せーの、アビスパオ〜レ〜♩アビスパ最高です!鹿島に3−0で勝利!!
本当に夢みたいです、素晴らしい!あの名門鹿島にここまで大勝できるだなんて!
ファンマ選手2得点、山岸選手1得点、敵地カシマスタジアムに乗り込んでアウェー完封勝利とか熱すぎば〜い!

アビスパ福岡 ファンマ選手得点シーン 【公式】ハイライト:鹿島アントラーズvsアビスパ福岡 明治安田生命J1リーグ 第28 2021/9/11 Jリーグ公式チャンネル様
ホークスが停滞しているので、なんとかアビスパの躍進がホークスにも作用するといいな〜って思っております!
今期はアビスパは上位5位目指してもっともっと躍進ばい!
どうも〜、ネオコンです😊
は〜い、皆さまありがとうございます、さて始まりました〜本日のさとり世代の株日記!
さて、本日は、モノづくり日本を長年支え続けた伝統企業、三菱重工業の2021年度1Q決算につき分析しましたので報告させていただきます!
三菱重工業の2020年度決算の記事は以前まとめておりますので、よろしければご覧くださいませ!
三菱重工業といえば、三菱商事、三菱UFJ銀行と共に三菱財閥のトップ3を占める最強兄弟として有名です。
長男は三菱重工業、次男が三菱商事、そして三男が三菱UFJ銀行として知られています。
次男の三菱商事、三男の三菱UFJ銀行の2021年度1Q決算記事についはこちら↓
三菱重工業は、戦時中は零戦も製造して、我が国の軍事産業を司っていると言っても過言でないくらいのエリート企業三菱重工業です。
が、近年、業績はあまりぱっとせずちょっと不安の声も聞こえてきているようです。
(私のツイートでも度々三菱重工業の経営面での厳しさは指摘させていただいております)
昨年は今まで万年莫大な費用だけを垂れ流し続けていたSpaceJet事業の事実上の凍結を宣言し、2020年度は2019年度に比べて純利益が半減の大減益決算となってしまいましたが、2021年度は純利益が大体2019年度レベルに戻る計画を5月の通期決算で打ち出した三菱重工業。
本当に今期はこの通りにいくのでしょうか。
まぁ前置きはこのくらいにして、伝統企業三菱重工業の2021年度1Q決算進捗状況を一緒に見ていきましょう!
三菱重工業 2021年度1Q決算
損益計算書
三菱重工業の2021年度1Q決算のサマリーですが、事業利益と当期利益は昨年の赤字転落からなんとか黒字転換した模様です。
後述しますが、スペースジェット事業を凍結して投資が減少したことによる戻りで今期1Qはプラス転換したと言えるでしょう。
続きまして、下記のテーブルにて定量的に考察して参りますが、
三菱重工業の2021年度1Q決算は、
事業利益214億円(前年同月比+928億円)
当期利益126億円(前年同月比+705億円)
となっております。
通期の計画が、事業利益1,500億円、当期利益900億円なので、進捗利益は14%とまぁ出だしは若干遅れた感じが否めません。
今までは問題のSpaceJet投資のマイナスがかさんでいてなんとか言い訳できたものの、プロジェクトが凍結となった以上、本業で四半期ベース、25%程度の進捗率は期待したいところでした。
それでは本業の経営成績を見るべく、事業利益214億円につき、セグメントベースで考察して参りましょう。
得意の火力発電有するエナジーが稼ぎ頭なのはいつものことで、今年は自動車業界の復活及び製鉄業界の巻き返しもあり、製鉄需要が回復して、製鉄機械のプラント・インフラセグメントが伸びました。
日本製鉄の1Q決算記事でも中国の鉄鋼輸出減産指示という神風が吹いて、日本製鉄の業績が空前の好調期にあることはご報告させて頂きました。
逆にマイナスに転じているのは、ご存知、航空・防衛・宇宙セグメントです。いくらSpaceJet関連費用の大幅削減があったとしても、まだまだ航空業界の回復は遠のいておりますので、経営環境は決して恵まれているわけではございません。
