せーの、全員HAWKS もっともっともっと〜〜!!
せっかくの6連勝からの西武戦でしたがまさかの雨天中止😭
昨日は月曜だから野球がないとは言え本日も野球がないと、私のインド駐在ライフの楽しみがなくなってしまいました泣
そんな中、海の選手が体を張って雨天の中、スタジアムでベースランニング!

福岡ソフトバンクホークス(公式)様
すると負けじと西武側もパフォーマンスをしてくれてメットライフドームに集まったお客さんに雨天ながら最高のパフォーマンスをしてくれました!
これはファンも嬉しいし、私も早く帰任してホークス戦みに行きたいです!
仕切り直しとはなりますが、明日から7連勝かけて好調の山川選手擁する西武戦!絶対に勝ちましょう!
せ〜の、鷹く〜!ネオコンです!
は〜い、皆さまありがとうございます、さて始まりました〜本日のさとり世代の株日記!
先日、先週5月2日発表の三井物産と、丸紅の記事を書き、本日三菱商事の記事を書き終えました👍
この上記の三菱商事の2021年度決算および2022年度経営見通しで2連覇の見込みであることは先ほど記事にてご報告させていただいました🙇♀️
今回、三菱商事は、2018年に定めた3カ年中期経営計画2021がこの2021年度で終わったということで次期中期経営計画2024をこの決算と同時に発表しましたので、今回はこの2022年ー2024年度までの3カ年中期経営計画2024について解説申し上げます。
本来であれば、この三菱商事の決算分析に含めて書くべきなのですが分量が多すぎましたので、別途本稿でもご報告させていただく次第です。
【参考】2021年度実績および2022年度の経営見通し
当期利益(億円) | 21年度実績 | 22年度見通し | |
三菱商事 | 9,375 | 8,500 | ▲1,175 |
三井物産 | 9,147 | 8,000 | ▲1,147 |
伊藤忠商事 | 8,203 | 7,000 | ▲1,203 |
住友商事 | 4,637 | 3,800 | ▲837 |
丸紅 | 4,243 | 4,000 | ▲243 |
豊田通商 | 2,222 | 2,100 | ▲78 |
双日 | 823 | 850 | +27 |
その反動で2022年度は資源価格の適正化などがされる見通しで、双日を除いて全社現役の見通しとなっております。
それでは早速、三菱商事の中期経営計画2024について一緒に見ていきましょう!
三菱商事 中期経営計画2021レビュー
まずは、前回2018年に策定した中期経営計画2021をレビューしておきましょう!
三菱商事の前回2018年に策定した中期経営計画2021では、
2021年度当期利益9,000億円 →9,375億円で達成!
二桁のROE →15.0%で達成!
純利益9,000億円に対する配当は配当性向 35%前提では年間配当200円前後 →配当性向は、2021年度は23.6%となり、年間配当150円で未達
利益を上げるという稼ぐ力と、経営効率というROEはクリアしたものの、その稼いだ利益を株主にどう還元するかという株主へいかに資するかという点での課題が浮き彫りになったのが中期経営計画2021のレビューです。
そのような課題が見つかった中で三菱商事はどのようにして今後の3年間を経営していくのか、早速次期中期経営計画2024を見てまいりましょう!
三菱商事 中期経営計画2024
まずは概念図ですが、三菱商事が長年築き上げてきた総合力を駆使して、現代社会の社会問題をビジネスで解決するということです。
これは三菱商事が一貫して持ち続けている姿勢ですし、その時々でマクロ環境に即した形で求めら得た社会的便益を提供するということですね。
そしてこちらが骨子ですが、着目すべき点は、EX戦略とDX戦略ですね。
これはもうその時々の社会の要請によって変わりますね。
3年前は、脱資源ビジネスということで、非資源ビジネスをテコ入れして環境に左右されない安定利益を創出できる企業構造にしよう!でしたからね!
定量目標・株主還元
そしてこちらが、前回の中期経営計画2018で課題となった株主還元を含む定量目標です。
2024年度当期利益8,000億円 →金属資源(原料炭、銅、鉄鉱石)、天然ガス (原油、ガス、LNG)の価格適正化を受けて策定
二桁のROE →21年度15.0%であったので引き続き期待!
