せーの、全員HAWKS S15〜〜!!
どうも〜、ネオコンです!
さて、2月1日からホークスは宮崎キャンプをスタートしましたが、ルーキー正木選手が実戦形式で2塁打を放ちました!
さすが即戦力!
本当にホークスの躍動だけが楽しみです!

ホークスキャンプNEWS★ギータ絶叫!又吉が初●●!新人アピール合戦&週末キャンプ情報(2022/2/7)|テレビ西日本
今年こそ何が何でもV奪還です!もっともっともっと鷹く🦅🦅🦅〜!!!
は〜い、皆さまありがとうございます、さて始まりました〜本日のさとり世代の株日記!
先日、2月3日発表の三井物産の記事を書いたばかりなのですが、
ついに本丸!私の保有銘柄の中でも最大のポーションを占める三菱商事の3Q決算につき迫りたいと思います!
参考までに昨年三菱商事2020年度2Q決算分析記事はこちら↓
さて、今年の総合商社レースですが、
下記記事にて簡単に2Qのレビューをさせて頂いておりますが、今年は上位3社である三井物産、伊藤忠商事、三菱商事が首位争いを展開しているのが現状です。
今年は上位3社である三井物産、伊藤忠商事、三菱商事が首位争いを展開していますが、
こちら、3Q決算終了時点での各社の最終利益の順位表でありますが、上位3社の首位レースは三井物産が頭一つ出ており、その200億円差で伊藤忠商事、三菱商事がぴったりと後をつけているという近年稀に見るデットヒートを繰り広げております!
当期利益(億円) | 3Q実績 | 通期計画 | 進捗率 | 3Qでの通期上方修正 |
三井物産 | 6,333 | 8,400 | 75% | +1,200 |
伊藤忠商事 | 6,789 | 8,200 | 83% | +700 |
三菱商事 | 6,448 | 8,200 | 79% | +800 |
住友商事 | 3,351 | 4,600 | 73% | +800 |
丸紅 | 3,274 | 4,000 | 82% | +500 |
豊田通商 | 1,802 | 2,100 | 86% | +200 |
双日 | 620 | 800 | 78% | +100 |
総合商社全て2Qでの通期見通しを上方修正する爆益祭りとなりました!!
しかし、三井物産はなんとしてでも22年ぶりの首位に返り咲くことを今年至上命題としているはずです!
しかし、
これを業界の盟主である三菱商事が黙ってみているはずはないと思います!
2020年度は4位に沈んで完全に膿を出し切り、完全復活をこの3Qでアピールすべく上方修正をしてくるでしょうし、注目です!
上位はこの三井物産、伊藤忠商事、三菱商事の3社で三つ巴の戦いとなって繰り広げられる可能性が高く、業界の盟主三菱商事の命運はいかに!?
それでは早速、三菱商事3Q決算を見ていきましょう!
三菱商事 2021年度3Q決算
2021年度3Q決算 損益計算書
当期純利益6,448億円(前年差+4,757億円、前回発表していた通期見通し7,400億円をほぼ達成、上方修正発表あり後述)
三菱商事、よくやった!!!素晴らしい進捗!総合商社業界の盟主はこうでなければ!
三井物産に負けじと資源パワーをフル活用して絶好調で3Qを仕上げてくれました!
まぁきちんと盟主らしい力強い3Qの仕上がりだったと思います!
業績見通しについては、後述いたしますが、きちんと三井物産に負けじと8,000億円台に乗せる見通しを発表してくれました!!!
ただ、通期見通しでは、三井物産の通期8,400億円にはわずかに劣る数字となってしまいましたので、5月の通期実績では盟主の意地を見せてくれるものと期待しております!
3Qについては、前回に引き続き平常利益に相当する巡航利益の増加が最も嬉しいです!
金属資源に頼らずに、後述いたしますが、自動車、鮭鱒養殖やLNGといった非資源、事業系ビジネスでの巡航利益の半分以上を取れたのが大きいですね!
先ほどご紹介しました三井物産の3Q決算でもご報告いたしました通り、
金属資源セグメントは資源に比重を置いている三菱商事と三井物産は恩恵を享受できると想像できるので、三菱商事も当然3Q決算で上記の通り利益に含めることができましたし、
昨年持分法損益で▲600億円くらい三菱商事の利益を毀損して赤字となった自動車・モビリティセグメントの黒字転換、復活を経て稼ぎ頭に転換したのは前回の2Qに引き続き頼もしいプラス材料です!
