せーの、全員HAWKS S15〜〜!!
さて、ホークスでも契約更新の季節がやって参りました!
第一弾は、今季2軍で投げた奥村投手!
シーズン後半から中継ぎから先発に転向したことにより、四球が少なくなり内容もかなり良くなりました!

【出典】ホークスで契約更改スタート。29歳右腕の奥村政稔は10%ダウンも「手応えがある」理由とは Yahooニュース様
もう29歳とのことで若鷹とは言えない年齢に差し掛かってきておりますが、来季は是非とも一軍での投球をお願いします!本当に期待しております!
藤本監督のもと来年こそ日本一奪還しましょう!
私もインドから応援しております!!鷹くー🦅🦅🦅
さてさて、、、
うおーーーーーよくぞやったぞ三菱商事ーーー!!!!
どうも〜、ネオコンです😊
は〜い、皆さまありがとうございます、さて始まりました〜本日のさとり世代の株日記!
先ほど11月2日発表の三井物産と丸紅の記事を書いたばかりなのですが、
ついに本丸!私の保有銘柄の中でも最大のポーションを占める三菱商事の2Q決算につき迫りたいと思います!
参考までに昨年三菱商事2020年度1Q決算分析記事はこちら↓
1Q時点では、三井物産が、総合商社初となる純利益6,000億円を超える通期決算の上方修正を行い、前回王者の伊藤忠商事に対して王手を仕掛けて通期見通しでは、21世紀に入って初の首位奪還となる形となりました。
下記記事にて簡単に1Qのレビューをさせて頂いておりますが、今年は上位3社である三井物産、伊藤忠商事、三菱商事が首位争いを展開しているのが現状です。
今年は上位3社である三井物産、伊藤忠商事、三菱商事が首位争いを展開しているのが現状です。
さて、総合商社21年度通期計画進捗についての順位争いですが、
1Q時点では、三井物産が、総合商社初となる純利益6,000億円を超える通期決算の上方修正を行い、前回王者の伊藤忠商事に対して王手を仕掛けて通期見通しでは、21世紀に入って初の首位奪還となる形となりました。
当期利益(億円) | 1Q実績 | 通期計画 | 進捗率 | 1Qでの通期上方修正 |
三井物産 | 1,913 | 6,400 | 30% | ↑ |
伊藤忠商事 | 2,675 | 5,500 | 49% | |
三菱商事 | 1,876 | 3,800 | 49% | |
住友商事 | 1,073 | 2,900 | 37% | ↑ |
丸紅 | 1,121 | 2,300 | 49% | |
豊田通商 | 567 | 1,500 | 38% | |
双日 | 169 | 530 | 32% |
すでにネタバレにはなりますが、三井物産はその後2Qで通期利益を7,200億円に上方修正、伊藤忠商事は7,500億円に上方修正し、さらにこのデットヒートは1Q以上に熱くなることが想定されます!
(伊藤忠商事はこれから執筆するところです!)
業界の盟主である三菱商事は2020年度は4位に沈んで完全に膿を出し切り、完全復活をこの2Qでアピールすべく上方修正をしてくるでしょうし、注目です!
上位はこの三井物産、伊藤忠商事、三菱商事の3社で三つ巴の戦いとなって繰り広げられる可能性が高く、業界の盟主三菱商事の命運はいかに!?
それでは早速、三菱商事2Q決算を見ていきましょう!
三菱商事 2021年度2Q決算
2021年度2Q決算 損益計算書
当期純利益3,606億円(前年差+2,739億円、前回発表していた通期見通し3,800億円をほぼ達成、上方修正発表あり後述)
三菱商事、よくやった!!!素晴らしい進捗!総合商社業界の盟主はこうでなければ!
三井物産に負けじと資源パワーをフル活用してきちんと上半期は仕上げてくれました!
まぁきちんと盟主らしい力強い上半期の仕上がりだったと思います!