30〜40%程度の総還元性向を目処とした株主還元 →結局過去最高益を実現した2021年度ですら、配当性向23.6%に基づいた年間配当150円。前回中期経営計画で配当性向30%から35%へと言いつつ、30%も実現できなかったのに、減益となる2024年度にかけて、総還元性向30%から35%を目指すは信じても良いのか?
利益とROEはいいとして、株主還元の改悪はちょっと評価できませんね。
前回は、配当性向30%から35%へ引き上げるといって未達でした。
しかし、今回は、総還元性向30%から35%を目指すと言っております。
配当性向が総還元性向にダウンしているんですね。
総還元性向とは、配当と自社株取得の和ですから、配当が厳しければ機動的な不定期な自己株取得で逃げることができるのです。
つまり、残念ながら三菱商事の次期中期経営計画2024は、前回よりも積極的ではない守りに走った保守的な計画であると言わざるを得ません。
以上が定量面での分析です。
キャッシュフロー・資本配分
続きまして、キャッシュフローと資本配分についてです。
三菱商事は2021年度の基礎収益キャッシュフローで1.2兆円獲得しましたので、今後も年間1兆円レベルのキャッシュ獲得を前提として、資産入替、EX、DX関連成長投資、株主還元の3つを機動的に実行するとしております。
商社はキャッシュを稼いで、それで投資して得た利益を株主に還元してなんぼの世界です。
常に基礎収益キャッシュフロー1兆円稼げる企業というのは本当に恵まれておりますし、三菱商事はこの他の総合商社の追随を許さない圧倒的なキャッシュ総出力を背景に成長投資を積極的に行って、世の中から要請されているEX、DX関連のビジネスを早期に加速できるような体制を構築することを掲げております。
投資計画・事業ポートフォリオ
そして、こちらがその投資案件のポートフォリオですが、2021年度は、脱資源ということで食料などの非資源関連ビジネスへの投資が大半を占めておりましたが、これらを変えて、特にEXにウエイトを置いた投資を実行して現有する事業ポートフォリオを改革していくとしております。
トランスフォーメーションを主導し、成長へ
それでは、投資のメインターゲットはEXであると申し上げましたが、具体的にざっくりとこの3年間で育成すべきビジネスを覗いてみましょう!
こちらが本丸のEXです。一言で言えば「脱炭素に資する事業」と言えます。
温室効果ガス2050年までにゼロ宣言もこの前回の中期経営計画期間中の2018~21年の間に叫ばれば社会問題ですので、この次の3年間でこの問題を解決することに注力する三菱商事の姿勢が垣間見れてきます。
そして、続いてDX。ビジネスの潤滑油といいますか、生産性を向上させるために機能する大切な論点ですので、EXに準じてDXも真剣に取り組むとしております。
そして最後に、このEXとDXを融合させることで、新産業の創出、地域創生という新しい価値の創出に尽力するとしております。
三菱商事が長年築き上げてきた事業アセットと、DXとEXで獲得したリソースを複合的に活用することで今まで提供できなかった価値の創出を目的としております。
まとめ
こちらが中期経営計画2024のまとめとなります。
強靭なキャッシュ総出力を武器に、社会からの要請があるEXとDXを軸とした投資を実行することで三菱商事は脱炭素社会で活躍できる企業に生まれ変わることを決意しております。
そして定量目標としては、株主還元の観点で喝は入れましたが下記のように推移するとしております。
嬉しい裏切りが今後出てくるように毎回の決算を楽しみにしておりますし、今後も下記のように現代社会のパラダイムシフトに合わせて、その環境に適した事業、成長の柱を育成して事業を継続していく”循環型成長モデル”を軸としていることでまとめといたします。
三菱商事 本日5月10日の株価
三菱商事の株価は、ここ1ヶ月軟調で、先に発表された三井物産と丸紅の来期見通しが減益であったことを受けて下落が続いております。

三井物産と異なり、ロシアLNG減損などはないのですが、正直配当の点では課題はありますよね。
中期経営計画2018では、当期利益9,000億円で配当性向35%だと配当200円と言いましたが、それに準じる利益見通しがありながら、2021年度と同じく150円の配当にとどまりましたからね。
マーケットの期待に十分に答えた経営見通しであるとはなかなかいえませんね。
6ヶ月でも下落傾向です。

本日は本日の株式市場が終わった15時に発表でしたので明日の値動きが楽しみです!
