せーの、全員HAWKS 鷹!鷹!鷹〜〜!!
どうも〜、シンディアです!
は〜い、皆さまありがとうございます、さて始まりました〜本日のさとり世代の株日記!
2023年度2Q決算
さて、本日は、たった今決算発表がございました皆様、大注目の我が国のメガバンクの盟主三菱UFJフィナンシャル・グループの2Q決算についてです!言わずもがなの空前の爆上がり!
2022年度2Qの三菱UFJフィナンシャル・グループおよび、ライバルの三井住友フィナンシャルグループの2021年度通期決算の分析記事はこちら
三菱UFJフィナンシャル・グループは、純利益1兆円を超えてもうPBR1倍以下の解散価値企業とは言わせない!ってくらい今もっとも熱い我が戦略銘柄企業の一つです。
速報ですがかなりの最強決算だったとのこと!むっちゃ気になりますね、それでは一緒に紐解いてまいりましょう!
それでは早速三菱UFJフィナンシャル・グループの2023年度の第2四半期決算につき一緒に見ていきましょう!

三菱UFJフィナンシャル・グループ
三菱UFJフィナンシャル・グループ 2023年度2Q決算
2023年度2Q決算の概要
三菱UFJフィナンシャル・グループの2023年度2Q決算は、
当期純利益9,272億円(前年比▲+6,961億円)
ついこの間までの通期の成績かと思ったらこれだけで半期の純利益かよ!って感じの最強決算ですね。
前年MUBの調整の特別利益があったとしたら前年差+2,480億円なのですが、
三菱UFJフィナンシャル・グループ発足以来、最高益!
であることには変わりませんし、かなりよい数字です!
2023年度通期計画最高益1.3兆円に対しての進捗も71%と次の3Qで通期の上方修正と増配が期待できる形になりましたね!
自己株式取得4,000億円の発表もかなり評価できますが、できれば増配で対応して欲しかったところです!
こちらはその詳細ですが、後述します通り顧客価値増大のための稼ぐ力の向上により前年のMUB売却影響を打ち消すような経営ができており、業務純益は+1,905億円の1兆円で仕上がっており確実に三菱UFJフィナンシャル・グループの経営体質が強化されている様子がわかります。
株主還元では、期初の宣言通り、年間41円の配当を維持し、さらに自己株式取得で4,000億円の実行を打ち出しました!
ただ、総還元性向68%で前年75%を下回るので、この部分を埋めるのを3Qでは期待したいですし、そこまで大盤振る舞いではなく、保守的な今回の2Q決算であったと信じたいです。
損益計算書
三菱UFJフィナンシャル・グループの2024年3月期2Q決算は、
業務純益10,857億円(前年比+1,905億円)
当期純利益9,272億円(前年比+6,961億円)
先ほどと重複いたしますが、当期純利益の部分は半期で1兆円に迫っており何も私からは申し上げる点はございません🙇♀️
海外事業の手数料増加、経費率の改善、与信費用の減少、持分法モルスタ砲の発動など総合力が結集されてこの半期1兆円に肉薄する上期決算が仕上がりました。
銀行の損益計算書は、個人的にはソフトバンクグループよりも難しいと思っているので一歩ずつ慎重に見て参りましょう。
それでは詳細に解析してまいりましょう。
与信関係費用
メガバンクの決算といえば、鍵を握るのが与信関連費用です。今回2023年2Qの三菱UFJフィナンシャル・グループを確認しておきましょう!
与信関係費用▲1,812億円(前年比+626億円)
前年の貸倒引当金の戻りなどがありますが、MUBの反動で今回はマイナスとなりました。与信関係費用が小さくなるとその分利益は増えますので、今回は特に問題がないように思えます。
下期にどれくらい発生するのはわかりませんが、前年の6,748億円も引き当てないと思いますので、23年度に関してはそこまで与信関係費用のマイナスは考慮する必要はないように思います。
持分法による投資損益
続きまして、今回の三菱UFJフィナンシャル・グループのキーの一つである持分法による投資損益です。
持分法による投資損益 2,453億円(前年同期比+792億円)
こちらは三菱UFJフィナンシャル・グループの上期の財務会計上の当期純利益を前年上期実績からブレークダウンさせたものです。
で、こちらはその三菱UFJフィナンシャル・グループの上期の財務会計上の当期純利益9,272億円を事業本部別にセグメント分けしたものですが、トレーディングなどを行う市場本部が今期は前年トントンでして、それに加えてモルガン・スタンレー証券の持分法による投資損益がプラスとして乗っかって今回の歴史的な上期決算が仕上がりました。
ただ、MUBの剥落5,846億円があるものの、株安と円安という追い風もあっていい仕上がりですね。
今後とも私が三菱UFJフィナンシャル・グループの決算分析記事を執筆するときによく申し上げる、
モルスタ砲💣💥!!!!
に期待したいと思います!
持分法による投資損益についてはこちらの記事にて詳細に以前ご説明しておりますのでご覧くださいませ。
今後も三菱UFJフィナンシャル・グループのモルスタ砲は本塁打として利益貢献し続けると信じておりますが、それ以外の部門のより一層の強化も求められますね。
三菱UFJフィナンシャル・グループ 2023年度通期見通し
2023年度通期見通し
それでは2023年度の経営見通しですが、こちらが冒頭で少し触れました通り、三菱UFJフィナンシャル・グループの2023年度見通しですが、
最終利益13,000億円
と期初の計画をそのまま据え置きました。
ただ、上期時点で純利益進捗71%ということなので、次回3Q決算にて通期の上方修正が行われる余地は十分にあると想定しております。
配当につきましても、据え置きですが、前年の総還元性向75%なので現場との乖離7%分を自己株式取得か増配かどちらで対応するのかわかりませんが強く期待したいところです。
そして、この23年度が三菱UFJフィナンシャル・グループの中期経営計画最終年ですので、来季からの新中期経営計画を見越してのアクションを見ておきましょう。
日本自体が資産運用立国を目指すということですのでそのインフラ整備と、さらに海外事業を強化するためにアジアへのさらなる注力を打ち出しております。
日本円の価値がどんどん毀損されている昨今、外貨を獲得する事業にはより一層注力していただきたいです。
こちらがその検討状況ですが、攻めの姿勢で成長を取りに行く3年間と位置づけており、もう純利益1兆円を超えるのが必達となった常勝軍団としてさらなる飛翔および株主利益の最大化に向けて邁進して欲しいところです。
下記の通り、海外利ざやは上昇しておりますので、海外の有望なビジネスには融資して、三菱UFJフィナンシャル・グループとしてさらに力強く稼ぐ体質の強化を次期中期経営計画では強く求めたいです。
まとめ
最後に三菱UFJフィナンシャル・グループの最新株価を確認してまとめとさせていただきます。
こちらはここ5日間の三菱UFJフィナンシャル・グループの株価推移ですが、本日の決算がプラスであると期待値が織り込まれております。

