せーの、全員HAWKS 鷹!鷹!鷹〜〜!!
どうも〜、シンディアです!
は〜い、皆さまありがとうございます、さて始まりました〜本日のさとり世代の株日記!
先日、3Q決算祭りを前に忘れかけていた2Q決算を分析し報告し始めたのですが、その第一弾として住友化学と日産化学をご報告させて頂きました。
本日も先日の住友化学と日産化学に引き続き、化学メーカーシリーズです!
今回ご紹介させて頂くのは、化学業界の絶対的エース、絶対王者、信越化学工業について見ていきたいと思います!
もう本ブログでもこの日本のモンスター企業である信越化学工業については何度も取り扱って参りましたので、皆様も今更あえて説明することなくこの会社の凄さについては認識されていることと思っております!
2023年3月期1Q、昨年2022年3月期決算、2年前の2021年3月期の記事はこちら↓
本日の株式市場が閉まった15時より早速2023年3月期第3四半期決算が発表され、今回も相変わらず非常に良い決算であったということ、早速本稿にて3Q決算の分析結果をご報告させて頂きます!
信越化学工業は26日、2023年3月期の連結営業利益見通しを従来の9,400億円から9,950億円(前年比47.1%増)へ引き上げた。住宅建材向け塩化ビニール樹脂などの生活環境基盤材料、シリコンウエハー、フォトレジストなど半導体関連の電子材料の需要が引き続き堅調だったほか、塩ビ関連の価格転嫁が反映された。
通期営業利益見通しはIBESがまとめたアナリスト19人のコンセンサス予想の平均値9,513億円を上回った。
前回450円としていた今期の年間配当予想も500円(前期実績は400円)に引き上げた。
うおーーーー🔥🔥🔥
信越化学工業、相変わらずSUGEEE!!!!
さすが絶対王者!昨年からの勢いを殺さず最後まで爆走して駆け抜けるところまでが、王者の風格といいますか、絶大な信頼がありますね!
富士フイルム、日産化学、花王、三菱ケミカルホールディングス、三井化学、住友化学など、日本には多くの化学工業企業がありますが、この信越化学工業だけは別格です!
信越化学工業がある限り、日本の化学業界は大丈夫といっても過言ではないと思います!
さて、前置きはこの辺にしておいて早速王者信越化学工業の3Q決算を一緒に紐解いて見ましょう!
今回も凄すぎて資料をペタペタ貼っただけの記事で終わりそうですが、ライターの負担すら考慮しているのが信越化学工業の凄すぎる点の一つなのでしょうか。それでは行ってみましょう!
信越化学工業 2023年3月期3Q連結決算概況
過去の経営成績の推移
皆様も信越化学工業=最強の化学会社っていうイメージはお持ちかと思いますが、一応その凄さを視覚的にグラフで振り返ってイメージを持って頂いた上で通期の内容に入っていきたいと思いますので、下記のグラフをご覧くださいませ。
ご覧の通り、本業の儲けを表現する営業利益は前年2021年3月期は新型コロナウイルスの影響を受けて若干減益となりましたが、過去10年間を通じて凄まじい利益成長であることが見受けられます。
というか、22年3月期だけ7,000億円にタッチしそうな異次元で草。
そして、こちらが過去10年間にわたる最終利益の推移です。
最終利益はここ数年間は3,000億円クラスで推移しており、まさに死角無しといった最強企業であることがわかります。
というか、22年3月期だけこれまた異次元な営業利益となっていて異次元で草。
信越化学工業の凄さを視覚的なイメージを持って頂いた上で、通期概況について紐解いて参りましょう!
損益計算書
それでは、2023年3月期の3Qにおける連結損益計算書を見ていきましょう。
信越化学工業の2022年3月期の3Q実績は、下記の通り、売上高、営業利益、経常利益、ROE、ROA、一株あたり純利益EPSの全てのPL項目と配当金項目が前年を大幅に上回る驚異的な1Q決算であったことがわかります!