持分法損益の仕組みについてはこちらをご覧下さいませ🙇♀️
金属資源と自動車・モビリティセグメント、食品産業、天然ガスが好調ということを頭に入れて頂いた上で、下記の図でも整理しておきましょう。
金属資源は、548億円→2,480億円(前年差+1,932億円)
自動車・モビリティは、▲87億円→858億円(前年差+945億円)
食品産業は、323億円→713億円(前年差+390億円)
天然ガスは、166億円→851億円(前年差+685億円)
と金属資源以外の多様な事業ポートフォリオが今回の三菱商事の3Q実績に貢献してくれたことがわかります!
1Q決算時に余談として不十分と指摘させて頂きました食品産業セグメントの鮭鱒養殖事業の持分法損益ですが、2Qでしっかりと改善されて利益貢献しており、この3Qではさらに利益躍進しておりますので、ここは大いに評価できるポイントだと言えます。
三菱商事は北欧の鮭養殖事業を数年前に買収したものの、シナジーが創出されていないと厳しい指摘を受けており、懸念していたのですが、M&Aの成功事例が増えつつあり大変頼もしいです。
さて話は逸れましたが、下図は、先ほどのグラフベースの3Q利益の前年比較を、今回上方修正された通期見通しも踏まえて数字で表現した図になります。
(後述しますが、三菱商事の今季修正見通しは8,200億円です)
三菱商事の当期利益は市況に左右されにくい事業系と市況に左右される市況系の2つに分かれていて、3Qの利益6,448億円は事業系と市況系の比率が8対5位となっており、個人的には資源の割合がかなり高い三井物産よりかは安定的な稼げるポートフォリオでいい感じではないかと思います。
で、その中で今回は、鍵を握る市況系から金属資源、事業系から自動車・モビリティ、食品産業、天然ガスの3事業、計4事業をざっくりレビューして参りたいと思います!
金属資源グループ
まずは三菱商事の3Q当期利益6,448億円の半分以上にも貢献する中核事業である金属資源グループです。
金属資源は、3,400億円→3,560億円(11月発表見通し差+160億円)
期初見通しが800億円だったことを考慮するといかに上振れした数字であるかがわかりますね!
銅事業における受取配当金及び鉄鉱石事業における持分利益の増加など、単純に銅、鉄鉱石などの市況の好転で増益に恵まれた形となります!
この金属資源の今後の利益は、あくまで下記の通り銅市況が堅調であるのを前提としていることを忘れてはいけません。
銅地金(US$/MT)ですが、期初7,826→11月9,017→今回9,502と高騰しております!!
三井物産も金属資源事業だと、堅調な鉄鉱石価格を前提、エネルギー事業だと、堅調な原油・ガス価格を前提としており、その上で上方修正した通期見通しを2/3に発表しました。
なんとか5月の通期決算発表では、蓋を開けてみると三菱商事が首位でした!っていう展開を期待しております🙇♀️
自動車・モビリティグループ
次に前年の大赤字から一転、今期3Q決算では前回の2Qに引き続き三菱商事の全社利益にも大きく貢献した自動車・モビリティセグメントについてです。
自動車・モビリティは、880億円→1,000億円(11月発表見通し差+120億円)
期初見通しが530億円だったことを考慮するといかに上振れした数字であるかがわかりますね!
やはり、自動車需要が好転してアジア自動車事業における持分法利益増加もありますが、三菱自動車が赤字ではなく黒字化して持分法利益を計上できたのが大きかったです!
2月2日の三菱自動車の21年度3Q決算にて通期見通しが500億円であることが判明致しました。
三菱商事の同社持分は20%であるため、100億円の持分法利益が計上できますね😁
※下記は参考までに三菱自動車の21年度1Q決算です。
これで、前年のように三菱自動車が大赤字となって、三菱自動車を持分法適用会社として会計処理している三菱商事の持分法利益が大損失という事態は免れることができたどころか、利益貢献となりました。
食品産業グループ
そして今回2Qから利益貢献に資した食品産業です。
食品産業は、600億円→790億円(期初見通し差+190億円)
期初見通しが410億円だったことを考慮するといかに上振れした数字であるかがわかりますね!
鮭鱒養殖事業や食肉事業における持分利益の改善など事業系ビジネスが上振れして良かったです!
天然ガスグループ
そしてこちらも今回2Qから利益貢献に資した天然ガスです。
天然ガスは、920億円→1,020億円(期初見通し差+100億円)
期初見通しが560億円だったことを考慮するといかに上振れした数字であるかがわかりますね!
キャッシュ・フロー
三菱商事の2021年度3Qの営業収益キャッシュ・フローは、
営業収益キャッシュ・フロー8,482億円(前年差+2,258億円)
となり、昨年通期営業収益キャッシュ・フロー6,224億円であったことを考慮すると、今年は1兆円は正直超えて欲しいところです。
すでに、先日、三井物産が通期での基礎営業キャッシュ・フロー9,200億円から10,900億円へさらに上方修正いたしました。
ですので、三菱商事は11,000億円くらい大きな額が十分に市場や投資家からは期待されております。
それでは、ここまでの三菱商事の大躍進を考慮して通期見通しについて見て参りましょう!