6ヶ月で見てもメガバンクの23年度の躍進は目覚ましく、上昇の一途をたどっております。
もうPBR1倍以下の時代も終焉になるのではと思っております。

金利上昇すると、本業の業務純益にはプラスですが、モルスタ砲を有する三菱UFJフィナンシャル・グループの持分法投資損益にはマイナスなので、まだまだ先行きはわかりませんが、今後のアジア事業の拡大、資産運用立国日本に向けてのサービスの拡充を期待して2024年もさらなる飛躍を期待したいところです。
まずは、23年度は次回3Q決算で通期純利益1.5兆円くらいのサプライズ上方修正を期待しております!!
2月の3Q決算につきましても分析の上、速やかにご報告申し上げます🙇♀️
ありがとうございました!
本日の報告は以上となります🙇♀️
さて、昨年2022年はコストプッシュ型インフレに端を発した昨今の円安より、大円安時代に突入しましたが、2023年は急激な利上げで反転することが想定されます。
物価高、上がらぬ賃金、防衛増税、株式投資等の金融所得課税の可能性など家庭のキャッシュを両化させつつ投資生活を送ることが大切です。
三面等価の原則が成り立たない未曾有の事態に、将来の含み益ということで期待するのではなく現在のキャッシュフロー改善に目を向けるキャッシュフロー投資をポートフォリオに加えるべきです。
したがって、今後はポートフォリオに高配当日本株の銘柄を組み込むことをオススメし、その専用口座として松井証券の口座を開設することを強く進言申し上げます🙇♀️
松井証券は、日本株しか取り扱っていませんが、一日の約定代金50万円まで手数料ゼロ円です!!
なんと、SBI証券や楽天証券が約定ごとに課金されるのに対し、
松井証券だけは100万円まで無料です!!!

【引用】MINKABU THE INFONOID, Inc.様
当ブログでも何度も申し上げております通り、戦略銘柄と位置付けている三菱商事、三井物産が減損して再び買い増ししようと思った時、100万円までであれば少なくとも200株は買い増しできるわけですし、定期積立でもナンピンでもとにかく使い勝手が良いです!
円建てで高配当のキャッシュイン資産を構築することが必要ですし、その準備としても日本株専用の松井証券の口座を持つことは極めて意味があります!
銘柄のポートフォリオだけではなく、用途別の証券口座も複数持ってポートフォリオを構築すべきです!
松井証券は長い歴史を持つ証券会社でありながら、インターネット取引を最初に導入したり、常に革新的なアイデアを取り入れる証券会社です。
最大手SBI証券や楽天証券と競合してよりよいキャンペーンも定期的に行っているのが魅力的ですね!ぜひとも日本株証券口座=松井証券のということで解説を強くオススメします!
もしよろしければご覧になり、勉強して頂ければと思います!
家計簿PL、家計資産残高(BS作成)、企業の決算分析とこの資本主義社会を賢明に戦い抜く武器を身につけることができます!
これでも難しい方は初心者用としてこちらがオススメです!!
当ブログでは、高配当で魅力的な戦略銘柄中心に決算分析記事をご報告させていただきたく存じますので、引き続きさとり世代の株日記をご愛顧の程お願い申し上げます🙇♀️
2023年度2Q決算
長くなりましたが、今回もお付き合いくださりありがとうございました😊
また次回の記事でお会いしましょう〜
最近のコメント