こんにちは!シンディアです、久しぶりの雑記となります。
この記事はだいぶ前、年初くらいにに書いた記事なのですが下書きのまま眠っておりましたので、今回のリリースとなったことご容赦くださいませ。
ただ、今もこの考えのままでしたので、金融資産構築だけに20代集中することに対して少し経験者として警鐘を鳴らせればと思い、筆を執った次第です。
年初にTwitterで、20代後半と思しき株クラの方が、「念願の20代のうちに純資産1,000万円を突破しました!今までの道のりは〜」と嬉々として報告しているツイートを拝見しました。
それを見て、昔の自分と重なる部分がございましたので、今20代の若い方には金融資産と非金融資産のバランスのとれた構築というのを目指していただきたいので、
①ただがむしゃらに20代で純資産1,000万円を目指すことの無意味さ
②それを目指すことで将来便益をもたらす大きな非償却性非金融資産の構築というもっと意味のあるものの構築する機会を逸している
という大きな損失をしているという観点をご報告させていただきたく筆をとっております。
自分自身、まだ20代中盤であった2018年当時、2,000万円問題を知って、資本主義のロジックに気付いて、資産形成こそが20代でもっとも注力しなければならないことだと盲信して20代で純資産1,000万円を構築しましたが、振り返ってみますとそれだけに注力していた場合虚しさともっと他にやるべきことがあったなという後悔の念しか残りません。
大切な20代、私の二の舞になって欲しくないので、今20代の若い方には金融資産と非金融資産のバランスのとれた構築というのを目指していただきたいです。
20代で純資産1,000万円構築して見えた世界
では、まずは20代で純資産1,000万円貯めた後の世界をみてみましょう。
私は20代中盤で達成しましたが、マネーフォワードの純資産残高の桁数が8桁に増えた以外は特に何も変わりませんでした。
と言いますのも、当時の私は倹約に躍起になっていて自分のリアルの人生を謳歌していなかったんですね。
2,000万円問題もあるし、金融資産を構築した方が絶対にこの資本主義社会では融資に立ち回れるっていうある種の強迫観念に襲われていました。
当時、仕事では中南米を担当していて徐々に現在駐在中のインドの担当もやり始めた頃だったと思います。
仕事では出張ベースでしたし、パッケージ化された仕事に何もそこから得るものはなかったと思いますが、得ようという意識すらなかったのも私個人の問題として至らぬ点であったと思います。
結果、まだまだ大学生から数年経っても特に実績も経験資産もないただお金だけ資産1,000万突破しただけの人でした。
じゃあ、そんな経験資産も実績もない人が、自分の人生を語れますか?って行った時に語れるわけないんですよね
自分の人生を語れないと、自分の魅力って伝えられませんし、他人に自分自身を売り込めませんよね?
要するに、経験資産無くして金だけ持っていても現実世界では通用しないんですね。
これに気付いたのが、1,000万円貯めてちょっと経った頃だったと記憶しております。
この意味で、当時私は1,000万円貯めて素直に喜べなかったと思います。
で、話を戻して、昨日見たTwitterの20代後半の彼のツイートを見てもずっとカネ、カネ、カネのことばかりツイートしていて、経験資産を構築できずに1,000万円という金融資産を構築しただけの若かりし日の私を見ているようでした。
これで勘違いしてそのまま2,000万円、3,000万円って突っ走るとろくなことにもなりませんよ。
そして、株クラ同士の結婚は資本主義を勝ち抜く上で合理的!彼女欲しい!ってあなた
彼女はあなたの純資産1,000万円と結婚するのではないですよと突っ込まざるを得ませんでした。(まだ若いので勘違いも若気の至りの範疇なり)
人生は”Exposure Game”自分だけの修羅場、原体験を積んだだけ、のちの人生の肥やしに
で、金融資産を構築するだけでは、それはお金というあなたの生活を守ってくれるものではあるがあなた自身ではないものを厚くしただけで、あなた自身は?という疑問をずっと残らせてしまいます。
で、人生というのは、あなた自身いままで生きてきて何をやってきた人なのですか?の問いに答えられないと、あなた自身はきちんと客観的に語れるに値する経験資産を構築してこなかった、能力的に構築できなかった人間と評価されるのです。
それではまずいですよね?
