せーの、全員HAWKS S15〜〜!!
いや〜昨日は途中までオリックスに1点差をつけていたのに、最後に逆転されて悔しい連敗となってしまいました泣
今日は18時からスチュワートJr.選手!是非とも頑張ってください!
クライマックスシリーズ進出に向けてこれ以上の連敗は避けたいところです!
どうも〜、ネオコンです😊
は〜い、皆さまありがとうございます、さて始まりました〜本日のさとり世代の株日記!
本日は経営学でも習った「選択と集中」を見事実行し、経営事業ポートフォリオの組み換えが成功しそうな優良企業である「オリンパス」の2021年度1Q決算について見ていきたいと思います!
以前、2020年度決算についてまとめましたので、下記をご覧くださいませ。
オリンパスといえば不振が連続していたデジタルカメラなどの映像事業を昨年日本産業パートナーズ(JIP、東京・千代田)に売却しました。
そして、2021年2月には国内従業員の約6%に当たる844人が早期退職制度の募集に応じたとされております。
この映像事業を売却して内視鏡事業を主力とするNo.1メドテック企業を目指すオリンパスの2021年度は大幅な増収増益見通しを打ち出しております!
オリンパスの2022年3月期の業績予想は、
営業利益1,260円(前年差+440億円)過去最高
当期利益890億円(前年と比べて約4倍)過去最高
果たしてこの計画を遂行すべく、オリンパスはいいスタートを切ることができたのでしょうか!?
それでは、早速オリンパスの2021年度1Q決算を見ていきましょう!
オリンパス 2021年度1Q連結決算概況
2021年度1Q 損益計算書
オリンパスの2021年度1Q決算ですが、下記ハイライトの通り、最強決算であることが書かれておりますね!
1Qの営業利益が過去最高で、それを受けて1Qの段階で通期業績予想を上方修正して、通期営業利益、通期純利益を過去最高益達成を見込む
いや〜マジきました!最高決算!さすがグローバルメドテックカンパニーです😭😭😭😭
オリンパスの2021年度1Q決算ですが、定量的には下記の通りです!
営業利益276億円(前年比+645%)過去最高
当期利益187億円(前年+214億円)
いや〜昨年は、事業構造改革費がかさんで営業利益が凹んでしまったのですが、今年はフル回転っていう感じの損益ですね!
企業活動ごとの増減分析はこちらですが、本業の販売増減で圧倒的なプラスとなっておりますので、しっかりと本業で稼ぎ切っていることがわかりますね。
それではこの大躍進の営業利益276億円をセグメントベースで分解して解析してみましょう!
営業利益276億円のうち、内視鏡が227億円、治療機器が141億円となっておりますので、この2セグメントが成長の両輪として機能しているのがわかります。
この2つを軸に見てみましょう!
内視鏡事業
まずは主力で十八番の内視鏡事業です!
主力の消化器内視鏡事業が、為替影響調整後1Q成長率38%を遂げたので、主力の伸びがそのまま内視鏡事業全体の大躍進に繋がったと言えるでしょう。
治療機器事業
続きまして順主力である治療機器事業です!
全体売上高の中で高いポーションを占める消化器科、泌尿器科の症例数が回復傾向にあることがプラスに伸びております。
個人的には、カメラ事業から撤退して、会社一丸となって「医療」一本で事業に集中できるようになったのが大きいのかなと思います。
2021年度1Q 貸借対照表
かなり好調な経営成績がオリンパスの財政状態にどう影響したのかをみていきましょう!
M&Aの結果ののれんの増加は気になりますが、自己資本比率も横ばいで特段懸念する点は無いでしょう。
引き続き、自己資本比率はまずは40%を超えるように見守っていきたいです。
2021年度1Q キャッシュ・フロー計算書
そして財務3表最後のキャッシュ・フローについてもみておきましょう。
いい感じですね。本業の営業キャッシュ・フローも増加しておりますし、先ほど申し上げましたM&Aでキャッシュを使ったため、将来投資のための投資キャッシュ・フローがマイナスとなっており、積極的にキャッシュを使っている様がみて取れます。
財務キャッシュ・フローも減っていることから昨年から増加した借入金の返済など、きちんと自己資本比率を上げるだけのことはしていることがわかりますね。
オリンパス 2021年度通期連結決算概況
2021年度通期 損益計算書
それでは、圧倒的な成長を見せてくれたオリンパスの2021年度1Q決算ですが、通期はどうなったかをみていきましょう!
下記ハイライトの通り、なんと上方修正することを発表しました!!!
営業利益1,400億円(前回見通し+140億円)過去最高
当期利益1,010億円(前回見通し+120億円)過去最高
いや〜素晴らしい!
不採算事業のカメラを切ってから、まさかここまで教科書通りに「選択と集中」が綺麗に決まるとは!?
富士フイルムが昔フイルムカメラからデジタルカメラに世の中が変わるときに、医療材料事業で見事に生まれ変わった時を想起させますね。
で、この上方修正された後の営業利益1,400億円をセグメント別にみてみると、どの事業セグメントも5月の通期発表数字よりも上振れした数字となっていることから、主力の内視鏡に頼らずともバランスよく稼げる体質がより一層浸透していることがわかりますね。
2021年度通期 プロダクト・パイプライン
オリンパスの魅力は足元の損益だけにとどまりません。
投資キャッシュ・フローをふんだんに1Q投下したことからわかるように、将来ビジネスへの種まきも積極的です。
今後開発されていくプロダクト・パイプラインについても焦点を当てて参りましょう!
得意の内視鏡事業は、消化器内視鏡、外科内視鏡ともにグローバルでの開発を計画しておりますし、
第2の主力である治療機器事業に関しても、Veran Medical社とのシナジーを大事にして、オープンイノベーションでよりR&Dを加速させるとのことです!
全ては、全社的スローガンとして掲げている「グローバル・メドテックカンパニーとしての深化」
この一言のためにオリンパスは毎日尽力しているわけですね。
まとめ
最後にオリンパスの最新株価を確認してまとめとさせていただきます。
ここ5年間は映像事業の赤字が利益を押し下げていて株価は1,000円台を推移する暗黒期でしたが、撤退を表明した2020年から上昇し、今は2,500円代が見えてきました。

情がある映像事業とはいえ、経営にマイナスだという赤字という客観的事実があれば売却して、「グローバル・メドテックカンパニー」という新たな目指すべきあるべき企業像を打ち出して経営の抜本的改革を行うのは素晴らしいと思います。
2022年3月期は過去最高となる営業利益、当期利益を打ち出して、「グローバル・メドテックカンパニー」の深化を目指すオリンパスの躍進から目が離せません!
今後も当ブログにて定期的に4半期決算ベースでオリンパスの2022年3月期の業績進捗については確認して定期的にご報告させていただきます!
11月が2Q決算ですが、1Qで過去最高となる営業利益、当期利益と打ち出したオリンパスが早速上方修正した通期見通しに対してまたしても爆益計上なるか!?
以上、「選択と集中」戦略が奏功か!?復活したオリンパスの2022年3月期1Q決算および通期見通しについての報告でした!
11月の2Q決算発表もかなり期待しております!
それではまたお会いしましょう!
今回の報告は以上です。
それでは皆様最後にご唱和ください!
せ〜の、全員HAWKS、S15〜!!鷹く〜!!🦅🦅🦅
今日の相手の先発は強敵山本投手ですが、絶対に勝って連敗脱出しますよ!
またお会いしましょう〜!
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