せーの、全員HAWKS S15〜〜!!
石川投手10奪三振ナイスピッチング!そして三森選手、2点タイムリーありがとうございます!しっかりと昨日のリベンジを果たしました!
さぁカード1勝1敗なので明日は、勝ち越すためにもなんとか連勝しましょう!

福岡ソフトバンクホークス(公式)様
8回、9回は昨日被弾してしまったモイネロ投手と森投手がしっかり抑えてくれて後半良かったです🦅🦅🦅
どうも〜、ネオコンです😊
は〜い、皆さまありがとうございます、さて始まりました〜本日のさとり世代の株日記!
本日も先日の住友化学、三井化学、三菱ケミカルホールディングス、クラレに引き続き、化学メーカーシリーズ第4弾です!
今回ご紹介させて頂くのは、化学メーカーとしてはマイナーで知る人ぞ知る隠れ優良企業、日産化学です!
日産化学については、すでに2020年度決算を先日ご報告させて頂いておりますので、よろしければご覧くださいませ!
過去数年にわたって、営業利益率15%超、ROE15%超、7年連続EPS増、7年連続自己株式取得など、知る人ぞ知る隠れた優良企業の最たる例こそがこの日産化学という会社です。
住友化学、三井化学、三菱ケミカルホールディングスのように知名度はないですが、化学業界の絶対的エースである信越化学工業のような超高利益型企業のグループに属していることで知られております。
常にこのような高い水準の経営成績を残し続けるのは経営陣にとってはかなりプレッシャーのかかると思います。
5月の2020年度通期決算発表の時には今期2021年度はさらなる増収増益を目指す計画を発表しておりましたが、果たして2021年度1Qの日産化学の業績進捗はどうだったのでしょうか⁉︎
早速一緒に見ていきましょう!
日産化学 2021年度1Q決算
2021年度1Q 経営成績
まずはじめに、日産化学の1Qのハイライトを見ておきましょう。
営業利益、経常利益、当期純利益は2018年1Q以来の過去最高益を更新
はい、きたー最強です!
それ以外を見てみても、プラス材料が多数並べられておりますね。
ただ、この時点で通期の上方修正は行わないと書かれております。やはり毎年増収増益の経営成績を打ち出すと達成するが大変なので、まぁ結果を出している分、ここについては後ほど考察して参りましょう。
続きまして、1Qの実績を定量的に読み取っていきますが、
1Qに関しては営業利益、経常利益、当期純利益全て過去最高益なので、前年に対しては当然プラス、5月に発表した通期計画の1Q計画に対してもプラスです。
素晴らしいです!
差異分析をセグメント毎に記載したスライドなのですが、まぁパッと見たところ、医薬品以外はどれも大躍進を遂げていることが見受けられます。
2021年度1Q セグメント別営業利益
それではここから、過去最高益となった1Q営業利益119億円を事業セグメントベースで分解して考察して参りましょう。
相変わらず機能性事業と農業化学の割合が高いのでこの2つを中心にご説明申し上げます。
機能性材料セグメント
まず最初に最大の営業利益を稼いだ機能性材料セグメントです。
日産化学は、機能性材料と農業化学品の両輪でほとんどの営業利益を稼ぐ会社ですので、その両輪のうちの一つですね。
営業利益は過去10年間見ても右肩上がりで上昇していることがわかります。
2021年度1Qに関して言うと、営業利益70億円は、半導体市場の校長に支えられて、前年、および5月予想いずれに対しても大幅な達成となっております。
農業化学品セグメント
続きまして、両輪のもう片方である農業化学品セグメントです。
こちらは近年踊り場に位置しつつも過去10年間を振り返ってみると確実に利益を積み上げてきたセグメントです。
2021年度1Qは、対前年、対5月発表に対してほぼほぼ計画通りの進捗となりました。
化学品セグメント
最後に営業利益への貢献という観点では大差無いのですが、一つ着目すべきトピックがございましたので、祖業の化学品セグメントについて申し上げます。
化学品セグメントは売上高こそそこそこあるものの、営業利益ベースだとほとんど利益が取れないビジネスであることがわかります。
