資生堂 2021年1Q決算を徹底解説!

資生堂 2021年1Q決算を徹底解説! さとり世代の株日記 資産運用 株 投資 資産形成

せ〜の、全員HAWKS、S15〜!!

本日、ホークス、勝ちました!日ハムに2連勝中!東浜投手が8回11奪三振の快投!完全復活です🦅🦅🦅

まずは1日でも早くAクラスに上がって、5連覇をなんとしてでも成し遂げて欲しいです!

どうも〜、ネオコンです😊

は〜い、皆さまありがとうございます、さて始まりました〜本日のさとり世代の株日記!

さて本日本日は、昨年、新型コロナウイルス感染拡大で大打撃を受けて最終赤字に転落してしまった化粧品の名門企業、資生堂の2021年度1Q決算につきご報告させていただきます!!

当ブログで重要銘柄と位置付けている資生堂の昨年2020年度の分析記事はこちらです↓

株式会社 資生堂 2020年実績(1-12月) および2021年見通し
ちゃお!ネオコンです! 本日は、化粧品といえばこの企業、資生堂の2020年決算について解説させていただきます! 資生堂といえば、CM...

2021年12月期第2四半期決算発表は8月5日ということですでに発表されましたね!

市場予想を上回る進捗で着々と社長が完全復活年と位置付ける2023年に向けて着々と回復が見て取れる好決算で、株価も大分戻してきました。

2021年2Q決算がまだ執筆が追いついていないため、今回は、その前の復習用として1~3月までの1Q決算について申し上げます。

(早急に1Q決算分も分析したのち、ご報告させて頂きます🙇‍♀️)

昨年は、航空業界のJALANA、鉄道のJR東海JR東日本といった企業と同様に、資生堂も大打撃を受けて、最終赤字▲117億円を計上することになりました。

今年は、最終利益は黒字回帰を想定しており、営業利益でも350億円と、2019年度は1,138億円であったことを考えると、まだまだ1/3程度となっており利益回復には遠く及びませんが、なんとか挽回しようという姿勢が垣間見れます。

さて前置きはこの辺にして、資生堂の2021年度1Q決算についてみていきましょう!

株式会社 資生堂 2020年実績(1-12月) および2021年見通し

株式会社 資生堂 Home 会社案内

資生堂 2021年第1四半期決算

第1四半期決算 経営成績

まずは、資生堂の第1四半期の決算のポイントを確認しておきましょう。

散々たる結果で終わってしまった2020年度と比べて、第1四半期では日本以外でのグローバル販売が伸びており、成長領域投資や着々と進行する事業構造改革について述べられており、プラス材料が多そうな第1四半期である雰囲気が読み取れます。

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株式会社 資生堂 2021年 第1四半期実績(1-3月) および通期見通し Executive Summary

こちらが、第1四半期における資生堂の損益計算書です。

営業利益109億円(前年差+67.6%)

特別損益▲162億円(前年差-)

当期利益▲15億円(前年差-)

と昨年の1Q最終利益14億円に対して、▲15億円とまたもや赤字転落していることがわかります。

しかし、これは2020年度から推進しております組織最適化に向けた合理化政策に関する費用を特別損失▲153億円として織り込んだもので、この特損なしだと最終利益は138億円と前年比大幅なプラスで着地するはずでした。

(▲153億円は、2021年通期業績見通しの修正の章で後述いたします「Dolce & Gabbana」とのグローバルライセンス契約解消における特損見込み▲350億円の一部分です。)

さとり世代の株日記 資産運用

株式会社 資生堂 2021年 第1四半期実績(1-3月) および通期見通し Executive Summary

したがって、資生堂にとって、なんとか底は打ってここから巻き返しを図る感触をつかむことができた第1四半期であったといえます。

こちらが売上高前年比推移ですが、後述いたします通り、苦戦する国内市場以外のグローバル市場での健闘が奏功し、徐々にビジネスを立て直しつつある様子が垣間見れます。

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株式会社 資生堂 2021年 第1四半期実績(1-3月) および通期見通し Executive Summary

以下は参考までに2019年度以降の四半期経営成績を示したものですが、それでも新型コロナウイルス感染症拡大前の2019年度には遠く及びませんので、着々と利益回復に努めるのは引き続き資生堂の第一経営課題であるといえます。

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株式会社 資生堂 2021年 第1四半期実績(1-3月) および通期見通し Executive Summary

さて、話は逸れましたが、「苦戦する国内市場以外のグローバル市場での健闘が奏功し、徐々にビジネスを立て直しつつある様子が垣間見れます。」と先ほど申し上げましたが、特に第1四半期では中国市場での回復が顕著となっております。

新型コロナウイルス感染拡大前の2019年度と比べても+20%の成長と誇っており、第1四半期の売上拡大に貢献したといえます。

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株式会社 資生堂 2021年 第1四半期実績(1-3月) および通期見通し Executive Summary

