せーの、全員HAWKS S15〜〜!!
今日は勝負の楽天戦でしたが、天候不良により延期となりました!
孫オーナーからも、「勝ちたいなら、攻めなよ」とツイートを頂いた我がホークス、金jは出すが口は出さんで有名なオーナーからの一言があるので、明日こそは厳しいのは重々承知ですが、何が何でも楽天に勝利してください!
どうも〜、ネオコンです😊
は〜い、皆さまありがとうございます、さて始まりました〜本日のさとり世代の株日記!
本日のさとり世代の株日記は、TOPIX Core30にも当然入っている総合不動産業界の雄、三菱地所についてご報告申し上げます!
三菱地所については2020年度の決算をまとめておりますので、下記をご覧くださいませ!
また、最大のライバル企業である三井不動産についてはすでに2021年1Q決算の記事をご報告させていただいておりますので、こちらも合わせてご覧くださいませ!
本日の主役は、就職人気ランキングでも常に上位にランクインする三菱地所です!
三菱地所の最大の強みは、日本最大のビジネス街「丸の内エリア」を手がけている点です!
2020年4月に新設された、住宅を除く不動産の開発・運営および関連する事業全般を担う組織「コマーシャル不動産事業グループ」の営業収益は全体の過半数を占めており、安定的なキャッシュフローをもたらす源泉となっております。
この潤沢かつ安定的な財政基盤、原資を元手に、三菱地所は、近年では海外事業にも積極的に進出し、他社に先駆けて事業を拡大していることが知られております。
当然、入社したい企業ランキングでも常に長年上位にランクインすることでも知られている三菱地所。
しかし、業界最大手の三井不動産はじめ、昨年はコロナ打撃で減益に沈んでしまい、深津を誓っているのが今期2021年度です。
三菱地所は、事業利益は2020年度2,247億円だったのに対して、今期は2,453億円を目指します!
果たして三菱地所は万全のスタートを切ることができたのでしょうか!?
それでは早速、三菱地所の2021年度の1Q決算を一緒に見て参りましょう!
三菱地所 2021年度1Q 決算概況
それでは、三菱地所の2021年度1Qの連結業績概況を見ていきましょう。
こちらが決算サマリーとなりますが、今期1Qは不動産のキャピタルゲインでコロナ打撃を受けた1Qに比べては増収増益であったが、三井不動産同様、商業施設、不動産は3回目の緊急事態宣言を受けてそこまでの復活とまではならなかったようです。
これらを定量的に見てみると、
営業利益625億円(前年差+83億円、通期進捗25.5%)
当期純利益347億円(前年差+54億円、通期進捗24.4%)
となり、営業利益ベースだと、全事業部を通じて増収増益となっており、通期に対する進捗も営業利益、純利益ともに約25%程度ということで、まぁ4分の1の利益を1Qで稼いでいるので合格ラインの進捗であると言えます。
次にアセット別の営業収益の推移ですが、下記左がオフィスビル、右が商業施設、アウトレットモール、ホテルなどです。
オフィスビルについては、これだけテレワークが普及したのにも関わらず、過去3年間営業収益が一定で笑いました。
やはり在宅勤務が増えようとも、丸の内にオフィスを構える一流企業は本社を丸の内から田舎に移転する決断はプライドからかしていないようです。
このプライドが続く限り、三菱地所は、半永久的にインカムゲインを得続けられるので安泰ですね。
対する商業施設、アウトレットモール、ホテルなどは緊急事態宣言が発令されるたびに売上が激減していて引き続き厳しい事業環境にあることを再認識致しました。
で、実は三菱地所の1Qの説明プレゼンはこの2枚で終わりなんですね。
三井不動産もそうなんですが、不動産業界の損益って通念を通じて結論を出せる部分が多いみたいでして、四半期決算プレゼンは概況を2枚程度にして残りは、今後の戦略についてのスライドが50枚くらい続く形なんです。
