せーの、全員HAWKS もっともっともっと〜〜!!
どうも〜、シンディアです!
は〜い、皆さまありがとうございます、さて始まりました〜本日のさとり世代の株日記!
さて本日は、コロナで大打撃を受け、なんとか復活を試みる、東京ディズニーランド擁するオリエンタルランドの決算について解説させていただきます!
オリエンタルランドの2020年度および2021年度1Q決算はこちら
先日、JR東海が2021年度も赤字転落でまだまだ人流ありきのビジネスであるエンターテイメント業界と近い鉄道、航空業界が苦境に直面しているのは周知の通りです。
JR東日本、JAL、ANAと名だたる企業も未だに活路を見出せずにおります。
オリエンタルランドも2021年度も緊急事態宣言下がほぼ日常化した中、外出自粛により休園を余儀なくされて、開園以来、引き続き厳しい1年が続く形となってしまいました。
東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドが27日発表した2022年3月期連結決算は、最終利益が80億円(前期は541億円の赤字)だった。1月時点では最終赤字を予想していたが、入園制限の緩和で来場者数が想定よりも増え、黒字に転換した。
2023年3月期の連結業績予想では売上高を前期比47.9%増の4,079億円、最終利益を約4.3倍の352億円と見込んだ。ただ、コロナ禍前の19年3月期の水準には遠く、本格的な回復にはいたらない見通し。
今期も4月以降も緊急事態宣言が日常化する中、厳しい経営を強いられるオリエンタルランドは今季まさかの赤字回避で、来季こそは実力ベース安定感を持って復活の黒字を誓っております!それでは早速オリエンタルランドの2021年度経営成績について一緒に見ていきましょう!

【引用】シネマカフェ様
オリエンタルランド 2022年3月期決算
2022年3月期決算 概要
最初にざっくりと、2021年度のパークのオペレーションについて見ていきましょう!
ご覧の通り、緊急事態宣言、まん延防止等重点措置が取られた中での厳しいオペレーションを強いられており、前年度に引き続きなんとかディズニーを楽しんでもらう体験価値や、損益計算書の一番上である売上を拡大する政策を模索する日々が続きました。
2022年3月期決算 損益計算書
次に、オリエンタルランドの経営成績について見てまいります。
オリエンタルランドの2022年度3月期決算は、
営業利益77億円(前年差+537億円)
経常利益112億円(前年差+604億円)
当期利益80億円(前年差+622億円)
いや、赤字じゃなくて黒字化しているじゃないですか笑!
理由は後述致しますが、1−3月の来園数が想定を上回ってまさかの3Q決算時に公表した赤字転落を避けられた模様。
JR東海も赤字転落であり、分析中ではございますが、ANAも赤字転落です。
空運、陸運よりも先にオリエンタルランドが先に黒字転換復活するとは。
日本人にとって真の意味でのインフラは、ディズニーであったということですね笑
中核事業のテーマパーク事業の売上高2,185億円についての詳細を見て見ましょう。
昨年に比べてwith コロナが定着して、来園数および顧客単価の上昇が売上増に貢献しました。
この売上増というのが、前期特別損失で計上していた費用が営業利益ベースで計上されて利益を圧縮されたものの、それ以上の余裕があったということで営業黒字となりました。
そして、次にテーマパーク以上にオリエンタルランドの2021年度を支えたのがホテル事業です。
営業利益62億円であり、全体の営業利益77億円の大半を占めているので、来園数が増えて、来園者がそのままホテルに宿泊するというビジネスモデルを構築していなかったら実現しなかった黒字化と言えますね。
そしてこれが、3Q決算発表時にも想定していなかった嬉しい誤算なのですが、
まさかの3月以降規制が緩和されて3月単月の収支が圧倒的改善となり、営業黒字化、最終黒字化をなんとか2021年度は実現した形となります🤗
1月発表では、▲62億円の営業赤字、および▲58億円の最終赤字と見込んでいましたが嬉しい誤算!
それでは来期はオリエンタルランドは完全復活なるのでしょうか!?
早速見てみましょう!
オリエンタルランド 2023年3月期見通し
2023年3月期 業績予想
2023年3月期のオリエンタルランドの経営見通しは、下記の前提の上で、昨年と異なり、きちんと定量的に公表しております。
昨年は、新型コロナウイルスへの業績への影響が未知数過ぎて、「現時点での業績予想の策定が困難であるため未定としております」でしたからね。
3月の緩和が引き続き継続し、今後も来園者が期待できるとし、
2021年度の立役者であったホテル事業”東京ディズニーリゾート”全体で付加価値の高いビジネスを展開していくとしております!
