せーの、全員HAWKS もっともっともっと〜〜!!
どうも〜、シンディアです!
は〜い、皆さまありがとうございます、さて始まりました〜本日のさとり世代の株日記!
さて、本日は、化学業界の絶対的エース、絶対王者、信越化学工業について見ていきたいと思います!
もう本ブログでもこの日本のモンスター企業である信越化学工業については何度も取り扱って参りましたので、皆様も今更あえて説明することなくこの会社の凄さについては認識されていることと思っております!
昨年2022年3月期決算と2年前の2021年3月期の記事はこちら↓
本日の株式市場が閉まった15時より早速2023年3月期第1四半期決算が発表され、今回も相変わらず非常に良い決算であったということ、早速本稿にて1Q決算の分析結果をご報告させて頂きます!
信越化学工業は27日、2023年3月期の連結業績見通しを開示し、営業利益は前年比22%増の8,250億円を見込んでいると発表した。IBESがまとめたアナリスト20人のコンセンサス予想の平均値7,782億円を上回った。
同時に発表した4−6月期の営業利益は、前年同期比93.8%増の2,496億円だった。
うおーーーー🔥🔥🔥
信越化学工業、相変わらずSUGEEE!!!!
さすが絶対王者!昨年からの勢いを殺さず最後まで爆走して駆け抜けるところまでが、王者の風格といいますか、絶大な信頼がありますね!
富士フイルム、日産化学、花王、三菱ケミカルホールディングス、三井化学、住友化学など、日本には多くの化学工業企業がありますが、この信越化学工業だけは別格です!
信越化学工業がある限り、日本の化学業界は大丈夫といっても過言ではないと思います!
さて、前置きはこの辺にしておいて早速王者信越化学工業の1Q決算を一緒に紐解いて見ましょう!
今回も凄すぎて資料をペタペタ貼っただけの記事で終わりそうですが、ライターの負担すら考慮しているのが信越化学工業の凄すぎる点の一つなのでしょうか。それでは行ってみましょう!
信越化学工業 2023年3月期1Q連結決算概況
過去の経営成績の推移
皆様も信越化学工業=最強の化学会社っていうイメージはお持ちかと思いますが、一応その凄さを視覚的にグラフで振り返ってイメージを持って頂いた上で通期の内容に入っていきたいと思いますので、下記のグラフをご覧くださいませ。
ご覧の通り、本業の儲けを表現する営業利益は前年2021年3月期は新型コロナウイルスの影響を受けて若干減益となりましたが、過去10年間を通じて凄まじい利益成長であることが見受けられます。
というか、22年3月期だけ7,000億円にタッチしそうな異次元で草。
そして、こちらが過去10年間にわたる最終利益の推移です。
最終利益はここ数年間は3,000億円クラスで推移しており、まさに死角無しといった最強企業であることがわかります。
というか、22年3月期だけこれまた異次元な営業利益となっていて異次元で草。
信越化学工業の凄さを視覚的なイメージを持って頂いた上で、通期概況について紐解いて参りましょう!
損益計算書
それでは、2023年3月期の1Qにおける連結損益計算書を見ていきましょう。
信越化学工業の2022年3月期の1Q実績は、下記の通り、売上高、営業利益、経常利益、ROE、ROA、一株あたり純利益EPSの全てのPL項目と配当金項目が前年を大幅に上回る驚異的な1Q決算であったことがわかります!
当第1四半期連結累計期間(2022 年4月1日~6月 30 日)は、国際通貨基金ほかの主要な国際機関の予想を見る限り、世界の経済は岐路に立ったように思われます。景気循環的な調整とインフレ抑止のための条件を付さない金融引締が重なりつつある米国経済とゼロコロナ政策下の中国経済が、その主たる要因とされています。
と言いつつも、
当社は、経済や市場の変化・変動に俊敏にかつ巧みに対処していきます。顧客との意思疎 通を密に保ち、顧客にとって価値ある製品の開発を急ぐとともに、揺るぎない品質の製品を安定供給し続けます。その努力の結果として比較優位を保っていきます。
と景気調整、インフレリスク、中国情勢などの厳しい環境下に置かれつつも、うまく乗り切っていることを明言しており、このような危機、苦境を物ともせずに涼しい顔して平気で過去最高益を計上する信越化学工業のパフォーマンスは流石と言わざるを得ません。
セグメントベースで見て見ても、全事業セグメントにつき、前年と比較して驚異的な成長が見て取れます!
