TOPIX Core30銘柄 配当性向58.6%『NTTドコモ』の今後の株価を予想する

NTTドコモ 株価

NTTドコモは、皆様ご存知のスマートフォン、携帯電話で有名は会社です!

日本人であればだれでも知っていますよね!

ホワイト企業、株式配当でも手厚い優良企業としても有名です。

今日はそのNTTドコモの株価分析と今後の見通しについて分析していきます。

通信事業を核とした収益ポートフォリオ

下記は、2018年のNTTドコモの収益ポートフォリオ別営業利益です。

皆様のご想像通り、通信事業が営業利益の85%を占めていることが分かります。

今後は、スマートライフ事業やその他の事業の育成を通じて、収益ポートフォリオの拡充が求められますね。

営業利益は6年連続増加中 綺麗な右肩上がりグラフを描く

それでは、NTTドコモの近年の経営成績を見ていきましょう。

2014年から一貫して営業利益は増加しておりますので問題なさそうです。

しかし、2019年には減益となり、営業利益は8,300億円になると予想されております。

次章でこの点、詳細申し上げます。

2019年の営業利益減は顧客還元策によるもの 将来を見通すと問題なし

ドコモは、2019年6月に新料金プラン「ギガホ」「ギガライト」の提供を開始したのは皆様記憶に新しいかと覆います。

この新料金プランを含むお客さま還元策を強化することにより、ドコモは約2,000億円の利益への影響が発生する

と見込んでいます。

この顧客還元政策を実施することによる一時的な減益であることがお分かりいただけるかと思います。

そして、この減益2,000億円は以下の政策で埋め合わせると発表しております。

・以前導入されていた通信料金を値引く「月々サポート」が廃止になる

・魅力的なコンテンツの利用促進によるアップセル、フィーチャーフォンからスマートフォンへの移行推進などの取組みを実施

これらを実行することにより、既存の顧客基盤をより一層強化することにつながり、通信事業の利益回復はできると説明しております。

そして、デジタルマーケティングの推進や、5Gビジネスなどのビジネスを創出することにより、

2021年度に営業収益5兆円、2023年度には営業利益9,900億円の達成をめざすと宣言しております。

一時的な減益はきちんと新しいテクノロジーを利用した政策できちんと利益を取り戻していけると力強く言っておりますので信用できそうですね。

財政状態は非の打ち所がない 完璧

さて、続いてはNTTドコモの財政状態を見てみましょう。

自己資本比率は過去3年間で約75%台を推移しております。

D/Eレシオは0.01倍でほぼ無借金経営を実行していることが分かります。

財政状態に関しては、日本屈指の超安定企業だと自信を持って言えます。

素晴らしいです。

NTTドコモ 自己資本比率 有利子負債倍率
決算期 自己資本比率(%) 有利子負債倍率(倍)
2017年 74.20% 0.04
2018年 74.00% 0.03
2019年 73.20% 0.01

理想的なキャッシュ・オペレーション

さて、続いてはNTTドコモの過去3年間のキャッシュ・フロー計算書を見てみましょう。

フリー・キャッシュ・フロー、営業キャッシュ・フロー、現金等残高はプラスで推移しております。

一方、

投資キャッシュ・フローと財務キャッシュ・フローは一貫してマイナスとなっております。

理想的なキャッシュ・オペレーションです。

先ほど申し上げました通り、ドコモの財政状態が一流なのも理解できます。

モノ申す点はございません。

NTTドコモ キャッシュ・フロー
億円 フリーCF 営業CF 投資CF 財務CF 現金等残高
2017年 3,693 13,124 -9,431 -4,331 2,896
2018年 7,931 14,986 -7,055 -6,908 3,905
2019年 9,195 12,160 -2,965 -10,901 2,200

配当性向58.6% TOPIX Core30銘柄中トップレベルの株主還元

今まで申し上げてきました通り、NTTドコモは経営成績、財政状態、キャッシュ・オペレーションの3点全て巣の点で優れている優良企業であることをご説明しました。

次に、その稼いだ利益がきちんと株主に還元されているかについて述べたいと思います。

こちらの図をご覧ください。

過去20年間にわたってドコモが支払い続けてきた配当金の推移です。

過去20年間で安定的、継続的に配当を行い、上場以来増配を続けてまいりました。

2018年には110円の配当を行い、その配当性向は58.6%になりました。

そして、2019年は、営業利益は顧客基盤強化のために一時的な減益になると申し上げましたが、配当金は10円増額して120円と過去最高額になる見込みです。

東京証券取引所のTOPIX Core30銘柄の中でもトップレベルの配当性向を維持しておりますので、ドコモの株式が魅力的でない理由がありません。

これに加えて、安定性と継続性、将来ビジネスとの兼ね合いを考慮したうえで、機動的な自己株式取得も積極的に行うと宣言しております。

故に、ドコモは株主還元政策に関しては日本屈指の企業であると言えます。

株価は上昇水準 2019年決算後、下落時に買うのが得策

NTTドコモの株価は2019年11月1日時点で3,014円となっています。

この優秀な業績を考慮すると妥当な株価水準だと言えます。

過去1年間を振り返ってみても今が最も高い株価水準に位置しておりますし、市場からの期待も高いですね。

現在、PERは現在16.31倍程度、PBRは1.82倍程度となっています。

PBRが1.0倍を超えているので、投資家からの期待が込められた株価であると言えます。

しかし、今買ってもいいのですが、何とも申し上げている通り、2019年に減益となる見通しですので、その時に一時的にドコモの株価は下落するはずです。

いまはお金をためて、2019年決算が終わって、株価が下落したときに買うのが得策でしょう。

なお、配当利回りは3.82%と非常に高い利回りとなっております。

配当金銘柄としてドコモをお勧めしない手はございません。

是非ともおすすめです。

NTTドコモ 株価

まとめ

NTTドコモは、日本屈指の優良企業であることを何度も申し上げてきました。

経営成績、財政状態、キャッシュ・オペレーション、配当金とどの要素をとっても100株くらいは持っておいて損は無いと断言できます。

問題は買うタイミングです。

先述した通り、2019年に減益見通しが出ておりますので、2019年決算が終わって、株価が下落したときに買うのがセオリーです。

是非とも100株くらいは持っておいてほしい、日本屈指の、いや、TOPIX Core30銘柄の中でも特におすすめしたい銘柄です!

以上、NTTドコモの株価分析と今後の見通しについての分析でした!

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