せーの、武士道ニッポン!!
やりました!!!体操男子個人総合、橋本選手金メダル🥇世界一🌎おめでとうございます㊗️

体操男子個人総合の表彰式で金メダルを手に笑顔を見せる橋本大輝選手=2021年7月28日、有明体操競技場、内田光様撮影
どうも〜、ネオコンです😊
は〜い、皆さまありがとうございます、さて始まりました〜本日のさとり世代の株日記!
連日、東京五輪での日本人選手の活躍が目覚ましいですね!武士道ニッポン大活躍です👍
マジで本当に大好きです❤️🤗
さてさて、先日、下記の記事にて、三菱自動車の経営成績が、当ブログでも最重要銘柄として位置付けている三菱商事の決算に多大な影響を及ぼすことをご説明させていただきました!
そして、先週7月27日に三菱自動車の1Q決算がついに発表されましたので早速分析して、明日8月3日(火)の三菱商事の決算発表で公表される1Qの経営成績について考察して参りたいと思います!
持分法についての復習
本件は、先ほどご紹介させて頂きました前回の記事の続きとなります。
前回の記事にて持分法のロジックをご理解されていることが前提でお話しさせていただきますので、まずは前回の記事をご覧いただきたくお願い申し上げます。
以下は大まかな要約ですのでこれを踏まえた上で、三菱自動車の1Q経営成績を見ていきましょう!
✔︎持分法利益とは、株式持分比率が20%を超える銘柄については持分法適用会社といって、その該当企業の当期利益に持分%を乗じた利益を本体の損益計算書に計上しなければならないという決まりのこと
✔︎三菱自動車を持分法適用会社にしてしまった以上、三菱商事の損益は三菱自動車の経営成績の影響を受けざるを得ないこと、そして近年三菱自動車の経営成績の悪化は確実に三菱商事の損益にも負の影響を与えていることは三菱商事ホルダーの皆様にご認識いただきたい
✔︎三菱商事の1Q決算発表の1週間前の三菱自動車の1Q決算発表で、三菱商事の自動車・モビリティグループの利益をある程度推し量ることができる、三菱商事の1Q決算の前哨戦と捉えることができる
以上、持分法利益のロジックを踏まえて頂いた上で、早速、三菱自動車の1Q決算のサマリーについて一緒に考察して参りましょう!
三菱自動車 2021年度1Q業績サマリー
過去の経営成績の推移
皆様も三菱自動車=業績不振の自動車会社っていうイメージはお持ちかと思いますが、一応その経営状況の厳しさを視覚的にグラフで振り返ってイメージを持って頂いた上で1Qの内容に入っていきたいと思いますので、下記のグラフをご覧くださいませ。
ご覧の通り、本業の儲けを表現する営業利益は2019年度はかろうじて営業損益黒字を確保しましたが、昨年は本業の大幅な赤字に転落しました。
今期2021年度は黒字転換を計画しております。
そして、こちらが当期純利益の推移です。
2019年度、2020年度と2年連続で赤字続きとなっておりますが、今期2021年度は黒字転換を誓っております。
さて、三菱自動車の経営不振が続いていることをご理解いただいた上で、1Q概況について紐解いて参りましょう!
損益計算書
それでは、2022年3月期の第1四半期における連結損益計算書を見ていきましょう。
三菱自動車の2022年3月期の第1四半期実績は、下記の通り、昨年の大赤字から一転、黒字転換に成功!!したことがとがわかります!
そして、この理由は、販売台数の増加です。
第1四半期累計のグローバル販売は、前年同期比66%増の230千台と大幅に回復しました。
主力のASEAN地域が2.4倍の5万8000台となった他、新型『アウトランダー』を4月に投入した北米が2.3倍の3万9000台となり、回復を牽引したことが挙げられます。
会見した池谷光司代表執行役副社長(CFO)曰く、第1四半期の業績について「北米のアウトランダーの成功や前期の構造改革により、大幅な業績改善ができた。営業利益率は2.5%まで改善している」との弁。
何れにせよ、本業である自動車販売台数の増加による営業利益の黒字化は待望の結果です。
課題であった在庫状況もだいぶ改善して参りました。
三菱自動車 2021年度業績見通し
損益計算書
三菱自動車の2021年度業績見通しは、
営業利益400億円(前年差+1,412億円)
当期利益150億円(前年差+3,273億円)
前述しました1Q決算の営業黒字化の影響も受けて、昨年の大赤字から一転、黒字の見通しを打ち出しております!
グローバルの販売も伸びますし、
下記の通り、企業活動ベースでの前年比較でも台数増加に加えて、昨年から着手していた構造改革の効果が現れ始めたことと、為替にも恵まれて、営業利益400億円で仕上がる見通しとなっております。
株主還元
ただし、昨年に引き続き、黒字転換できたとはいえ、2021年度も無配となっており、普通の会社のように、稼いだ利益をオーナーである株主に還元するという一般的にはまだ達していないようです。
ぶっちゃけ、私は三菱商事の損益の足を引っ張らなければ御の字と考えております。
ですので、三菱自動車が配当金支払うことにより、三菱商事が配当金を得て営業キャッシュ・フローをプラスにするとかまで高い次元のことを求めているわけではありません。
故に、そこまで三菱自動車に期待しているわけではないので、無配でも特に残念とかそういう気持ちは無いので大丈夫です🤣🤣🤣
三菱自動車の業績見通しを考慮した上で、三菱商事の経営成績を考察
それでは、このなんとか通期赤字は回避して黒字転換見通しとなっている三菱自動車の業績見通しを考え見て、今週3日(火)の三菱商事の決算発表での三菱商事の業績見通しについて考察して参りましょう。
三菱商事の2020年度の経営成績は下記の記事にてすでにご報告させて頂きました通りです。
2021年3月期は、当期利益1,726億円に沈み、首位:伊藤忠商事、2位:三井物産、3位:丸紅につぐ4位フィニッシュとなり不甲斐ない結果に終わってしまいました。(住友商事が5位)