営業利益は前年+93.8%の2,496億円となります!!
圧倒的な力の差というのはこのことをまさに指すのですね笑
営業利益の中でも特に「生活環境基盤材料」セグメントと、「電子材料」セグメントの割合が今回も引き続き大きいのでこの両セグメントにつき、次章ではご説明申し上げます。
セグメント別営業利益
ここでは、2事業セグメントで信越化学工業の営業利益の4分の3以上を占めている「生活環境基盤材料」セグメントと、「電子材料」セグメントについて見ていきましょう!
「生活環境基盤材料」セグメント
「生活環境基盤材料」セグメントは、2023年3月期1Qは営業利益1,285億円と前年比2.9倍超と驚異的な伸びを記録しました!
塩化ビニルに関しては、需要は4月まで堅調に推移し、5月に入りアジア地域で調整が見られました。その一方でか性ソーダ市況は底堅さを維持しました。俊敏でかつきめ細かい販売に努め、工場の定期修理期間を除き、 米国シンテック社を始めとする全拠点でフル操業を継続しました。
まぁ端的に申し上げますと、必需品であり世界シェアを有している信越化学工業は最強ということですね笑
「電子材料」セグメント
次に「電子材料」セグメントです。
「電子材料」セグメントは、2023年3月期1Qは営業利益775億円と前年+36.6%程度増と着実な利益成長を遂げました。
昨年度大きく伸長した半導体市場は、当第1四半期もその勢いを継続しました。顧客からの強い需要に応えるべく、当社はシリコンウエハー、 フォトレジスト、マスクブランクス等の半導体材料を最大限出荷しました。希土類磁石は、中国のロックダウンや半導体不足による顧客の操業制限にも関わらず旺盛な需要があり、できうる限りの操業と出荷を行い ました。
不足が解消しないほど強さの続く半導体需要に対応すべく、信越化学工業は半導体シリコン、フォトレジスト、マスクブランクス等の半導体材料の最大限出荷を実行。
半導体等電子部品関連の出荷が堅調であることがわかります。
先日も申し上げました通り、オムロンの21年度決算でご報告させて頂きました通り、電子部品業界は好調です!
日本電産、TDKといった電子部品業界、半導体、電子部品を取り扱う日産化学、住友化学も1Q決算ではかなり好調でありますので、お時間ございましたら是非ともご覧ください!
四半期業績の推移
それでは、先ほど申し上げました通り、「生活環境基盤材料」セグメントと、「電子材料」セグメントの両輪が軸となって大躍進を遂げた信越化学工業の1Q決算ですが、この四半期実績がどれくらい凄いものなのかを、四半期業績の推移を見て確認しておきましょう!
以下の通り、今回の1Q実績が過去の4四半期の中でも突出して抜きん出た実績であることがわかります!
四半期ベース当期利益が1,000億円を軽く超えることがデフォルト化した信越化学工業の圧倒的実力に何も申し上げる点がございません。
というかもう2,000億円も目前。
円安はあれどロシア危機があった1Qの利益が最高って。。。
貸借対照表
次に、貸借対照表を見ておきましょう!
こちらも特に申し上げる点はございません。相変わらず素晴らしい財政状態です!

【引用】信越化学工業株式会社 2023年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) 2022年7月27日
キャッシュ・フロー計算書
続きまして、念の為キャッシュ・フロー計算書です。
はい、圧倒的営業キャッシュフロー、前年並みの投資キャッシュアウト、そして、ますまず増加する株主還元を主とした財務キャッシュアウト
何も申し上げる点はございません。現場からは以上です。
信越化学工業 2023年3月期 業績予想
さて、それでは信越化学工業の2023年3月期の通期業績見通しを見ていきたいと思います!