もうこれチートでしょw
当第3四半期連結累計期間(2022 年4月1日~12月31日)は、国際通貨基金 が経済成長率見通しを複数回下方修正し、予想だにしなかったことや「何十年ぶりの現象」という言われ方がなされる事態が多々起きました。インフレーションの沈静化を目指す金融政策が景気を下押しする一方で、様々な変化が世界経済を揺り動かして います。加えて、カーボンニュートラルの施策や経済安保ほかの産業政策が進みつつあります。
と言いつつも、
当社は、顧客との意思疎通を密に保ち、顧客にとって価値 ある製品の開発を急ぐとともに、揺るぎない品質の製品を安定供給し続けます。短期 的な変動・振幅を巧みに乗り切り、顧客と市場からの要望・需要に適時に応えられる よう、投資と開発を継続します。
と景気調整、インフレリスクなどの厳しい環境下に置かれつつも、うまく乗り切っていることを明言しており、このような危機、苦境を物ともせずに涼しい顔して平気で過去最高益を計上する信越化学工業のパフォーマンスは流石と言わざるを得ません。
セグメントベースで見て見ても、全事業セグメントにつき、前年と比較して驚異的な成長が見て取れます!
営業利益は前年+68.3%の8,082億円となります!!
圧倒的な力の差というのはこのことをまさに指すのですね笑
営業利益の中でも特に「生活環境基盤材料」セグメントと、「電子材料」セグメントの割合が今回も引き続き大きいのでこの両セグメントにつき、次章ではご説明申し上げます。
セグメント別営業利益
ここでは、2事業セグメントで信越化学工業の営業利益の8割以上を占めている「生活環境基盤材料」セグメントと、「電子材料」セグメントについて見ていきましょう!
「生活環境基盤材料」セグメント
「生活環境基盤材料」セグメントは、2023年3月期3Qは営業利益4,394億円と前年比2.1倍超と驚異的な伸びを記録しました!
塩化ビニルに関しては、世界的な景気後退の様相が市況に表れましたが、 2022年末に市況は概ね底打ちしました。その一方で、か性ソーダ市況 は底堅さを維持しました。
まぁ端的に申し上げますと、必需品であり世界シェアを有している信越化学工業は最強ということですね笑
「電子材料」セグメント
次に「電子材料」セグメントです。
「電子材料」セグメントは、2023年3月期3Qは営業利益2,433億円と前年+32.3%程度増と着実な利益成長を遂げました。
四半期業績の推移
それでは、先ほど申し上げました通り、「生活環境基盤材料」セグメントと、「電子材料」セグメントの両輪が軸となって大躍進を遂げた信越化学工業の3Q決算ですが、この累計四半期実績がどれくらい凄いものなのかを、四半期業績の推移を見て確認しておきましょう!
以下の通り、今回の3Q実績が過去の4四半期の中でも突出して抜きん出た実績であることがわかります!
四半期ベース当期利益が1,000億円を軽く超えることがデフォルト化した信越化学工業の圧倒的実力に何も申し上げる点がございません。
というかもうどの単Qも2,000億円も目前。
円安はあれどロシア危機とかいろいろ上期はあったんですけどね。
貸借対照表
次に、貸借対照表を見ておきましょう!
こちらも特に申し上げる点はございません。相変わらず素晴らしい財政状態です!
キャッシュ・フロー計算書
続きまして、念の為キャッシュ・フロー計算書です。
はい、圧倒的営業キャッシュフロー、そして、ますまず増加する株主還元を主とした財務キャッシュアウト
何も申し上げる点はございません。現場からは以上です。
今回は定期預金の解約があったんですね。後述しますようにさらなる株主還元政策を実行するためにキャッシュの準備をしたのでしょう。ただし、設備投資は前年以上の▲2,019億円も実行しておりますので健全なキャッシュマネジメントができているといえます。
信越化学工業 2023年3月期 業績予想
さて、それでは信越化学工業の2023年3月期の通期業績見通しを見ていきたいと思います!
信越化学工業の2023年3月期の通期業績見通しは、、、、
通期営業利益見通しはIBESがまとめたアナリスト19人のコンセンサス予想の平均値9,513億円を上回り、前年比47.1%増の過去最高の9,950億円を見込んでいると発表した。
草😂😂😂😂😂😂
2023年3月期 株主還元
さて、最後に株主還元について見ていきたいと思います。
先ほど申し上げました通り、2023年3月期の通期連結経常利益が10,200億円と2期連続で最高益を更新した信越化学工業。前回450円としていた今期の年間配当予想も500円(前期実績は400円)に引き上げた。
年間配当は前期比100円増の500円に増配
はいはい、凄すぎて何も言えませんよ。
5年前まで配当は140円と150円切っていたんですよ。
たった5年間で配当が500円にもなるとは。。。
さらに1Qで発表済みの従来約束の自己株式取得に加えて、
ストックオプション用に70億円上限の自社株買いも!
