せーの、全員HAWKS 鷹!鷹!鷹〜〜!!
どうも〜、シンディアです!
は〜い、皆さまありがとうございます、さて始まりました〜本日のさとり世代の株日記!
さて、続々と2Q決算が発表されており、総合商社をある程度執筆し終えましたので、戦略銘柄の金融の企業も追って筆を取る所存です。
2023年度2Q決算
本日は、三菱HCキャピタルです!
私は、オリックス、KDDI、三菱UFJフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループ、ENEOS、日本たばこ産業(JT)を総合商社に次ぐ日本株戦略銘柄として挙げておりましたが、この度我が国の連続増配株ランキング第3位23年間連続増配中の三菱HCキャピタルもこれらに入れることにしました!
復習ですが、
三菱HCキャピタルをWikipedia様で検索したところ、
三菱HCキャピタルは、2021年4月1日に共にリース業界大手である三菱UFJリースと日立キャピタルの合併により誕生した。三菱UFJリースが強みとしていた国内事業及び三菱商事、三菱UFJフィナンシャルグループとの連携事業、並びに日立キャピタルが強みとしていた海外事業及び国内外における日立グループとの連携事業が統合されたことにより、事業領域・地域のポートフォリオ分散とフルラインアップ化が実現され、リース事業における規模は国内トップクラスとなっている。あくまでもアセットファイナンス(「物」の販売・調達等に関わる金融)を事業の主軸とし、純投資は基本的に行なわないことから、その点で同種の業界首位であるオリックスとは事業スタンスが大きく異なっているのが特徴である。
2021年度に初めて、合併により誕生した会社であり、業界順には、純投資まで手がけるオリックスの次の第2位ということです。
そして、リース業界自体、総合商社のようにあらゆる事業分野に事業展開しており、安定して利益を創出できる経営体質であるとのこと。
株価も1,000円以下で23年間連続増配株、高配当、低PBR、高配当利回りとなると楽しみですね!
それでは早速三菱HCキャピタルの2024年度3月期上期決算について一緒に見てまいりましょう!
三菱HCキャピタル 2024年3月期上期決算
三菱HCキャピタルの2024年3月期上期決算は、
三菱HCキャピタルが11月10日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比11.7%減の669億円に減った。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比13.8%減の291億円に減り、売上営業利益率は前年同期の7.0%→6.0%に悪化した。
2Qが結構厳しくて、上期の仕上がりは前年比▲16.5%、通期に対する進捗は43.9%となりました。
しかし、通期は純利益1,200億円から変更なしということで、下期での巻き返しを誓う形での上期決算でした。
損益計算書
三菱HCキャピタルの2024年3月期上期決算は、
当期純利益527億円(前年同期比▲16.5%)
ROE(年換算)6.6%
となっており、営業利益で前年比▲13.2%、純利益で▲16.5%ということで、営業外での減損等が影響して前年比マイナスの上期決算になったと考えられるでしょう。
期初計画外の米国不動産事業の損失や環境エネルギー事業における減損損失の計上などにより、前年同期比で減益とありますので、航空部門を中心とした事業成長自体で+58億円あるものの、上記の通りの減損で▲72億円、米国の子会社再編費用等の経費がかさんで▲91億円が響き、トータルで前年比マイナスでの仕上がりです。
セグメント利益
続きまして、セグメントベースですが、こちらに純利益527億円のブレークダウンを表現いたしました。
三菱HCキャピタルの両輪であるカスタマービジネスと海外地域も前年からの剥落や、経費の増加で前年比減、航空がリース料収入の増加で躍進しましたがこれらマイナスを吸収するまでには至らずという形になりました。
三菱HCキャピタル 2024年3月期通期決算
損益計算書
三菱HCキャピタルの2024年3月期通期決算は、上期からの巻き返しを誓い、下記のように期初の計画純利益1,200億円は据え置くことを宣言しております。
期初計画外の米国不動産事業における損失や環境エネルギー事業における減損損失の計上などを主因に、 2024年3月期 第2四半期の純利益における通期業績予想(純利益1,200億円)に対する進捗は43.9%。
ただし、航空事業の純利益が下期偏重であること、さらには、期初計画比にて海上コンテナリース事業が 好調を継続するとともに、アセット売却益の上振れも見込むことから、通期業績予想は変更なし。
航空事業が、下期偏重、下期にアセット売却益でドカーンと取り返す方針です。
三菱HCキャピタルの2024年3月期通期業績予想は、
当期純利益1,200億円(前年比+3.2%)
ROE(年換算)7.8%(前年比▲0.4pt)
ただ、下期に頑張ります!でその下期のアセット売却案件が来季にずれ込むなどした場合、この通期見通しは達成できないわけですから、この下期頑張ります!にどれだけ説得力があるかは今後の株価に現れてくるでしょう。
ただし、下記の主要計数の推移からも、2年後の2026年3月期の経営計画がアグレッシブなものなので、個人的には全く悲観しておりませんし、今後も魅力的な増配銘柄としての地位は不動です。
下記の通り、事業ポートフォリオの変革も積極的に行い、あくまでもアセットファイナンス(「物」の販売・調達等に関わる金融)を事業の主軸とし、純投資は基本的に行なわないという同種の業界首位であるオリックスとは異なる事業スタンスというスタイルで未来を見据えているのがわかります。
そして、株主の皆様にとっては最もお待ちかねの配当予想ですが、2024年3月期も三菱HCキャピタルの快進撃は続き、引き続き増配です。
増配という前年を上回るキャッシュアウトを覚悟させている以上、下期に頑張ります!とうのは経営陣自らにプレッシャーをかけているものですので、私は安心してみていられます。
株主にとって、三菱HCキャピタルに期待する最大の要素は、この連続増配記録です。
この記録を途絶えさせてはいけないと経営陣がしっかりと数字という責任を背負って来期も高いレベルでの経営を期待したいところです!
三菱HCキャピタル経営の中長期的方向性
こちらは再掲です。すでにご覧になったからは読み飛ばしていただいて差し支えございません🙇♀️
そして、今回は、2021年度の決算と同時に10年後の三菱HCキャピタルのありたい姿の発表もありました。
10年間をホップ、ステップ、ジャンプと3年ごとに区切って、取り急ぎ2025年度時点での目標ROEを10%達成と定量目標を位置づけております。
現行のビジネスに加えて、Sustainability Transformation(SX)と、Digital Transformation(DX)をシナジーさせることによって、Corporate Transformationとして基礎を支える力として今後の企業成長を牽引していくと打ち出しております。
具体的な注力分野として、社会資本/ライフ、環境・エネルギー、販売金融、モビリティ、グロバルアセットの5つと位置付けており、これらの注力分野を具体的に商売に落とし込んでより高みを目指していくとしております。
再掲ではございますが、2022年3月期時点では、この注力5分野を具体的に商売に落とし込んだトピックスが下記になります。
環境再生エネルギーなどがトレンドとなっており、社会からの要請に適応した形でのリースビジネスを展開していることがわかります。
三菱HCキャピタル 総括
最後に三菱HCキャピタルの最新株価を振り返って総括とさせていただきます。
ここ半年の推移は、1,000円レベルを推移しております。
11月10日の決算で大きく下げましたが、下期への期待は増配で裏付けられておりますし、今後も下がれば買い増ししていきたい銘柄でございます。