業績見通しについては、後述いたしますが、きちんと三井物産に負けじと7,000億円台に乗せる見通しを発表してくれました!!!
2Qについては、前回に引き続き平常利益に相当する巡航利益の増加が最も嬉しいです!
金属資源に頼らずに、後述いたしますが、自動車、鮭鱒養殖やLNGといった非資源、事業系ビジネスでの巡航利益の半分以上を取れたのが大きいですね!
先ほどご紹介しました三井物産の2Q決算でもご報告いたしました通り、
金属資源セグメントは資源に比重を置いている三菱商事と三井物産は恩恵を享受できると想像できるので、三菱商事も当然1Q決算で上記の通り利益に含めることができましたし、
昨年持分法損益で▲600億円くらい三菱商事の利益を毀損して赤字となった自動車・モビリティセグメントの黒字転換、復活を経て稼ぎ頭に転換したのは前回の1Qに引き続き頼もしいプラス材料です!
持分法損益の仕組みについてはこちらをご覧下さいませ🙇♀️
金属資源と自動車・モビリティセグメント、食品産業、天然ガスが好調ということを頭に入れて頂いた上で、下記の図でも整理しておきましょう。
金属資源は、353億円→1,427億円(前年差+1,074億円)
自動車・モビリティは、▲214億円→520億円(前年差+734億円)
食品産業は、213億円→434億円(前年差+221億円)
天然ガスは、86億円→403億円(前年差+317億円)
と金属資源以外の多様な事業ポートフォリオが今回の三菱商事の上半期実績に貢献してくれたことがわかります!
前回余談として不十分と指摘させて頂きました食品産業セグメントの鮭鱒養殖事業の持分法損益ですが、2Qでしっかりと改善されて利益貢献しており、ここは評価できるポイントだと言えます。
三菱商事は北欧の鮭養殖事業を数年前に買収したものの、シナジーが創出されていないと厳しい指摘を受けており、懸念していたのですが、M&Aの成功事例が増えつつあり大変頼もしいです。
さて話は逸れましたが、下図は、先ほどのグラフベースの2Q利益の前年比較を、今回上方修正された通期見通しも踏まえて数字で表現した図になります。
(後述しますが、三菱商事の今季修正見通しは7,400億円です)
三菱商事の当期利益は市況に左右されにくい事業系と市況に左右される市況系の2つに分かれていて、2Qの利益3,606億円は事業系と市況系の比率が3対2位となっており、個人的には資源の割合がかなり高い三井物産よりかは安定的な稼げるポートフォリオでいい感じではないかと思います。
で、その中で今回は、鍵を握る市況系から金属資源、事業系から自動車・モビリティ、食品産業、天然ガスの3事業、計4事業をざっくりレビューして参りたいと思います!
金属資源グループ
まずは三菱商事の2Q当期利益の4割程度にも貢献する中核事業である金属資源グループです。
金属資源は、800億円→3,400億円(期初見通し差+2,600億円)
豪州原料炭事業における市況上昇による影響や鉄鉱石事業における持分利益の増加、及び銅事業における受取配当金の増加など、単純に原料炭、銅、鉄鉱石などの市況の好転で増益に恵まれた形となります!
