せーの、全員HAWKS 鷹!鷹!鷹〜〜!!
どうも〜、シンディアです!
は〜い、皆さまありがとうございます、さて始まりました〜本日のさとり世代の株日記!
今月末から3Q決算が続々と発表されるのを前に戦略銘柄の2Qレビューを早急に今更ながらさせていただいております!
本日は、連続増配銘柄特集です!
知る人ぞ知る名店、三菱HCキャピタルです!2022年3月期の通期決算の分析は下記です!
私は、オリックス、KDDI、三菱UFJフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループ、ENEOS、日本たばこ産業(JT)を総合商社に次ぐ日本株戦略銘柄として挙げておりましたが、この度我が国の連続増配株ランキング第3位23年間連続増配中の三菱HCキャピタルもこれらに入れることにしました!

【出典】ダイヤモンドZAiオンライン様
ずっと今まで気になっていて分析したかったのですが、なかなか機会がなくて後回しになっていたのですが、高配当、低PBR、高配当利回りということで是非とも両親にもオススメしたく前回の2022年3月期通期決算から分析してご報告させて頂いておりまして、今回上期が終わったので、銘柄にいたしました!
大注目の3Q決算は2023年2月10日ですので、その前に是非とも復習して頂きたく存じます🙇♀️
三菱HCキャピタルをWikipedia様で検索したところ、
三菱HCキャピタルは、2021年4月1日に共にリース業界大手である三菱UFJリースと日立キャピタルの合併により誕生した。三菱UFJリースが強みとしていた国内事業及び三菱商事、三菱UFJフィナンシャルグループとの連携事業、並びに日立キャピタルが強みとしていた海外事業及び国内外における日立グループとの連携事業が統合されたことにより、事業領域・地域のポートフォリオ分散とフルラインアップ化が実現され、リース事業における規模は国内トップクラスとなっている。あくまでもアセットファイナンス(「物」の販売・調達等に関わる金融)を事業の主軸とし、純投資は基本的に行なわないことから、その点で同種の業界首位であるオリックスとは事業スタンスが大きく異なっているのが特徴である。
どうやら、今期2021年度に初めて、合併により誕生した会社であり、業界順には、純投資まで手がけるオリックスの次の第2位ということです。
そして、リース業界自体、総合商社のようにあらゆる事業分野に事業展開しており、安定して利益を創出できる経営体質であるとのこと。
この辺は、新型コロナウイルス感染拡大で一時的にオリックスの業績が失墜するも回復したことからわかりますね。
是非とも我が国リース業界首位のオリックスの2021年度決算分析もご覧くださいませ。
株価も1,000円以下で23年間連続増配株、高配当、低PBR、高配当利回りとなると楽しみですね!
それでは早速三菱HCキャピタルの2023年度3月期上期決算について一緒に見てまいりましょう!
三菱HCキャピタル 2023年3月期上期決算
三菱HCキャピタルの2023年3月期上期決算は、
2021年11月に完全子会社化した米国の海上コンテナリース会社CAIの利益貢献、海外地域 セグメントの欧米子会社を中心とした事業伸長、不動産関連における売却益の増加等により、 2023年3月期 第2四半期の売上総利益は前年同期比167億円(10.4%)増益の1,779億円。
通期業績予想である純利益1,100億円に対する進捗率は57.4%。
上期も前年に蒔いたビジネスの種がうまく開花していい感じに仕上がったことがわかります!
ちなみに米国の海上コンテナリースCAIは22年10月に合併してさらなる強化を図っており、今後も三菱HCキャピタルの営業利益に貢献してくれると信じております!
損益計算書
三菱HCキャピタルの2023年3月期上期決算は、
当期純利益631億円(前年同期比+4.5%)
ROE(年換算)8.9%
となっており、上々の上期実績であるといえます。
同様にリース事業を生業としているオリックスの当期純利益が通期約3,000億円ですから、事業規模としては1/3程度ですね。それでも通期予想純利益1,100億円に対して631億円ですから、2月10日の3Q決算も目が離せませんね!
