せーの、鷹く〜!
どうも〜、ネオコンです!
今週、インドはDiwaliという旧正月でして長期休暇となっておりますので、私もお休みを利用して国内旅行に行っておりました!
3月末決算期の企業の2Qがある中での旅行は一瞬躊躇しましたが、この連休中も部屋に閉じこもってインドライフを送るのが辛くなり、インド版の沖縄と位置付けられるアンダマン諸島に行ってまいりました!

アンダマン諸島旅行

アンダマン諸島旅行
ちょっと若干タイミング的に遅くなってしまい申し訳ございませんが、今週からは本気出して記事を書いてまいりますので、よろしくお願い申し上げます🙇♀️
は〜い、皆さまありがとうございます、さて始まりました〜本日のさとり世代の株日記!
皆様、11月が来ました!
1Q時点では、三井物産が、総合商社初となる純利益6,000億円を超える通期決算の上方修正を行い、前回王者の伊藤忠商事に対して王手を仕掛けて通期見通しでは、21世紀に入って初の首位奪還となる形となりました。
下記記事にて簡単に1Qのレビューをさせて頂いておりますが、今年は上位3社である三井物産、伊藤忠商事、三菱商事が首位争いを展開しているのが現状です。
今年は上位3社である三井物産、伊藤忠商事、三菱商事が首位争いを展開しているのが現状です。
さて、総合商社21年度通期計画進捗についての順位争いですが、
1Q時点では、三井物産が、総合商社初となる純利益6,000億円を超える通期決算の上方修正を行い、前回王者の伊藤忠商事に対して王手を仕掛けて通期見通しでは、21世紀に入って初の首位奪還となる形となりました。
当期利益(億円) | 1Q実績 | 通期計画 | 進捗率 | 1Qでの通期上方修正 |
三井物産 | 1,913 | 6,400 | 30% | ↑ |
伊藤忠商事 | 2,675 | 5,500 | 49% | |
三菱商事 | 1,876 | 3,800 | 49% | |
住友商事 | 1,073 | 2,900 | 37% | ↑ |
丸紅 | 1,121 | 2,300 | 49% | |
豊田通商 | 567 | 1,500 | 38% | |
双日 | 169 | 530 | 32% |
今回の2Q決算では、伊藤忠商事が連覇を果たすべくこの6,400億円を超える当期利益での上方修正を仕掛けてくるのかが気になりますし、業界の盟主である三菱商事も2020年度は4位に沈んで完全に膿を出し切り、完全復活をアピールすべく上方修正をしてくるでしょうし、注目です!
上位はこの三井物産、伊藤忠商事、三菱商事の3社で三つ巴の戦いとなって繰り広げられる可能性が高いので注目です!
しかし、三井物産はなんとしてでも22年ぶりの首位に返り咲くことを今年至上命題としているはずです!
私は、9月には三井物産の個人投資家向けオンライン会社説明会にも出席して、三井物産のポテンシャルは改めて認識したところです。
それでは早速、三井物産2Q決算を見ていきましょう!
三井物産 2021年度2Q決算
2021年度2Q経営サマリー
三井物産の2022年3月期2Qの経営サマリーは、
基礎営業キャッシュフロー5,269億円(前年差+2,528億円、進捗率差59%)
当期純利益4,046億円(前年差+2,946億円、進捗率差63%)
と前期1Qに引き続き非常に素晴らしいのですが、なんと今回2Qでまたしてもサプライズがございました!!!
✔︎基礎営業キャッシュ・フロー 9,200億円(1Q決算発表時比 +200億円)
✔︎当期利益 7,200億円(1Q決算発表時比 +800億円)
✔︎世界経済の回復を引き続き着実に取り込み、幅広い事業領域(機械・インフラ、生活産業)での上方修正
✔︎最堅調な業績を受け、通期業績予想を上方修正。期末配当金を5円増配の50円(年間95円)
うおーーーー🔥🔥🔥🔥🔥
三井物産熱すぎますーーー
前回に引き続き〜
熱男ーーー🔥🔥🔥