また、製品領域別では、特にスキンビューティーブランドが2桁成長と遂げるなど非常に目覚しい経営成績を示しております。

(この点、事業領域セグメント別のスライドがなかったので、スライドがあったスキンビューティーブランドが資生堂が強くアピールしたい事業であると思料しております。)

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第1四半期決算 コスト構造およびデジタル投資

次に、着々と推進するコスト構造およびデジタル投資への進捗を見てみましょう。

コスト構造では、原価率が着実にピークであった2020年3Qから減少傾向にあることがわかりますし、デジタル投資では先述いたしました好調市場中国における戦略的投資、デジタルコミュニケーションの強化のための投資費用が614億円から655億円と増えて計画が着実に進んでいることがわかります。

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第1四半期決算 キャッシュマネジメント

続きまして、キャッシュマネジメントです。

経営成績が悪化した資生堂は本業である営業キャッシュ・フローでキャッシュを獲得できない厳しいキャッシュ事業を抱えながら、戦略投資などで確実にキャッシュ・アウトが発生するという厳しい状況なので、キャッシュについては常に改善を検討せねばならない状況にあります。

下記の通り、棚卸資産を減少させることで、キャッシュを+98億円捻出して設備投資に充てている様子がわかります。

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株式会社 資生堂 2021年 第1四半期実績(1-3月) および通期見通し Executive Summary

しかし、Net DERが一向に減少せず財政状態が改善しない点と、フリーキャッシュフロー がマイナスなど厳しい状況であることに変わりはありません。

今は、厳しいお財布事情であっても積極的に投資を行うのが資生堂の戦略ですので。

で、この投資のためのキャッシュアウトが何に使われているのかという点ですが、用途の一例として下記のデジタルトランスフォーメーションが挙げられます。

流行のDXを資生堂も推進することでさらなる事業効率化を推進していく方針です。

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株式会社 資生堂 2021年 第1四半期実績(1-3月) および通期見通し Executive Summary

資生堂 2021年通期見通しの修正

損益計算書

資生堂は、昨年の2020年決算時に発表した2021年通期業績予想を修正することを発表しました。

以下の通り、売上高は330億円減額し1兆670億円、営業利益は80億円減額し270 億円とそれぞれ予想数値を修正しました。

既存ビジネスでの売上高・利益について期初予想に変更はないが、パーソナルケア事業譲渡・合弁事業化に伴う下期の売上高、営業利益減少影響および事業譲渡後のパーソナルケア商品の製品供給を譲渡先新会社に対して継続する影響を織り込んだということです。

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株式会社 資生堂 2021年 第1四半期実績(1-3月) および通期見通し Executive Summary

「既存ビジネスでの売上高・利益について期初予想に変更はないが」という点はこちらの損益計算書で確認できるかと思います。

既存ビジネス部分では変更はなく、パーソナルケア事業譲渡・合弁事業かおよびその他構造改革などでの影響があって、売上高が前回発表分と比べて▲330億円、営業利益が▲80億円となります。

しかし、最終利益は+240億円の355億円を見通している点は評価すべきです。

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株式会社 資生堂 2021年 第1四半期実績(1-3月) および通期見通し Executive Summary

なお、2021年見通しの中にそのた構造改革等で特別損益▲410億円のうち、▲350億円は、「Dolce & Gabbana」とのグローバルライセンス契約解消における特損であることも着目すべきです。

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株式会社 資生堂 2021年 第1四半期実績(1-3月) および通期見通し Executive Summary

2016年から提携を開始したこのグローバスライセンス事業ですが、新型コロナウイルス感染拡大を受けて資生堂もグローバルブランド事業を根底から見直すこともあるのでしょう。

最後に

最後に資生堂の現在の株価を見ておきましょう。

最近は日系企業は株安なのでその点の考慮は必要かと思いますが、今回の2021年通期業績予想の下方収益もマーケットからはそこまで悲観的な見方はされていないように見受けられます。

本業の不振ではなく、経営最適化のための改革費用計上による、売上高、営業利益の減少だからなのでしょう。

(しかも最終利益は押し上げられているので評価されても良いと個人的には思っています。)

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2Q決算では、中国市場のさらなる伸長および他国でのビジネス復活が見える決算だと期待したいですね!

日本市場は緊急事態宣言が4~6月でも発令されましたし厳しいと思いますので、グローバル市場での資生堂の挽回に賭けたいと思います!

繰り返しとはなりますが、2021年12月期第2四半期決算発表は8月5日でしたが、現在執筆が追いついておりません🙇‍♀️

(早急には8月5日の2Q決算分も分析したのち、ご報告させて頂きます🙇‍♀️)

今回の報告は以上です。

またお会いしましょう!

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