それにつき、今回メラミンというバルクビジネスがあったのですが、これをこの度撤退することを8月10日のプレスリリースにて市場にご報告いたしました。
これにより、不採算事業からの撤退ということで、今後2023年度は営業利益が大幅にプラスになるということで、高利益事業に特化するという日産化学のスタンスがより鮮明になることとなります。
儲からない事業は切って、儲かる事業に注力する「選択と集中」戦略ですので、プラス材料です。評価に値します。
2021年度1Q キャッシュ・フロー
先ほどまで、好調だった1Qの経営成績について言及いたしましたので、ここからはそれがキャッシュベースでもプラスであったのかどうかの検証をして参ります。
下記、営業キャッシュ・フローはプラス、投資キャッシュ・フローはマイナス、財務キャッシュ・フローはマイナスでいい形です。
期末キャッシュも積み上がっておりますし、問題ございません。
2021年度1Q 貸借対照表
財務三表の最後は貸借対照表です。
自己資本比率が78%なので、財政状態も何も懸念点は皆無です。
日産化学 2021年度業績予想
2021年度予想
財務三表の観点から非常に高く評価できる日産化学の2021年度1Qですが、通期の計画はどうだったかを見て参りましょう。
営業利益・経常利益は8年連続、純利益は9年連続で過去最高益を更新する計画です。
そして、この計画に上方修正は今回はございませんでした。
毎年過去最高益を更新し続けるので、これがストップしてしまうのは経営陣にとってみたらかなり厳しいことですので、1Q段階での上昇修正はかなり勇気のいうことですので、やむを得ないと言えるでしょう。
機能性材料セグメントの半導体市況の好調が維持された前提で、2Q時に通期の上方修正があることを期待したいですね!
こちらが日産化学の長期業績推移ですが、営業利益、EPS共に2012年から上昇の一途をたどっていることがお分かりいただけるかと思います。
日産化学の特徴
参考までに日産化学の特徴プレゼンがあったので簡単にみておきましょう。
売上高営業利益率は右肩上がりで近年上昇し続け、2020年度は念願の20%を達成いたしました!
売上高営業利益率が20%を超えているのは、信越化学工業だけだったと記憶しておりますので、日産化学もあの絶対王者である信越化学工業に一歩近づいたということですね!
ROEも17%台を推移しており、文句ないです。
株主還元に関しても、総還元性向75%と株主を重んじる社風であることが下記のスライドから見て取れます。
で、今年もさらに増配して10年連続増配、配当性向45%を実現すると5月に発表しております。
日産化学 決算総括
2021年度1Qの日産化学の決算の総括ですが、相変わらず素晴らしいの一言に尽きます。
コロナ禍という異常事態を物ともせず、売上高、営業利益、経常利益、純利益、増配の連続記録を更新する計画に対してそれ通りの進捗というのは流石と言わざるを得ません。
株価もここ5年間で爆上がりしておりますし、

ここ1年間は8月10日の1Q決算後再度爆上がりとなり、9月3日の菅首相の退陣発表後は更にこれを加速させる形となり、その後も上昇を続けてついに7,000円台も突破し最近に至ります。

最近は中国の巨大不動産企業恒大集団の債務問題の影響を受けて日経平均価格も下落しておりますので、7,000円台は割り込む形とはなってはおりますが、マーケットは2021年度も引き続き日産化学対して期待をしている株価推移となっております。
隠れた名店、日産化学!
日本の化学メーカーの中でも知る人ぞ知るダークホース企業なので、就活生の方、投資対象の方、注目していて損はないと思います!
今年度も応援しております、日産化学!
11月の2Q決算発表も精緻に分析の上、ご報告させて頂きますので、どうか引き続き「さとり世代の株日記」をご覧頂きたく重ねてお願い申し上げます。
今回の報告は以上です。
それでは皆様最後にご唱和ください!
せ〜の、全員HAWKS、S15〜!!🦅🦅🦅
本日は、石川投手のナイスピッチングでいい形で昨日のリベンジを果たすことができました!明日も勝ちましょう!
またお会いしましょう〜!
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