以下、JALの1Q決算記事でも引き続き厳しい航空業界の現状を報告申し上げております。
先ほどのグラフをテーブルに落とし込んだのが下記ですが、航空・防衛・宇宙セグメントのみ受注高、売上収益、事業利益全てが減益となっており厳しい状態が続いていることがご確認頂けるかと思います。
ただし、航空・防衛・宇宙セグメントも暗い話ばかりではなく、下記は事業活動ベースでの前年同期との事業利益増減分析ですが、中量産品、民間航空機事業については市況の回復が見受けられるということですので、このような航空業界のプラス材料が2Q以降少しでも多く増えればと願っております。
この中量産品の回復を詳細に記述したのが下記です。
民間航空機事業と比べて、コロナ前の水準にまで回復してきておりますので、繰り返しにはなりますが、市況の回復を願うばかりです。
貸借対照表
このようなあまりパッとしない1Qの経営成績を受けてストック情報である貸借対照表はどのように反映されるのかどうかを見て参りましょう。
自己資本比率は▲1.0ポイント減少、D/Eレシオは+0.16倍上昇と財政状態が、3ヶ月前の2021年3月末と比べて悪化していることがわかります。
ちなみにこちらが、詳細な貸借対照表ですが、財政健全化についても課題のある数字だと言えます。
もちろん、年間通じて財政状態については言えるところもあるので、四半期ベースでどうこう申し上げるつもりもないですが、気にかけておかないとマーケットからの評価はどんどん厳しいものになると思います。
キャッシュ・フロー
そして最後はキャッシュ・フローです。
1Qは、営業キャッシュ・フロー▲1,424億円で、投資キャッシュ・フロー▲248億円で、フリー・キャッシュ・フロー▲1,673億と昨年ほどでは無いものの、大幅なマイナスです。
下記は5月の2020年度の通期決算発表時での2021年度見通しですが、2021年度はフリー・キャッシュ・フローはゼロ円で計画しております。
そもそもプラスでなくていいのかが疑問ですし、1Qで▲1,673億円となってこれから挽回できるものなのか少し不安です。
今回、通期業績見通しの修正を行なっておりませんので、通期ははフリー・キャッシュ・フローはゼロ円でいくのでしょうけど、SpaceJetに今まで散々キャッシュと費やして今後は脱炭素やらクリーン・エネルギーやら金がかかっていくだろうに、フリー・キャッシュ・フローはゼロ円は本当に大丈夫なのか疑問です。
三菱重工業 最後に
最後に、三菱重工業の1Q決算の総括をさせていただきますが、正直、1Qの状況だと今期がどう仕上がるのか若干の不安を残した決算であったと言わざるを得ません。
こちらが6ヶ月での推移ですが、8月2日の1Q決算の評価は当然よくなく、売りが先行し、株価は2,800円台にまで下落しました。

最近は、菅首相が退陣することによる新政権の新たな経済政策に期待する日経平均の上昇に乗ったのと、2023年度を目処に配当性向ではなくDOE4%に基づく新規の配当政策を発表したことが評価されて上昇しておりますが、本業できちんと結果を出してまずは4,000円台を突破して欲しいです。
色々書いてしまいましたが、期待しているからこそ色々と厳しいことを申し上げているのです。
次回は11月の2Q決算ですね!
なんとか伝統の名門企業三菱重工業が復活するのを楽しみに待っています。
11月の2Q決算発表も精緻に分析の上、ご報告させて頂きますので、どうか引き続き「さとり世代の株日記」をご覧頂きたく重ねてお願い申し上げます。
今回の報告は以上です。
またお会いしましょう!
それでは皆様最後にご唱和ください!
せーの、アビスパオ〜レ〜♩アビスパオ〜レ〜♩アビスパオ〜レ〜♩オ〜レ〜🐝🐝🐝
またお会いしましょう〜!
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