2021年度業績見通し 損益計算書
当期純利益8,200億円(前年差+7,139億円、前回発表していた通期見通し+800億円)
三菱商事、よくやった!!!
が、やっぱり三井物産には負けられないので、5月の通期決算ではなんとしてでも首位に返り咲いてくれ!
総合商社業界の盟主だろ!!!
とあえて喝を入れたいと思います。
ただ、三井物産がこの8,200億円の上の8,400億円に行くとは思いませんでした。
ちなみにこの8,200億円という数字は、伊藤忠商事とも同じ数字であり、まさかの2位タイというデットヒート
伊藤忠商事の3Q記事も追ってご報告申し上げます🙇♀️
そして、三井物産は増配がございましたが三菱商事にはありませんでした泣
「追加の株主還元は、次期中経に向けた資本政策・株主還元の方針検討も踏まえ、自社株買いなどの選択肢も含めて総合的に判断のうえ、年度末 決算公表時にお知らせする。」
とあるのでこの言葉を信じたいと思います!
セグメント別では3Qで躍進した事業がそのまま通期も引っ張ってくれるような形となります!
三菱商事 3Q決算発表後の株価
三菱商事の株価は、決算発表の2月3日14時30分を境に一気に下落し最近戻した形で推移しております。

三井物産の場合は、私は株主還元の配当が中期経営計画で宣言した配当性向33%に及ばなかったので売りが先行したと考えました。
三菱商事が下がった要因は、三井物産のように定量的に配当性向の話ではなく、純粋に盟主として純利益9,000億円は超えてくれるだろうというマーケットの過度の期待が発表前までに織り込まれていただけと考えます。
あとは、三井物産のにはあった増配が三菱商事ではなかったということですかね。
下記は、2021年9月24日開催の個人投資家セミナー資料からですが、134円を超える142円で推移しているのは立派ですが、どうしても盟主である以上、「もっと」をマーケットは三菱商事に対して期待してしまいます。
まぁ期待はずれの上方修正と増配無しでマーケットの事前の期待を超えられなかったから下がったと捉えるしかないですね。
私も6月に三菱商事から頂く配当額がアップしましたが、この下落で金融資産評価額がダウンしてしまいました。
まぁしかし、累進配当制を採用している以上、来年以降も142円が下限で配当をもらえるとすればいい話であるに違いありません!
三菱商事 3Q決算総括
三菱商事の3Q決算ですが、発表後から株価は下落の一方という辛い状況はあるにせよ、トータルではいい決算だったと思います。
今の所、通期は三井物産の8,400億円に次ぐ2位タイとなっておりますが、最後の最後までどうなるかわかりません。
個人的には当期利益は伊藤忠商事や、三井物産に負けてもいいのですが、配当原資となる基礎営業キャッシュ・フローだけは三井物産の10,900億円を上回る値を今期は出して欲しいと思います!
つまり、三菱商事には、配当原資となる基礎営業キャッシュ・フロー11,000億円以上は期待したいです!!!
私も私の両親も三菱商事の株をそこそこ持っており、我が一族の金融資産も三菱商事の業績に左右されるので、特に頑張ってほしい総合商社であることに変わりはありません!
さてと、まだ伊藤忠商事、住友商事などの決算分析がまだでしたね泣、頑張らないと。。。😭😭
もう全ての総合商社の3Q決算発表が終わっておりますので、引き続きご報告させていただきます🙇♀️
当ブログさとり世代の株日記では、私がこれはイケるかも!?と思った企業の決算書を分析し今後の株価見通しについてのご報告をさせて頂いております🙇♀️
このようなファンダメンタル中心の企業分析ができるようになったのも、こちらの神図書2冊!!!があってのことです。
この本で財務分析に目覚めてから、、、、
この記事も書けるようになりましたし、自信を持って下記の記事にて財務会計について解説できるだけの実力がつきました!
是非ともオススメですので、財務会計を学んでから、ファンダメンタルを軸とした株式投資に挑戦して、令和時代を賢く堅実に資産形成を武器に勝ち残っていきましょう!!!
これでも難しい方は初心者用としてこちらがオススメです!!
今回もさとり世代の株日記をご覧くださり誠にありがとうございました🙇♀️
また明日の記事にてお会いしましょう〜!
せ〜の、三菱商事〜〜〜熱男〜〜〜🔥🔥🔥🔥🔥

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