松田宣浩選手が「熱男!」と叫び続ける理由 球場の一体感がもたらす効果
資源一本足打法と言われつつ、非資源ビジネスを頑張りますと言いつつ、THE資源である、金属・エネルギーで爆益を稼ぐところに議論はありますと前回1Q決算分析記事の時に申し上げましたが、今回の上方修正はほぼ金属、エネルギーではなく、機械・インフラ、生活産業、化学品など課題としていた非資源が開花して最高益となる6,400億円をさらに押し上げる通期で7,200億円の当期利益を達成するということですね!
ネタバレになりますが、その後、11月5日にライバルである伊藤忠商事、三菱商事も2Q決算発表を行い、残念ながら三井物産の暫定今期首位はなくなりつつありますが、それでも十分立派な決算であると言えます!
こちらが事業ごとの前回発表基礎営業キャッシュフロー9,000億円と当期利益6,400億円の通期計画に対する進捗です。
どのセグメントでも順調に推移していることがわかりますが、とりわけ金属資源の躍進が凄まじいです🤣🤣🤣
エネルギーは2Q利益ベースだと赤字ですが、基礎営業キャッシュフローではきちんとキャッシュを獲得しておりますので心配には及びません。
また、下記の資料でも通期ではきちんと利益貢献することが明言されておりますので、たらればではありますが、今の所は信じたいと思います(必死)
こちらが2Qの基礎営業キャッシュフロー5,269億円の積み上げですが、金属資源の伸びもさることながら、上半期では利益貢献できなかったエネルギー、機械・インフラや化学品と行った三井物産が長年課題としてきた非資源ビジネスでもキャッシュ獲得が着実に遂行できていることがわかります。
こちら2Qの当期利益4,046億円の積み上げですが、当期利益ベースだとより一層金属資源の心強さがわかりますね。
本当に際立っております笑
ただ一点、リスクとして申し上げておきたいのが、この三井物産の爆益2Q当期利益4,046億円ですが、市況・為替による影響で+1,360億円となっており、1/3は市場環境に恵まれた上での利益であったことは頭に入れておくべきかと思います。
この点は、前回1Qでも申し上げました点です。
しかし、前回と比べて、非資源の機械・インフラなどが躍進していることから、三井物産の着実な進歩が見て取れますね。
三井物産 2021年度 通期業績予想(上方修正)
2021年度 通期業績予想(上方修正)
と上方修正をさらに行い、非常に嬉しいものとなりました!
そして、前回1Qでも何度も申し上げております通り、この爆上げ基礎営業キャッシュフローと当期利益の鍵を握るのは金属資源とエネルギーだとお伝えしましたが、今回は、この資源ビジネスに加えて、非資源の機械・インフラも着目すべきです!
それぞれ最後に確認しておきましょう!
金属資源は、基礎営業キャッシュフロー4,400億円、当期利益4,200億円稼ぐ最重要事業です。
そして、もう一方の期間ビジネスであるエネルギーは基礎営業キャッシュフロー2,000億円、当期利益800億円稼ぐ中核ビジネスの一つです。
くどいようですが、先述いたしました通り、現在利益貢献できてはおりませんが、通期ではしっかりと貢献してくれるとあります。
そして最後に今期、課題であった非資源代表として躍進しているのが、こちらの機械・インフラ事業ですね!
機械・インフラは、基礎営業キャッシュフロー1,200億円、当期利益1,000億円稼ぐ見通しであり、昨年からの飛躍が見受けられます!
自動車業界の好況がうまく利益に乗ってきている様子がわかりますね!
非資源の躍進は大変喜ばしいことではございますが、くどいようですが、あくまでこの2つの大幅上方修正計画は市況が恵まれている前提となっております。
金属資源だと、堅調な鉄鉱石価格を前提としておりますし、
エネルギーだと、堅調な原油・ガス価格を前提としております。
ライフサイエンスなど市況に左右されないビジネスで見通された利益計画でないことは一つのリスクとして認識しておくべきです。
2022年3月期株主還元方針(上方修正)
三井物産の2022年3月期の株主還元方針は、「前回1Q発表の年間90円から5円増配の95円とする」を維持しました!!
今期の基礎営業キャッシュ・フロー9,200億円に対して、配当総額1,550億円+自社株買い1,250億円=2,800億円ですか。
2,800億円/9,200億円=30.43%
本中期経営計画中の基礎営業キャッシュ・フローに対する総配当性向は33%と位置付けられておりますので、33%まであとわずかに足りない株主還元となってしまいました。
ネタバレですが、この決算発表の後、三井物産の株価は大暴落しました。
原因の一因として考えられうるのが、この株主還元がちょっと稼ぐわりには足りなかったのではないかというものです。
三井物産 決算発表後の株価、市場の反応
三井物産の株価は、2Q決算発表が行われた本日11月2日から絶賛大暴落中です泣🤣🤣🤣

しかし、5年間推移ではしっかりと上昇を続けておりますので、たまたまマーケットの期待に応えられなかっただけでしっかりと結果を出しておりますので、この2021年度決算を着実に遂行したら株価3,000円は堅いと思います!

マジで期待しています!三井物産様〜〜〜😭😭😭😭
三井物産 決算総括
2021年度の三井物産の2Q決算の総括ですが、素晴らしいの一言に尽きます。
金属、エネルギー一本足打法で今期はそのまま駆け抜けると思いきや、微額であれ非資源の上振れをきちんと通期利益に乗せてくるあたりは流石だと思います。
まぁ若干マーケットの評価が厳しすぎたとは個人的には感じましたがね。
11月2日(火)は、丸紅、双日の決算がありましたね。(旅行の準備で全く間に合っておりませんでしたが泣)
5日(金)には、伊藤忠商事、三菱商事の決算がございました(こちらも旅行中だったので今から執筆させて頂きます🙇♀️)
もちろん、11月2日(火)の丸紅、双日の記事も迅速に分析の上ご報告させて頂きますのでぜひともご覧くださいませ🙇♀️
何れにせよ、今季の上期、2Q総合商社決算が楽しみでなりません!
当ブログさとり世代の株日記では、私がこれはイケるかも!?と思った企業の決算書を分析し今後の株価見通しについてのご報告をさせて頂いております🙇♀️
このようなファンダメンタル中心の企業分析ができるようになったのも、こちらの神図書2冊!!!があってのことです。
この本で財務分析に目覚めてから、、、、
この記事も書けるようになりましたし、自信を持って下記の記事にて財務会計について解説できるだけの実力がつきました!
是非ともオススメですので、財務会計を学んでから、ファンダメンタルを軸とした株式投資に挑戦して、令和時代を賢く堅実に資産形成を武器に勝ち残っていきましょう!!!
これでも難しい方は初心者用としてこちらがオススメです!!
今回もさとり世代の株日記をご覧くださり誠にありがとうございました🙇♀️
また明日の記事にてお会いしましょう〜!
せ〜の、三井物産〜〜〜熱男〜〜〜🔥🔥🔥🔥🔥

松田宣浩選手が「熱男!」と叫び続ける理由 球場の一体感がもたらす効果
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