次に、オリエンタルランドの経営見通しについて見てまいります。
オリエンタルランドの2023年度3月期決算は、
営業利益502億円(前年差+425億円)
経常利益506億円(前年差+393億円)
当期利益352億円(前年差+271億円)
まぐれではなく完全復活黒字を目指しております!
そして、下記が株主還元ですが、2021年度はまさかの黒字転換ということで2円増配し、来期22年度は上記の通り完全復活を遂げるということでこれまた2円増配の年間30円という見通しです。
いや、完全復活で2円って渋くね?ケチじゃね?
仰る理由はわかります。しかし、オリエンタルランドは今はとにかく金が必要なのです。
それが下記の投資額と償却費です。
来期も1,229億円と21年度以上に投資することになっておりますし、償却も476億円と重くのしかかります。
償却は利益を圧縮するだけでキャッシュには影響しませんが、常にメンテナンス的な意味での設備投資が必要となるオリエンタルランドにいかに負担になっているかにはわかる材料となっております。
最後に
最後にオリエンタルランドの現在の株価を見ておきましょう。
意外にも、過去20年間で今のオリエンタルランドの株価は最高値のゾーンに位置しておりましたが、今回の決算を受けて2万円割れとなっております。
新型コロナウイルス下でも株価は上昇傾向にあり、業績とは相関関係のないディズニーブランドというか不思議な力が作用しているように思えましたが、現時点では一旦下落となります。
まぁ強いていうならば、配当の上昇部分が足りないということでしょうか。

オリエンタルランドは設備投資のみならず、地震対策用にキャッシュを用意しておかねばならなかったり難しい事情があるのはわかるのですが、マーケットの評価はシビアですね。
ミッキーとミニーが満開の笑顔になれるよう、1日でも早く新型コロナウイルスが収束してオリエンタルランドの経営が完全復活するのを祈っております。
今後も当ブログでは四半期決算ごとにオリエンタルランドは重要チェック銘柄としてwatchしていく所存ですので、引き続き決算分析、報告をさせていただきます。
頑張れオリエンタルランド!復活するんだ!夢の国!
みんなディズニーファンは待っている!!
ありがとうございました!
本日の報告は以上となります。
さて、今後はコストプッシュ型インフレに端を発した昨今の円安より、大円安時代に突入することが想定されます。
そのような環境下では従来通り、米国株インデックスに思考停止のまま投資して良いのかよく考えるべきです。
三面等価の原則が成り立たない未曾有の事態に、将来の含み益ということで期待するのではなく現在のキャッシュフロー改善に目を向けるキャッシュフロー投資をポートフォリオに加えるべきです。
したがって、今後はポートフォリオに高配当日本株の銘柄を組み込むことをオススメし、その専用口座として松井証券の口座を開設することを強く進言申し上げます🙇♀️
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なんと、SBI証券や楽天証券が約定ごとに課金されるのに対し、
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【引用】MINKABU THE INFONOID, Inc.様
当ブログでも何度も申し上げております通り、戦略銘柄と位置付けている三菱商事、三井物産が減損して再び買い増ししようと思った時、100万円までであれば少なくとも200株は買い増しできるわけですし、定期積立でもナンピンでもとにかく使い勝手が良いです!
コストプッシュ型インフレ、大円安時代を生き残るためには、この円安の時期にドルを買って米国株を買うだけが全てではありません。きちんと円安の時は円建てで高配当のキャッシュイン資産を構築することが必要ですし、その準備としても日本株専用の松井証券の口座を持つことは極めて意味があります!
銘柄のポートフォリオだけではなく、用途別の証券口座も複数持ってポートフォリオを構築すべきです!
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もしよろしければご覧になり、勉強して頂ければと思います!
家計簿PL、家計資産残高(BS作成)、企業の決算分析とこの資本主義社会を賢明に戦い抜く武器を身につけることができます!
これでも難しい方は初心者用としてこちらがオススメです!!
先月5月は3末決算企業の通期決算発表シーズンであり私の本業発揮の時期でした!
高配当で魅力的な戦略銘柄中心に決算分析記事をご報告させていただいておりますので、引き続きさとり世代の株日記をご愛顧の程お願い申し上げます🙇♀️
2022年3月期分析企業記事
https://non-labor-dreamer.com/sogoshosha-004
長くなりましたが、今回もお付き合いくださりありがとうございました😊
また次回の記事でお会いしましょう〜
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