オリックス 2021年3月期決算を徹底解説!

オリックス 2021年3月期決算を徹底解説! さとり世代の株日記 資産運用

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福岡ソフトバンクホークス 柳田悠岐外野手

本日のさとり世代の株日記は、投資家の中でも高配当と安定性で人気の高いオリックスについてご報告申し上げます!

オリックスというと野球のオリックスバファローズも有している企業です。

でも、いったい何やっているのかわからない方も多いと思いますので、下記をご覧くださいませ。

金融とモノを軸にその時代ごとにニーズの事業を展開していく総合ファイナンス企業です。

上記の様々な事業展開をした中で、現在のオリックスの事業構成は下記の通りです。

あくまで、金融企業という軸はあるものの、多数異業種に展開しており、その様相はまるで総合商社(三菱商事伊藤忠商事三井物産住友商事丸紅豊田通商、双日)のようですね。

どのセグメントでも概ねバランスのとれた利益構成となっており、このポートフォリオの強さが新型コロナウイルスで大打撃を受けた2021年3月期でも大活躍したみたいです。

それでは早速、オリックスの2021年3月期の経営成績について見ていきましょう!

オリックス 2020年度実績・2021年度見通し

2021年3月期業績総括

まずは、ざっくりと2021年3月期の業績総括です。

2021年3月期はオリックスも他の業種同様、新型コロナウイルスの影響を受けて当期利益2,000億円割れの1,924億円と厳しい決算となりました。

ROEも4年連続10%台をキープしていましたが、6.4%と大きく落ち込んでしまいました。

しかし、そこまで悲観する必要はございません。

上記で赤枠でマーキングさせていただきました通り、第2四半期を底にそれ以降は順調に利益回復の兆候が見られているのです。

セグメントごとにこの回復の状態を見ていきましょう。

下記にもお示ししました通り、確かに第2四半期の▲270億円を底に徐々に回復していっている様子が見受けられます。

2021年3月期セグメント利益・資産

次に、通期セグメント利益ベースで2021年3月期の経営成績を振り返っていきましょう!

セグメント利益でも、2021年3月期は3,189億円と4年連続キープしていた4,000億円台を割って大幅な減益となりました。

しかし、下記赤字で示しました通り、ベース利益に関しては、コロナ影響を鑑みなければざっくり増益であったことと、売却益においてもコロナ禍という未曾有の事態でありながらも会社が想定していた水準での結果を出したことが述べられております。

そして、セグメント利益は2021年3月期が終盤に差し掛かってくるとますます、回復の様子を見ることができます。

四半期ベースでのセグメント業績がこちらです。

赤字でお示ししました通り、2Qを底にどんどん業績を回復させ、最後の4Q四半期には875億円と2021年3月期の各四半期の中で最も大きな利益を上げて、来期への期待をさせる形で仕上げました。

そして、損益面ではなく、資産面でも確実にコロナ禍が終わった後のビジネス環境を見据えてオリックスの経営体質の強化がなされていることがわかります。

下記の通り、環境エネルギーといった脱炭素、ESG投資といった昨今のビジネス環境で求められる経営資産を2021年3月期の間に蓄積したことがわかります。

これも大きく期待できる点です。

2021年3月期 振り返り

それでは、2021年3月期の総括と、来期の経営見通しを見ていきましょう。

2021年3月期は減益とはなりましたものの、上半期が終わった時点で発表した中間決算時の当期純利益1,900億円は上回る形での仕上がりとなりました。

そして、来期は、2020年3月期の3,000億円規模にまでは届かないものの、2,500億円の計画を打ち出しております。

ここで着目すべき点は、経営成績では減益となっているものの、中間発表の時に宣言した通りの配当を行なっている点です。

中間決算発表時に、「1株あたり76円もしくは配当性向50%のいずれか高い方」と宣言しておきながら、きちんと期末で減配などがなく78円で配当を出したのは流石です。

配当については後ほどご説明させて頂きますが、キャッシュ面で減配がないことは一定の安心感を得られます。(実は今期は減配どころか増配なのでここも高く評価できます)

今期以降の見通し

さて、配当面でもマイナス材料がないことを確認できたところで来期以降の経営見通しについて見ておきましょう。

2021年3月期は残念ながら減益となり、下記の通り、経営成績的には谷となってしまいましたが、きちんと来期以降巻き返し、V字回復する見通しを打ち出しております。

上の面積図をご覧いただくとわかるのですが、来期以降は「事業・投資(コロナ影響大)」のポーションが減っていきながら中長期的に当期利益4,000億円を目指していく方針が見て取れます。

オリックスにとっても、2021年3月期は経営成績的には谷であったものの、今後の事業環境に適したビジネスを正しく取捨選択して経営資源の組み替えを図った良い年であったとポジティブな見方からは言えるでしょう。

その最たる例が下記の環境エネルギービジネスです。

総合商社(三菱商事伊藤忠商事三井物産住友商事丸紅豊田通商、双日)が再生エネルギーに注力しているように、オリックスもクリーンエネルギーが今後のビジネスのカギを握るとして主力事業として育成していく計画を発表しております。

そして、先日7月20日に日経新聞にて報道された通り、オリックスは国内外で再生可能エネルギー関連の投資を拡大するとしております。

再生エネルギー開発事業者のM&A(合併・買収)や発電設備の新規開発を通じ、運用資産を今後5年間で2倍の1兆円規模にするという総合商社顔負けのアグレッシブな方針を打ち出しました!!!

買収した欧州の開発事業者と資産運用会社が連携し、インフラファンドの立ち上げも検討するなど柔軟な施策を検討しており、世界的に脱炭素に向けて再生エネルギー電源への需要が高まるなか、戦略分野と位置づけて投資を加速するとしております。

こうやって、今後注目される市場に対して積極的にアプローチする姿勢はかなり評価できますね🤗🤗

株主還元

来期以降の株主還元政策について見ておきましょう。

正直、2021年3月期ですら増配をしたのがすごいと思うのですが、来期も増配とまではいかなくても据え置きの78円を計画しております。

自社株買いも500億円分行うとし、総配当性向は57%と50%を超える形での株主還元を計画しております。

航空のJALANA、鉄道のJR東海JR東日本といった無配や大幅な減配は無いし、来期以降復活の青写真が描けているオリックスは安心して見守ることができます。

来期の経営成績の回復が楽しみです。

まとめ

最後に、オリックスの現在の株価を確認しておきましょう。

オリックスの株価は紆余曲折を経ながらも過去5年間で+30%程度の上昇を見せております。

新型コロナウイルス感染症が始まったばかりは他社同様暴落しましたが、本稿で申し上げてきました通り、2Q以降、徐々に業績を回復していくに従って、株価も回復していく様子がわかります。

先ほど申し上げました7月21日の再生エネルギーに今後5年間で1兆円投資する発表をした時には急騰し今は落ち着いたという感じですね。

オリックス 2021年3月期決算を徹底解説! さとり世代の株日記 資産運用

まぁ、それにしても配当利回り4%はやはり高配当銘柄として非常に嬉しいですね!

これで、再生エネルギーといった脱炭素社会への適合政策も積極的に推進してくれているので心強いです!

新型コロナウイルスの影響を受けて減益とはなったものの、その影響は軽微でしたし、回復力も2021年3月期中に見せてきましたし、キャッシュ面でもそこまで不安視する材料は見受けられませんでした。

この銘柄も個人的には海外駐在から帰任した際には真っ先に買いたい銘柄の一つと位置づけておりますので、今後も本ブログで四半期ベースで解析しご報告させて頂きます。

以上です!

それではまたお会いしましょう!

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