(結局前回の通期決算資料の再掲とか、中期経営計画資料の再掲とかでカサ増ししている印象)
したがって、以降からは三菱地所の今後の戦略について触れていきたいと思います。
三菱地所 今後の事業戦略について
それでは、今後の三菱地所の事業戦略についてご紹介申し上げます。
まずは三菱地所グループの事業展開なのですが、
最大のコマーシャル不動産を筆頭に、住宅事業、海外事業、投資マネジメント事業、設計監理・不動産サービス事業と様々な事業ポートフォリオを有しております。
まずは、十八番の丸の内エリアに代表されるコマーシャル不動産事業(オフィスビル)ビジネスについてです。
十八番の丸の内エリアの開発も将来的に行いますが、都内の丸の内以外のエリアにおいても開発を積極的に力を入れて、ただですら盤石なインカムゲインエンジンをさらに強化する計画を打ち出しております。
続きまして、同じコマーシャル不動産事業ですが、商業施設・物流施設についての将来パイプラインです。
アウトレットモールはコロナ打撃で厳しい経営環境にさらされているのは確かなのですが、きちんとポストコロナ環境を見据えての将来投資をしている様子がわかりますね。
コマーシャル不動産事業の最後はホテルです。
こちらもアウトレットモール同様、打撃を受けている事業ですが、得意のロイヤルパークホテルの拡大を中心にコロナ後の需要の取り込みを画策しております。
続きまして、住宅事業です。
住宅事業は、ザ・パークハウスシリーズを今期内に推進する方針を打ち出しておりますし、
再開発、賃貸マンション事業も加速させるようです。
そして最後に、今後の成長が最も見込まれる海外事業ですが、丸の内エリア事業で培ったオフィスノウハウをアジア中心に2022年までに実行する方針が打ち出されております。
早期に利益寄与が見込まれる案件が着々と多数進行中というメッセージがプレゼン資料内にある通り、コロナから回復しつつある地域の不動産需要を的確に抑えて、グローバルで利益を重ねられるような体制の構築が期待できますね。
三菱地所 まとめ
最後に三菱地所の最新株価を確認してまとめとさせていただきます。
ここ5年間を見ても、新型コロナウイルスが始まった2020年3月あたりで一旦株価2,000円台を割り込み、この1年間は1,500円〜2,000円のあたりを推移し、現在、2022年3月期の見通しが見えてきたところで2,000円に回復しそうな位置にあるというのが現状です。

直近では、菅首相の退陣バブルの恩恵を授かったようにも見受けられますが、まだまだ三菱地所はマーケットから期待された通りのパフォーマンスを発揮しているとは言えません。
もちろん昨年はコロナで大変でしたし、今年もコロナでアウトレットモール、ホテル事業などは苦しいのはわかります。
だからこそ、年初にやると宣言した営業利益2,450億円は達成していただきたいです。
今回は1Qの進捗25%と合格ラインのスコアだったのを2Qの時には進捗60%、70%と打ち出して、まずはこの通期計画をきちんと仕上げることが肝要です。
繰り返しになりますが、他の総合不動産企業と比べて、丸の内というオフィス賃貸収益源を有しながらその原資を海外投資に積極的に投じて事業を拡大できるビジネスモデルを有する三菱地所は固有の圧倒的な強みを持っております。
もう一度就活生に戻ったら入りたい企業の一つが三菱地所です。
投資するもよし、就活生の方は是非とも受験してみることを強くお勧めします!
三井不動産とともに総合不動産の双璧をなす、三菱地所の経営進捗から今期も目が離せません!
大注目の2Q決算は11月です!またご報告申し上げます🙇♀️
それではまたお会いしましょう!
今回の報告は以上です。
それでは皆様最後にご唱和ください!
せ〜の、全員HAWKS、S15〜!!🦅🦅🦅
明日は、敵地で、絶対に勝つばい!
またお会いしましょう〜!
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