しかし、それでも23年間連続増配で、PBR0.8倍、配当利回りも3.49%もあって、10万円以下で買えるというのは、正直最低購入単元100株は持っていて損はないと思います!
うおーーーーー三菱HCキャピタル、ムッチャ熱男ー!!

松田宣浩選手が「熱男!」と叫び続ける理由 球場の一体感がもたらす効果
正直、日本株といえば、総合商社+オリックスでOKとすら極論私は考えておりましたが、オリックスも3,000円くらいで高くて買えないという方は、三菱HCキャピタルは十分に投資価値のある銘柄であると言えます!
今後も最重要戦略的銘柄の一つとして当ブログでは三菱HCキャピタルの経営動向及び株価見通しについてご報告させていただく所存です。
2024年3月期下期も期待しておりますよ!!!!
本日の報告は以上となります🙇♀️
さて、2022年はコストプッシュ型インフレに端を発した昨今の円安より、大円安時代に突入しましたが、急激な利上げで反転することが想定されます。
三面等価の原則が成り立たない未曾有の事態に、将来の含み益ということで期待するのではなく現在のキャッシュフロー改善に目を向けるキャッシュフロー投資をポートフォリオに加えるべきです。
したがって、今後はポートフォリオに高配当日本株の銘柄を組み込むことをオススメし、その専用口座として松井証券の口座を開設することを強く進言申し上げます🙇♀️
松井証券は、日本株しか取り扱っていませんが、一日の約定代金50万円まで手数料ゼロ円です!!
なんと、SBI証券や楽天証券が約定ごとに課金されるのに対し、
松井証券だけは100万円まで無料です!!!

【引用】MINKABU THE INFONOID, Inc.様
当ブログでも何度も申し上げております通り、戦略銘柄と位置付けている三菱商事、三井物産が減損して再び買い増ししようと思った時、100万円までであれば少なくとも200株は買い増しできるわけですし、定期積立でもナンピンでもとにかく使い勝手が良いです!
円建てで高配当のキャッシュイン資産を構築することが必要ですし、その準備としても日本株専用の松井証券の口座を持つことは極めて意味があります!
銘柄のポートフォリオだけではなく、用途別の証券口座も複数持ってポートフォリオを構築すべきです!
松井証券は長い歴史を持つ証券会社でありながら、インターネット取引を最初に導入したり、常に革新的なアイデアを取り入れる証券会社です。
最大手SBI証券や楽天証券と競合してよりよいキャンペーンも定期的に行っているのが魅力的ですね!ぜひとも日本株証券口座=松井証券のということで解説を強くオススメします!
もしよろしければご覧になり、勉強して頂ければと思います!
家計簿PL、家計資産残高(BS作成)、企業の決算分析とこの資本主義社会を賢明に戦い抜く武器を身につけることができます!
これでも難しい方は初心者用としてこちらがオススメです!!
当ブログでは、高配当で魅力的な戦略銘柄中心に決算分析記事をご報告させていただきたく存じますので、引き続きさとり世代の株日記をご愛顧の程お願い申し上げます🙇♀️
2023年度2Q決算
長くなりましたが、今回もお付き合いくださりありがとうございました😊
また次回の記事でお会いしましょう〜
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