信越化学工業の2023年3月期の通期業績見通しは、、、、
営業利益は前年比22%増の8,250億円を見込んでいると発表した。またしても過去最高益。
草😂😂😂😂😂😂
2023年3月期 株主還元
さて、最後に株主還元について見ていきたいと思います。
先ほど申し上げました通り、2023年3月期の通期連結経常利益が8,400億円と2期連続で最高益を更新した信越化学工業。従来未定としていた今期の上期配当を225円(前年同期は150円)実施するとし、従来未定としていた下期配当も225円(前年同期は250円)実施する方針とした。
年間配当は前期比50円増の450円に増配
はいはい、凄すぎて何も言えませんよ。
5年前まで配当は140円と150円切っていたんですよ。
たった5年間で配当が400円にもなるとは。。。
さらに自己株式取得も実行するとのことです笑
さらに、1,000億円上限の自社株買いも!
草😂😂😂😂😂😂
全ての日本企業はこんな感じだったらいいんですけどねー棒
まとめ
最後にまとめですが、最強すぎて、褒めちぎって終わってしまった感が否めないのですがここら辺で〆させて頂きます。
過去5年間の上がり方は異常でここ1年は2万円を切っていて、一流企業には一流企業にしかわからない悩みがあるのかと思ってしまいます。
絶対王者、不敗神話である信越化学工業だからこそかなり高いマーケットからの期待に応えるべくかなりレベルの高い経営が求められるのでそれはそれで大変だなと。

いや〜22年度も絶対王者、不敗神話信越化学工業の経営から目が離せません!
信越化学工業は最強だ!
本日の報告は以上となります🙇♀️
さて、今後はコストプッシュ型インフレに端を発した昨今の円安より、大円安時代に突入することが想定されます。
そのような環境下では従来通り、米国株インデックスに思考停止のまま投資して良いのかよく考えるべきです。
三面等価の原則が成り立たない未曾有の事態に、将来の含み益ということで期待するのではなく現在のキャッシュフロー改善に目を向けるキャッシュフロー投資をポートフォリオに加えるべきです。
したがって、今後はポートフォリオに高配当日本株の銘柄を組み込むことをオススメし、その専用口座として松井証券の口座を開設することを強く進言申し上げます🙇♀️
松井証券は、日本株しか取り扱っていませんが、一日の約定代金50万円まで手数料ゼロ円です!!
なんと、SBI証券や楽天証券が約定ごとに課金されるのに対し、
松井証券だけは100万円まで無料です!!!

【引用】MINKABU THE INFONOID, Inc.様
当ブログでも何度も申し上げております通り、戦略銘柄と位置付けている三菱商事、三井物産が減損して再び買い増ししようと思った時、100万円までであれば少なくとも200株は買い増しできるわけですし、定期積立でもナンピンでもとにかく使い勝手が良いです!
コストプッシュ型インフレ、大円安時代を生き残るためには、この円安の時期にドルを買って米国株を買うだけが全てではありません。きちんと円安の時は円建てで高配当のキャッシュイン資産を構築することが必要ですし、その準備としても日本株専用の松井証券の口座を持つことは極めて意味があります!
銘柄のポートフォリオだけではなく、用途別の証券口座も複数持ってポートフォリオを構築すべきです!
松井証券は長い歴史を持つ証券会社でありながら、インターネット取引を最初に導入したり、常に革新的なアイデアを取り入れる証券会社です。
最大手SBI証券や楽天証券と競合してよりよいキャンペーンも定期的に行っているのが魅力的ですね!ぜひとも日本株証券口座=松井証券のということで解説を強くオススメします!
もしよろしければご覧になり、勉強して頂ければと思います!
家計簿PL、家計資産残高(BS作成)、企業の決算分析とこの資本主義社会を賢明に戦い抜く武器を身につけることができます!
これでも難しい方は初心者用としてこちらがオススメです!!
先月5月は3末決算企業の通期決算発表シーズンであり私の本業発揮の時期でした!
高配当で魅力的な戦略銘柄中心に決算分析記事をご報告させていただいておりますので、引き続きさとり世代の株日記をご愛顧の程お願い申し上げます🙇♀️
2022年3月期分析企業記事
https://non-labor-dreamer.com/sogoshosha-004
https://non-labor-dreamer.com/kddi-corporation-2021fy
長くなりましたが、今回もお付き合いくださりありがとうございました😊
また次回の記事でお会いしましょう〜
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