この純利益631億円の増減要因ですが、特別損失▲183億円が響いておりますが、これは前年同期に計上した政策保有株式の大口売却益の剥落等により、前年同期比減少ということで前年計上した特別利益の反動なのでさしたる問題ではございません。
事業成長+164億円を素直に評価したいと思います。
セグメント利益
続きまして、セグメントベースですが、先ほど本業の事業成長で+164億円計上したと申し上げました。その本業をセグメントごとに紐解いて参ります!
三菱HCキャピタルの場合、カスタマービジネスと海外地域が両輪となって同社の利益成長を牽引しております。そして、この上期ではロジスティクスが大きく伸張した形となります。
カスタマービジネスは、売上総利益は不動産リースに係る大口売却益の 計上等により、前年同期比増益。本業でしっかりと結果を出しているのがわかります。
続きまして、海外地域ですが、こちらは欧州、米州、中国でセグメント利益プラスが計上できているものの、前年同期に計上した政策保有株式の 大口売却益の剝落により、前年同期比減益です。
まぁ、セグメント資産残高が、契約実行高の増加という本業の加速と為替の恩恵もあってストック成長しているので単純にフロー指標がが悪かっただけで特に問題ないでしょう。
三菱HCキャピタルはセグメント資産からも欧州の割合が高いことがわかります。
オリックスもそうですが、全世界でリース資産を持って事業展開している大手リース企業は事業ポートフォリオを世界中に展開していて強いですね!
最後にロジスティクスですが、冒頭で申し上げました海上コンテナリース会社CAIの利益貢献が大きく、しっかりとM&Aの効果が利益に直結していて望ましい形であるといえます!
三菱HCキャピタル 2023年3月期通期決算
損益計算書
三菱HCキャピタルの2023年3月期通期決算は、下記のようなマクロ環境を鑑みた上で、
2023年3月期の親会社株主に帰属する当期純利益は、各事業が伸長するほか、貸倒関連費用及び減損損失の減少等 を見込んでおり、前期比105億円増益の1,100億円と予想。今期の純利益予想額(1,100億円)は、新型コロナウイルス 感染拡大の直前期である2020年3月期(MULとHCの合算値*1:1,014億円)を上回る過去最高益。
1株当たり年間配当金予想は、前期比3円00銭増配の31円00銭(中間:15円、期末:16円)、配当性向40.5%。
来期は過去最高益達成見通しで、さらに十八番の増配も実施する計画です!
三菱HCキャピタルの2023年3月期通期業績予想は、
当期純利益1,100億円(前年比+10.7%)
ROE(年換算)8.2%(前年比+0.2pt)
この上期の経営成績を鑑みてもともとの期初の見通しを引き続き据え置いております。
下記の主要計数の推移からも、2023年3月期の経営計画がアグレッシブなもので、2期連続過去最高益という魅力的な経営見通しであることがわかります!
下記が来期の目標純利益1,100億円の増減推移ですが、本業でしっかりと430億円を稼ぐので、営業活動で必要となる経費のマイナスがあっても、きちんと吸収して2期連続過去最高益が実現する見通しとなっております!
そして、株主の皆様にとっては最もお待ちかねの配当予想ですが、2023年3月期も三菱HCキャピタルの快進撃は続き、23年間連続増配の不敗神話は引き続き継続される見通しです!
株主にとって、三菱HCキャピタルに期待する最大の要素は、この連続増配記録ですからね!この記録を途絶えさせてはいけないと経営陣がしっかりと数字という責任を背負って来期も高いレベルでの経営を期待したいところです!