strainer様より引用 トップ会社一覧 卸売業 三菱商事
なんで総合商社の盟主として長年トップの座に君臨し続けた三菱商事にも最近陰りが見えつつあるのが現状です。
なぜ丸紅にも負けるくらい2021年3月期は経営不振だったのかと申し上げますと、その理由は、下記の通り、コンシューマー産業のローソン宛の暖簾および無形資産の減損損失▲732億円は大きいのですが、自動車・モビリティ事業で三菱自動車における持分法利益の減少が大きいのです!
で、前回は三菱自動車の2020年度当期純利益が▲3,123億円の赤字だったせいで、これに持分割合20%を乗じた▲625億円が三菱商事の利益から毀損されて大損害を被りました。
【参考】
この▲3,123億円の赤字に持分保有率の20%を乗じると、
▲3,123億円*20%=▲625億円
しかし、今期の三菱自動車は最終損益は、前年の▲3,123億円の赤字ではなく、150億円の黒字ですよね!!
もしこのまま仕上がれば三菱商事の持分法損益は150億円*20%=30億円となり、昨年のように大赤字が持分法利益にも乗ってこないで、三菱自動車に足を引っ張られることもないと推定できるのです!!!
三菱自動車株価および他社の1Q決算スケジュール
最後に、三菱自動車の直近5日間の株価を押さえておきましょう。
やはり、27日の1Q決算発表を受けて、株価は一気に300円台に復帰し非常に良い形でマーケットからは受け入れられました。

これから三菱自動車自体に投資しようとお考えの方は少ないかもしれませんが、皆、これ以上三菱商事の決算の足を引っ張らないかどうかという観点で三菱自動車を見ているのだと思います!
いや〜なんとか今回の三菱自動車の決算分析を通じて、三菱自動車が今期2021年度の三菱商事の損益の足を引っ張らなさそうという見通しがついたので良かったです😂😂😂
さて、本丸の三菱商事の決算発表日は、8月3日(火)です。
最後に2021年度総合商社の1Q決算発表スケジュールですが、下記の通りとなっております。
7月30日(金)豊田通商(すでに分析記事はリリース済み)
総合商社2021年度1Q決算第1弾として、先陣を切ったのは、豊田通商でして、すでに下記にてご報告させて頂いております🙇♀️
今週は、上記の総合商社に加えて、一流企業の決算発表が盛りだくさんです。
8月3日(火):三菱商事、三井物産、丸紅、双日、花王、住友化学、日本製鉄、ダイキン工業、オリックス、JAL
8月4日(水):伊藤忠商事、住友商事、日本郵船、三菱ケミカルホールディングス、トヨタ自動車、東レ、ソニー
8月5日(木):三菱地所、NTT、旭化成、三菱ガス化学
引き続き有益な株式銘柄の決算情報及び今後の株価見通しについての情報をご報告させて頂きますので、皆様の株式投資の一助になれれば嬉しいです😭😭😭
今回は以上となります!
皆様、期待を込めて今週の三菱商事の決算は見ていきましょう!
決算後はもちろん速やかにご報告させて頂きます!
長くなりましたがお付き合いくださりありがとうございました😊
それではまたお会いしましょう!
最後に皆様ご唱和ください、せ〜の、武士道ニッポン!!
3150〜

体操男子個人総合の表彰式で金メダルを手に笑顔を見せる橋本大輝選手=2021年7月28日、有明体操競技場、内田光様撮影
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