてくるとは!
前年赤字転落の戦犯といて槍玉に挙げられてたマダガスカルニッケルの操業再開、そして下期にはすでに下振れ要素を織り込んでこの3,800億円というのはかなり期待できそうですね!
丸紅との4位レースは白熱した展開で下期も継続されそうです!
何か久しぶりに住友商事がやってくれそうな気がしますね!
それでは早速定量分析に移って参ります!
2021年度2Q 決算概況
この2Q利益2,410億円のうち、一過性を除く業績が2,240億円と、本業できちんと稼いでいることがわかりますし、下記の通り四半期ベースで見ても久しぶりに1,000億円の壁を破った形となり、非常に良い上半期決算であったとがわかります。
資源が躍進するも、非資源で半分以上利益を稼いでおりますので、さすが手堅い住友グループを表現したかのような利益獲得であると言えますね!
2021年度2Q セグメント利益
次にこの2Q利益2,410億を事業セグメントで分けたのがこちらですが、三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、丸紅と同様に資源ビジネスが市況好調の恩恵を享受して伸びていることがわかります。
そして、住友商事だけのオリジナリティとして輸送機・建機が上振れ、利益貢献が1Qに引き続き顕著に見受けられます。
下記は三菱自動車の1Q記事で恐縮ですが、2Qも引き続き自動車業界は復調を加速させましたので、良い影響を住友商事の輸送機・建機事業は受けた形となりますし、資源以外でも上振れ要因を作れたのは大きな収穫です。
この2つの事業は大切なので少し細かく見ておきましょう。
資源・化学品事業
まずは住友商事最大の稼ぐ頭である資源・化学品事業です。
昨年、マダガスカルニッケル事業 減損損失(約▲850億円)などで通期で▲960億円の大赤字となって全社での純損失につながってしまったのがこの資源・化学品事業です。
しかし、今年は赤字から一転、資源・エネルギー、化学品・エレクトロニクスが好調で1Qより引き続き全社業績を大きく牽引している形となっております。
では、気になる昨年の大赤字の主要因であった、マダガスカルニッケル事業なのですが、2Qも何とか130億円の黒字化に成功しました。
そして、通期見通しも116億円と黒字化の見通しが示されました。
しかし、この2Q130億円は、債務リストラに伴う一過性利益の形状が140億円織り込んでの数字なので、実態ベースだと▲10億円の赤字であることはきちんと認識すべきです。
そして、通期見通しも一過性を除く実態ベースだと▲30億円の赤字である現実もきちんと受け止めるべきです。
1Qに引き続き不穏な空気があることは念頭に置いた上で冷静に今後も住友商事の資源・化学品事業を見守っていく必要がありますね。
輸送機・建機事業
さて、次は先ほど少し触れました輸送機・建機事業です。
先ほど申し上げました通り、自動車業界の復調が利益に反映してきております。
そして、住友商事の持分方適用会社としているリース会社の業績も5月に掲げた期初予想を達成すべく順調に進捗していることが見て取れますね。
このように特に本項で着目した2事業の好調を背景にセグメントベースでもきちんと住友商事は2Qで利益を稼げていることがわかりました。
次に、利益の安定さを確認すべくセグメント別一過性利益についても見てみましょう。
2021年度2Q セグメント別一過性利益
こちらがセグメント別の一過性利益です。
この2Qは純利益2,410億円のうち、一過性利益はそのうちわずか170億円に止まっており、住友商事はきちんと実態ビジネスベースで利益を稼いだことを示しており嬉しい指標です。
前回1Q時点での一過性利益が140億円でしたので、今年は実態ベースに基づいたビジネスが展開できているようでして、末端株主として安堵しております。
ちなみに伊藤忠商事は2Q利益こそ総合商社首位だったものの、1,220億円を一過性利益で稼いでおり、そこについては注意すべきだと下記記事で申し上げましたのでお時間ございます方はご覧になってください。
やや話は逸れましたが、個人的に住友商事の株をそこそこ持っている株主の立場からすると今回住友商事が安定して利益を稼げたのは嬉しいです。
参考までに下記をご覧ください。
昨年は大赤字になりましたが、そのうち、一過性損失が▲3,510億円です。
もうこんな悲惨なことは二度とごめんですね。
2021年度2Q 基礎収益キャッシュ・フロー
続いて配当原資でもある基礎収益キャッシュ・フローについてです。
住友商事の2Qの基礎収益キャッシュ・フローは1,882億円(前年同期比+677億円)となっており、稼ぐ力がより一層向上しました。
しかし、ライバルである丸紅が2,522億円であることを考えると、まだまだ住友商事には頑張って欲しいと思います!