だからあなただけの原体験、修羅場を乗り越えて、自分がいかに困難にさらされる”Exposure Game”に立ち向かえたかが問われているのです。
この原体験は、誰のものでもない、あなた自身のものです。
Aさんが構築した純資産1,000万円とあなたの構築した純資産1,000万円って一緒ですよね。
でもあなたが20代で構築した原体験、困難を乗り越えた経験って紛れもなくあなた自身のものであり、あなたの人生を語れるものなんですよね。
私は、1,000万円貯めてちょっとした時期にインド駐在を拝命して日々今こうやって日々奮闘してインドという過酷な国で私だけのオリジナルの困難、厳しい試練を乗り越えて日々乗り切っています。
自信をもってこのインド駐在の経験は、私の人生を語れる大きな部分を占めると断言できますし、金融資産しか構築できなかった20代の私にとって大きな助け舟であったことは明らかです。
Twitterでいつまでも非モテを拗らせて匙を投げている人、ずっと大学受験の栄光しか語れない人はこの体験資産を構築できずに加齢してしまった残念な人たちですので、そうならぬようにしましょう。
金融資産はあるに越したことはないが、人間社会で生きていくには経験資産(非償却性)
そして、もう一つ、この人生を語る上での重要なこの経験資産のメリットが、”非償却性資産”なんですね
金融資産は株式であれば日々の値動きで変動しますし、現金でも使えば減ります。車や家でも年数に応じて減価償却されて価値は磨耗していきます。
しかし、この私の場合インドの経験、日々仕入れたネタの宝庫のような毎日は死ぬまでの一生モノのネタとなるでしょう。一生自分だけの人生エピソードとして語れます。
そして、このネタは減価償却されませんから一生モノです。
したがって、人生の早い段階で構築しておくとレバレッジ効かせて長い人生を大きな便益を得ることができますね。
金融資産と経験資産のバランスを取れた資産形成を
ですので、目指すべき資産形成についてご説明申し上げます。
よくある資産形成とは、金融資産オンリーの話が一人歩きしております。
あなたの送る人生が人間社会と隔絶されているフィールドでのみ展開されるのであればそれで良いですが、金融資産とずっと申し上げてきました経験資産の総和をバランスよく構築することが最適なのです。
金融資産は安全、資本主義社会を生きる上でのライフポイント
金融資産は、没個性的であり、あなたの人生の安全、衣食住を守ってくれるモノであると言えるでしょう。
あなたの持っている1,000万円は、Aさんのもっている1,000万円と変わりません。この意味で金だけ持っていてもそれは没個性的なのです。
で、金があれば衣食住は保障され、マズローの欲求五段階説の最低次欲求である安全欲求を充足させることができます。
そして、純資産額は経済社会でのライフポイントとも言えますので、多くある方がより選択肢のある人生を選べるでしょう。
以上です。
これだけの便益しかありません。金融資産に唯一性、個性、オリジナリティはないのです。
個性がない故に、金融資産だけ持っていても、ところであなたはどんな人?を説明できないのです。当たり前ですよね。
だから、経験資産がないと、あなたご自身の人生を語れないし、あなたは何の人ですか?を言えないのです。
経験資産は、人間社会であなたってどんな人?を語るプロフィールであり、あなたの自信の根源
だから、経験資産こそがあなたご自身を固有のものとして語る上でのプロフィールになるのです。
どうせ同じプロフィールを見るのであれば、少しでも楽しそう珍しそうな人のを見たいですよね、だからこそ、没個性的ではない、量産型ではない経験資産を構築せよ!ということなのです。
そして経験資産は、他人にあなたの人生を語る上でも重要ですが、それ以上にあなた自身に自信を与えます。
経験が過酷で困難であればあるほど経験資産も大きく希少価値が高く、乗り越えて構築した際につける自信も大きくなります。
だから、金融資産のみならず経験資産も構築しましょう!ってことです。
新型コロナウイルスで、在宅が増えて、外出する機会が減りました。海外に行く機会も減りました。
だから経験資産を構築できる機会そのものが減少してきたように思えます。
だからこそ、世の株クラの倹約家男性は数字だけで強さが定量的に測れる金融資産の構築に躍起になっているのです。
でも経験資産の構築という観点が欠落していたとしても、純資産1,000万円貯めていなかったとしても全く心配位は及びません。
金融資産で安全を確保して、経験資産で個性を出す、これこそが令和の人間社会であなたがより良い人生を送る最適戦略なのです。
以上です。
さて、昨年2022年はコストプッシュ型インフレに端を発した昨今の円安より、大円安時代に突入しましたが、2023年は急激な利上げで反転することが想定されます。
物価高、上がらぬ賃金、防衛増税、株式投資等の金融所得課税の可能性など家庭のキャッシュを両化させつつ投資生活を送ることが大切です。
三面等価の原則が成り立たない未曾有の事態に、将来の含み益ということで期待するのではなく現在のキャッシュフロー改善に目を向けるキャッシュフロー投資をポートフォリオに加えるべきです。
したがって、今後はポートフォリオに高配当日本株の銘柄を組み込むことをオススメし、その専用口座として松井証券の口座を開設することを強く進言申し上げます🙇♀️
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【引用】MINKABU THE INFONOID, Inc.様
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当ブログでは、高配当で魅力的な戦略銘柄中心に決算分析記事をご報告させていただきたく存じますので、引き続きさとり世代の株日記をご愛顧の程お願い申し上げます🙇♀️
2022年3月期分析企業記事
https://non-labor-dreamer.com/sogoshosha-004
長くなりましたが、今回もお付き合いくださりありがとうございました😊
また次回の記事でお会いしましょう〜
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