三菱商事 総括
三菱商事の中期経営計画ですが、もちろん降って湧いたような話である脱炭素社会という社会的要請に応えるべく今後EXやDXといった投資にお金がかかることはわかりますが、前回中期経営計画終了後の課題とされた株主還元が解決されなかったのはやはり残念い思います。
せっかく三井物産を撃破し、当期利益9,375億円という過去最高益を実現しても、今後3年間の成長を描く上で減益した未来しか描けないとなると、三菱商事の現在も所詮三井物産と同じく先人が築き上げてきた資源ビジネスの上にあるだけで文句ない形での過去最高益を実現できる力は現段階ではないと言わざるを得ません。
累進配当こそ中期経営計画2024で堅持したものの、配当性向が総配当性向に書き変わったり、自己株式取得でごまかしたりと1兆円基礎収益キャッシュフロー稼ぐくせにキャッシュに自信がない三菱商事の弱さが浮き彫りとなりました。
私も私の両親も三菱商事の株をそこそこ持っており、我が一族の金融資産も三菱商事の業績に左右されるので、厳しいことを申し上げましたが、三菱商事に頑張って欲しいという気持ちは変わりませんので、次の3年間、嬉しい裏切りを期待しております!
本日の報告は以上となります。
さてさて、5月もいよいよ始まり3月末決算の日系企業は通期決算開示の時期ですね!私も気合を入れて5月は決算分析記事を書きまくる所存です!
我がさとり世代の株日記!でも戦略銘柄と位置付けているこれら銘柄も今週が通期決算発表ですので、発表次第迅速にご報告申し上げます🙇♀️
さて、今後はコストプッシュ型インフレに端を発した昨今の円安より、大円安時代に突入することが想定されます。
そのような環境下では従来通り、米国株インデックスに思考停止のまま投資して良いのかよく考えるべきです。
三面等価の原則が成り立たない未曾有の事態に、将来の含み益ということで期待するのではなく現在のキャッシュフロー改善に目を向けるキャッシュフロー投資をポートフォリオに加えるべきです。
したがって、今後はポートフォリオに高配当日本株の銘柄を組み込むことをオススメし、その専用口座として松井証券の口座を開設することを強く進言申し上げます🙇♀️
松井証券は、日本株しか取り扱っていませんが、一日の約定代金50万円まで手数料ゼロ円です!!
なんと、SBI証券や楽天証券が約定ごとに課金されるのに対し、
松井証券だけは100万円まで無料です!!!

【引用】MINKABU THE INFONOID, Inc.様
当ブログでも何度も申し上げております通り、戦略銘柄と位置付けている三菱商事、三井物産が減損して再び買い増ししようと思った時、100万円までであれば少なくとも200株は買い増しできるわけですし、定期積立でもナンピンでもとにかく使い勝手が良いです!
コストプッシュ型インフレ、大円安時代を生き残るためには、この円安の時期にドルを買って米国株を買うだけが全てではありません。きちんと円安の時は円建てで高配当のキャッシュイン資産を構築することが必要ですし、その準備としても日本株専用の松井証券の口座を持つことは極めて意味があります!
銘柄のポートフォリオだけではなく、用途別の証券口座も複数持ってポートフォリオを構築すべきです!
松井証券は長い歴史を持つ証券会社でありながら、インターネット取引を最初に導入したり、常に革新的なアイデアを取り入れる証券会社です。
最大手SBI証券や楽天証券と競合してよりよいキャンペーンも定期的に行っているのが魅力的ですね!ぜひとも日本株証券口座=松井証券のということで解説を強くオススメします!
もしよろしければご覧になり、勉強して頂ければと思います!
家計簿PL、家計資産残高(BS作成)、企業の決算分析とこの資本主義社会を賢明に戦い抜く武器を身につけることができます!
これでも難しい方は初心者用としてこちらがオススメです!!
今月5月はいよいよ3末決算企業の通期決算発表シーズンであり私の本業発揮の時期です!高配当で魅力的な戦略銘柄中心に決算分析記事をご報告させていただきたく存じますので、引き続きさとり世代の株日記をご愛顧の程お願い申し上げます🙇♀️
2022年3月期分析企業記事
長くなりましたが、今回もお付き合いくださりありがとうございました😊
また次回の記事でお会いしましょう〜
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