草😂😂😂😂😂😂
経営陣、幹部候補社員は従来以上に株式価値を意識して職務を全うすることになりますので、信越化学工業の株主重視経営が更に加速することを強く期待しております👍
そして最後に大ニュース!!!
なんと、1株につき5株の株式分割をすることが決定しましたので、4月1日から信越化学工業の株が本日株価17,585/5=3,517円で買える!!
これむっちゃでかいですよ!
新NISAの開始に伴いついに富裕層しか買えなかった信越化学工業の株が庶民でも買える時代が来ました😎
まとめ
最後にまとめですが、最強すぎて、褒めちぎって終わってしまった感が否めないのですがここら辺で〆させて頂きます。
過去5年間の上がり方は異常でここ1年は2万円を切っていて、一流企業には一流企業にしかわからない悩みがあるのかと思ってしまいます。
絶対王者、不敗神話である信越化学工業だからこそかなり高いマーケットからの期待に応えるべくかなりレベルの高い経営が求められるのでそれはそれで大変だなと。
ただし、これから株式分割しますし、個人投資家にも寄り添う信越化学工業の姿勢はますますマーケットから評価されますし今後の日本最強の企業の成長が楽しみでなりません!

いや〜22年度も絶対王者、不敗神話信越化学工業の経営から目が離せません!
信越化学工業は最強だ!
さて、2022年はコストプッシュ型インフレに端を発した昨今の円安より、大円安時代に突入しましたが、急激な利上げで反転することが想定されます。
三面等価の原則が成り立たない未曾有の事態に、将来の含み益ということで期待するのではなく現在のキャッシュフロー改善に目を向けるキャッシュフロー投資をポートフォリオに加えるべきです。
したがって、今後はポートフォリオに高配当日本株の銘柄を組み込むことをオススメし、その専用口座として松井証券の口座を開設することを強く進言申し上げます🙇♀️
松井証券は、日本株しか取り扱っていませんが、一日の約定代金50万円まで手数料ゼロ円です!!
なんと、SBI証券や楽天証券が約定ごとに課金されるのに対し、
松井証券だけは100万円まで無料です!!!

【引用】MINKABU THE INFONOID, Inc.様
当ブログでも何度も申し上げております通り、戦略銘柄と位置付けている三菱商事、三井物産が減損して再び買い増ししようと思った時、100万円までであれば少なくとも200株は買い増しできるわけですし、定期積立でもナンピンでもとにかく使い勝手が良いです!
円建てで高配当のキャッシュイン資産を構築することが必要ですし、その準備としても日本株専用の松井証券の口座を持つことは極めて意味があります!
銘柄のポートフォリオだけではなく、用途別の証券口座も複数持ってポートフォリオを構築すべきです!
松井証券は長い歴史を持つ証券会社でありながら、インターネット取引を最初に導入したり、常に革新的なアイデアを取り入れる証券会社です。
最大手SBI証券や楽天証券と競合してよりよいキャンペーンも定期的に行っているのが魅力的ですね!ぜひとも日本株証券口座=松井証券のということで解説を強くオススメします!
もしよろしければご覧になり、勉強して頂ければと思います!
家計簿PL、家計資産残高(BS作成)、企業の決算分析とこの資本主義社会を賢明に戦い抜く武器を身につけることができます!
これでも難しい方は初心者用としてこちらがオススメです!!
今月5月はいよいよ3末決算企業の通期決算発表シーズンであり私の本業発揮の時期です!高配当で魅力的な戦略銘柄中心に決算分析記事をご報告させていただきたく存じますので、引き続きさとり世代の株日記をご愛顧の程お願い申し上げます🙇♀️
2022年3月期分析企業記事
https://non-labor-dreamer.com/sogoshosha-004
長くなりましたが、今回もお付き合いくださりありがとうございました😊
また次回の記事でお会いしましょう〜
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