上期純利益で勝っていても、基礎収益キャッシュ・フローで勝てないというのは、高配当が株主への最大アピールポイントである総合商社として厳しい部分ではございます。
住友商事にはより一層力強いキャッシュ総出力を求めたいところです。
2021年度2Q 中期経営計画 SHIFT 2023
2Qパート最後としまして、中期経営計画 SHIFT 2023の進捗について少しだけ触れておきましょう。
住友商事は以下のように、短期、短中期、中長期の3つのステージで段階ごとに事業ポートフォリオの強化を計画しております。
まずはその短期、短中期ステージでの課題が「低採算事業に対する見極め、 バリューアップ施策の加速」とのことで、具体的には昨年大赤字の原因となり、今年は2Qで黒字化したマダガスカルニッケル事業の改善効果を報告しております。
昨年のようにいつも減損で一過性損失を計上し続けるようでは、いつまで経っても三菱商事、三井物産、伊藤忠商事はおろか丸紅にも常に勝ち続けることは困難です。
常に利益を出し続けて、基礎集積キャッシュ・フローを創出し続ける強い組織への転換が目下の経営課題です。
住友商事 2021年度通期見通し
少々先ほど厳しい点を指摘してしまいましたが、今季の住友商事の経営成績が抜群なのはいうまでもありません!
この最高益であった上期実績および下期見通しを受けて、三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、丸紅に引き続き住友商事も通期の上方修正を発表しました!!!
2021年度2Q 決算概況
先ほどご紹介申し上げました住友商事の中期経営計画SHIFT 2023では2023年度に純利益3,000億円を達成するとしておりましたが、2年前倒しでこの好況を受けて達成できそうです!
私は、この2023年度3,000億円は正直かなり低いハードルと思っておりましたので、良かったです、本当に。
こちらがセグメントベースの上方修正のブレークダウンですが、セグメント毎に先ほど申し上げました資源・化学品、輸送機・建機の伸びがさらに期待できるということですね。
さらに、待っておりました!!!
増配です!!!!
配当90円(期初予想比+20円)
となりました!
これは株主として素直にムッチャ嬉しいです😆
キャッシュの面で散々指摘しましたが、キャッシュアウトを意識させると、より一層経営が引き締まるので、自らにプレッシャーをかける増配は評価できます。
あとは、来年減益となっても減配しないようにだけ祈っておきます。
住友商事 決算総括
今回の住友商事の2Q決算を振り返ってみて、他の総合商社の業績が良いから住友商事も良くて当然というご意見は当然あるかとは思いますが、それは置いておいて一定の評価に値する決算であったと思います。
通期で宿敵丸紅に打ち勝つ見通しを打ち出しておりますし、下期の下振れリスクも織り込んで純利益3,800億円ということは、上振れすれば、夢の4,000億円達成も現実になるということです。
しかし、この利益が大半が資源・化学品事業で稼いでいるものであり、議論によく上がるマダガスカルニッケル事業はあくまで一過性利益を含んでの黒字となっているだけで本業ベースだと赤字であるという不安材料もきちんと認識すべきです。
したがって株価も手放しで住友商事の2Q決算を喜んでいるわけではない感じの株価推移となっております。

手放しで喜べない決算ではありますが、+20円の増配がありましたし、株主としては12月の住友商事から頂く配当収入が増えるのでありがたい限りです。
個人的に、三菱商事の次に持っている銘柄なので、これからも住友商事を応援します📣
三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、丸紅に続いて、今回で住友商事を書き終え、やっと5大商社の2Q記事が終わりました!
遅れているのですが、あとは豊田通商、双日を書いてご報告させて頂きます!
今後も当ブログさとり世代の株日記では、高配当で有名な総合商社の財務分析および株価見通しについての考察記事はどんどん執筆しご報告させて頂きますので、今後もご覧になって頂けますと幸いです!
当ブログさとり世代の株日記では、私がこれはイケるかも!?と思った企業の決算書を分析し今後の株価見通しについてのご報告をさせて頂いております🙇♀️
このようなファンダメンタル中心の企業分析ができるようになったのも、こちらの神図書2冊!!!があってのことです。
この本で財務分析に目覚めてから、、、、
この記事も書けるようになりましたし、自信を持って下記の記事にて財務会計について解説できるだけの実力がつきました!
是非ともオススメですので、財務会計を学んでから、ファンダメンタルを軸とした株式投資に挑戦して、令和時代を賢く堅実に資産形成を武器に勝ち残っていきましょう!!!
これでも難しい方は初心者用としてこちらがオススメです!!
今回もさとり世代の株日記をご覧くださり誠にありがとうございました🙇♀️
それではまた次の決算分析記事でお会いしましょう〜!
それではまたお会いしましょう〜!
せ〜の、住友商事〜〜〜鷹く〜〜〜🔥🔥🔥🔥🔥
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