三菱HCキャピタル経営の中長期的方向性
そして、今回は、2021年度の決算と同時に10年後の三菱HCキャピタルのありたい姿の発表もありました。
10年間をホップ、ステップ、ジャンプと3年ごとに区切って、取り急ぎ2025年度時点での目標ROEを10%達成と定量目標を位置づけております。
現行のビジネスに加えて、Sustainability Transformation(SX)と、Digital Transformation(DX)をシナジーさせることによって、Corporate Transformationとして基礎を支える力として今後の企業成長を牽引していくと打ち出しております。
具体的な注力分野として、社会資本/ライフ、環境・エネルギー、販売金融、モビリティ、グロバルアセットの5つと位置付けており、これらの注力分野を具体的に商売に落とし込んでより高みを目指していくとしております。
再掲ではございますが、2022年3月期時点では、この注力5分野を具体的に商売に落とし込んだトピックスが下記になります。
環境再生エネルギーなどがトレンドとなっており、社会からの要請に適応した形でのリースビジネスを展開していることがわかります。
三菱HCキャピタル 総括
最後に三菱HCキャピタルの最新株価を振り返って総括とさせていただきます。
ここ1年間の推移は、650円レベルを推移しております。

しかし、それでも23年間連続増配で、PBR0.6倍、配当利回りも4.61%もあって、6万円から買えるというのは、正直最低購入単元100株は持っていて損はないと思います!
うおーーーーー三菱HCキャピタル、ムッチャ熱男ー!!

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正直、日本株といえば、総合商社+オリックスでOKとすら極論私は考えておりましたが、オリックスも2,000円くらいで高くて買えないという方は、三菱HCキャピタルは十分に投資価値のある銘柄であると言えます!
今まで見落としており申し訳なかったですが、今後は最重要戦略的銘柄の一つとして当ブログでは三菱HCキャピタルの経営動向及び株価見通しについてご報告させていただく所存です。
2023年3月期下期も期待しておりますよ!!!!
本日の報告は以上となります🙇♀️
さて、2022年はコストプッシュ型インフレに端を発した昨今の円安より、大円安時代に突入しましたが、急激な利上げで反転することが想定されます。
三面等価の原則が成り立たない未曾有の事態に、将来の含み益ということで期待するのではなく現在のキャッシュフロー改善に目を向けるキャッシュフロー投資をポートフォリオに加えるべきです。
したがって、今後はポートフォリオに高配当日本株の銘柄を組み込むことをオススメし、その専用口座として松井証券の口座を開設することを強く進言申し上げます🙇♀️
松井証券は、日本株しか取り扱っていませんが、一日の約定代金50万円まで手数料ゼロ円です!!
なんと、SBI証券や楽天証券が約定ごとに課金されるのに対し、
松井証券だけは100万円まで無料です!!!

【引用】MINKABU THE INFONOID, Inc.様
当ブログでも何度も申し上げております通り、戦略銘柄と位置付けている三菱商事、三井物産が減損して再び買い増ししようと思った時、100万円までであれば少なくとも200株は買い増しできるわけですし、定期積立でもナンピンでもとにかく使い勝手が良いです!
円建てで高配当のキャッシュイン資産を構築することが必要ですし、その準備としても日本株専用の松井証券の口座を持つことは極めて意味があります!
銘柄のポートフォリオだけではなく、用途別の証券口座も複数持ってポートフォリオを構築すべきです!
松井証券は長い歴史を持つ証券会社でありながら、インターネット取引を最初に導入したり、常に革新的なアイデアを取り入れる証券会社です。
最大手SBI証券や楽天証券と競合してよりよいキャンペーンも定期的に行っているのが魅力的ですね!ぜひとも日本株証券口座=松井証券のということで解説を強くオススメします!
もしよろしければご覧になり、勉強して頂ければと思います!
家計簿PL、家計資産残高(BS作成)、企業の決算分析とこの資本主義社会を賢明に戦い抜く武器を身につけることができます!
これでも難しい方は初心者用としてこちらがオススメです!!
当ブログでは、高配当で魅力的な戦略銘柄中心に決算分析記事をご報告させていただきたく存じますので、引き続きさとり世代の株日記をご愛顧の程お願い申し上げます🙇♀️
2022年3月期分析企業記事
https://non-labor-dreamer.com/sogoshosha-004
長くなりましたが、今回もお付き合いくださりありがとうございました😊
また次回の記事でお会いしましょう〜
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