大手人材『リクルートホールディングス』の今後の株価を予想する

リクルートホールディングス 株価

リクルートホールディングスは、皆様もよくご存知の企業だと思います。

皆様が就職活動するときに「リクナビ」を利用しましたよね。

リクルートホールディングスは、私たちの様々な生活で目にすることが多い求人広告、人材派遣、販売促進などのサービスを手掛ける大手人材企業です。

ゼクシィ、SUUMOに、indeedといった人材ビジネスを手掛けるリクルートホールディングスの株価分析と今後の見通しについて分析していきます。

3つの事業ポートフォリオ メディア&ソリューションSBUが収益の柱

 

リクルートホールディングスは3つの事業ポートフォリオで構成されており、後述する通り、中でもメディア&ソリューションSBUが収益の柱となっております。

HRテクノロジーSBU

メディア&ソリューションSBU

人材派遣SBU

連結EBITDAは増収増益 メディア&ソリューションSBUが収益の柱

下記は、リクルートホールディングスの過去4年間における収益ポートフォリオ別の連結EBITDAの推移です。

4年間一貫して増収増益となっております。

そして、この増収増益はメディア&ソリューションSBU事業による貢献が大きいことが分かります。

半分以上は、メディア&ソリューションSBU事業で占められていることが分かります。

今後は、HRテクノロジー事業と、人材派遣事業の育成を通じて、リクルートホールディングス全体の収益ポートフォリオの拡充が求められます。

* EBITDA:営業利益+減価償却費及び償却費±その他の営業収益・費用

財政状態は良好 現状問題ない 堅固な財政基盤

さて、続いてはリクルートホールディングスの財政状態を見てみましょう。

自己資本比率は過去3年間で約55%台を推移しております。

有利子負債も年々減少しており、借入金などを返済して確実に財政基盤を健全化していくリクルートの姿が見て取れます。

現状、特に問題ないです。

リクルート 有利子負債 自己資本比率
億円 2016年 2017年 2018年
有利子負債 2,123 1,831 1,621
自己資本比率 53% 53% 55%

キャッシュ・フロー政策も特に問題なし

さて、続いてはリクルートホールディングスの過去6年間の連結キャッシュ・フロー計算書を分析していきます。

営業キャッシュ・フロー、現金等残高は過去6年間プラスで推移しております。

2018年の現金及び現金同等物期末残高は過去6年間で最高となっており、キャッシュリッチな状態を実現していることが分かります。

一方、

投資キャッシュ・フローも過去6年間一貫してマイナスとなっており、次世代人材ビジネスを育成していく誠実な姿勢を垣間見ることができます。

リクルート 連結キャッシュフロー
連結キャッシュフロー計算書(億円)  2013年度  2014年度  2015年度  2016年度  2017年度  2018年度
 営業活動によるキャッシュフロー 1,261 1,374 1,625 1,421 1,941 2,769
 投資活動によるキャッシュフロー -487 -803 -1,096 -2,142 -659 -2,046
 財務活動によるキャッシュフロー -929 625 -535 1,105 -831 -685
 現金及び現金同等物期末残高 1,871 3,131 3,103 3,456 3,898 4,029

当期利益も順調 ROEは驚異の約20%へ到達

さて、続いてはリクルートホールディングスの過去3年間の当期利益、ROA、ROEを分析していきます。

どの指標も増加しているので高く評価できるのですが、ROEに関しては別格です。

2018年のROEは驚異の約20%に到達し、リクルートの経営効率性の高さを改めて再認識させられました。

素晴らしいです。

リクルート 当期利益 ROA ROE
億円 2016年 2017年 2018年
当期利益 854 1,517 1,743
ROA(総資産利益率) 6.57% 10.03% 10.49%
ROE(自己資本利益率) 11.09% 18.88% 19.35%

6年連続増配 配当メリットは十分にある 評価できる株主還元策

今まで申し上げてきました通り、リクルートホールディングスは経営成績、財政状態、キャッシュ・マネジメントの全ての点において、極めて高いパフォーマンスを発揮している優良企業であることを申し上げました。

次に、その稼いだキャッシュをきちんと株主に還元されているかどうかについてみていきます。

こちらの図をご覧ください。

過去6年間にわたってリクルートホールディングスが支払い続けてきた配当金の推移です。

御覧の通り、6年連続で増配を行っております。

そして、2019年はさらに増配を行い、1株30円の支払い配当金を計画しております。

今後も増配は続きそうですし、ますますリクルートの配当政策からは目が離せません。

業績を見ると今の株価は妥当 下落時に買う戦略

リクルートホールディングスの株価は2019年11月1日時点で3,622円となっています。

順風満帆な昨今の業績を鑑みると妥当な株価水準です。

過去1年間を振り返ってみても今は高い株価水準に位置しておりますし、投資家からの期待も高いですね。

現在、PERは現在34.79倍程度、PBRは6.36倍程度となっています。

PBRが1倍をはるかに超えておりますので、投資家からの強い期待が織り込まれた株価が今の株価であると言えます。

日本屈指の大手人材企業ですし、業界ごとに手持ちの株式ポートフォリオを組むのであれば迷うことなく私はリクルートも入れます。

故に買うことは買うのですが、今の株価で買うかどうかは正直微妙です。

いまはしっかりとお金を貯めることに専念して、株式市場の乱調時にリクルートの株価が不可抗力的に下落したときに買うのが得策でしょう。

なお、配当利回りは0.77%となっております。

今後も増配が期待されますので、資産株として、人材企業株の一つとして強くお勧めしたいです。

リクルートホールディングス 株価

まとめ

リクルートホールディングスは、あらゆる企業分析の観点から考察しても優れている企業であることを述べました。業界ごとに1銘柄ずつ所有する株式ポートフォリオを構築するのであれば、人材関連企業として、迷わずリクルートをお勧めするのは言うまでもありません。

PBRがこんなに高いのも市場関係者からの期待が高いことの証拠です。

ではいつ買うか?

先ほど申し上げました通り、原因不明だが株式市場の乱調で、日本株式市場全体が大幅に値下がりするときがあります。

そういう緊急事態の時に、ぜひともリクルートの株式を取得していただきたいと思います。

タイミングを見計らって、買う!

ことが大事です。

リクルートは、是非とも100株くらいは持っておいてほしい銘柄の一つです。

以上、リクルートホールディングスの株価分析と今後の見通しについての分析でした!

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