非常に喜ばしいことであるのはもちろんなのですが、
この金属資源の今後の利益は、あくまで下記の通り銅市況が堅調であるのを前提としていることを忘れてはいけません。
三井物産も金属資源事業だと、堅調な鉄鉱石価格を前提、エネルギー事業だと、堅調な原油・ガス価格を前提としており、その上で上方修正した通期見通しを11/2に発表しました。
ネタバレにはなってしまいますが、通期見通し上方修正に関して、三菱商事は「✔︎ 修正後見通しには下振れリスクを織込み。」と書いておりますので、1Qで簡単に上方修正せずに保守的に状況を精査した慎重な三菱商事なので、下ブレ織り込み済みであるというのは心強い材料ですね。
自動車・モビリティグループ
次に前年の大赤字から一転、今期2Q決算では前回の1Qに引き続き三菱商事の全社利益にも大きく貢献した自動車・モビリティセグメントについてです。
自動車・モビリティは、530億円→880億円(期初見通し差+350億円)
やはり、自動車需要が好転してアジア自動車事業における持分法利益増加もありますが、三菱自動車が赤字ではなく黒字化して持分法利益を計上できたのが大きかったです。
11月4日の三菱自動車の21年度2Q決算にて2Q利益が217億円であることが判明致しました。
※下記は参考までに三菱自動車の21年度1Q決算です。
これで、前年のように三菱自動車が大赤字となって、三菱自動車を持分法適用会社として会計処理している三菱商事の持分法利益が大損失という事態は免れることができました。
食品産業グループ
そして今回2Qから利益貢献に資した食品産業です。
食品産業は、410億円→600億円(期初見通し差+190億円)
鮭鱒養殖事業や食肉事業における持分利益の改善など事業系ビジネスが上振れして良かったです!
天然ガスグループ
そしてこちらも今回2Qから利益貢献に資した天然ガスです。
天然ガスは、560億円→920億円(期初見通し差+360億円)
LNG関連事業における持分利益や受取配当金の増加など環境に恵まれて面も否めませんが、三菱商事の有する権益のすごさに乾杯です!
キャッシュ・フロー
三菱商事の2021年度2Qの営業収益キャッシュ・フローは、
営業収益キャッシュ・フロー4,932億円(前年差+2,641億円)
となり、昨年通期営業収益キャッシュ・フロー6,252億円であったことを考慮すると、今年は8,000億円、9,000億円くらいは堅いと言えます。
すでに、先日、三井物産が通期での基礎営業キャッシュ・フロー9,000億円から9,200億円へさらに上方修正いたしました。
ですので、三菱商事は10,000億円くらい大きな額が十分に期待できると言えるでしょう。
それでは、ここまでの三菱商事の大躍進を考慮して通期見通しについて見て参りましょう!
2021年度業績見通し 損益計算書
当期純利益7,400億円(前年差+6,339億円、前回発表していた通期見通し+3,800億円)
三菱商事、よくやった!!!やっぱり三井物産には負けられませんよね!!!総合商社業界の盟主はこうでなければ!
ただ、伊藤忠商事がさらにその上を行くとは思いませんでした。
(追って、伊藤忠商事の2Q記事もご報告申し上げます🙇♀️)
そして、増配きた!!!!
当期純利益142円(前回発表していた通期見通し+8円)
セグメント別では2Qで躍進した事業がそのまま通期も引っ張ってくれるような形となります!
三菱商事 2Q決算発表後の株価
三菱商事の株価は、ライバルである三井物産の2Q決算発表が行われた11月2日を境に行きに下落を続けております。

三井物産の場合は、私は株主還元の配当が中期経営計画で宣言した配当性向33%に及ばなかったので売りが先行したと考えました。
三菱商事が下がった要因は、三井物産のように定量的に配当性向を定めておらず、減配しないという累進配当制を採用している定性的な株主還元方針をとっている以上はっきりしないのです。
下記は、2021年9月24日開催の個人投資家セミナー資料より。
まぁ上方修正も増配もマーケットの事前の期待を超えられなかったから下がったと捉えるしかないですね。
私も12月に三菱商事から頂く配当額がアップしましたが、この下落で金融資産評価額がダウンしてしまいました。
まぁしかし、累進配当制を採用している以上、来年以降も142円が下限で配当をもらえるとすればいい話であるに違いありません!
三菱商事 2Q決算総括
三菱商事の2Q決算ですが、三井物産の発表後から株価は下落の一方という辛い状況はあるにせよ、トータルではいい決算だったと思います。
今の所、通期は伊藤忠商事の7,500億円に次ぐ2位となっておりますが、最後の最後までどうなるかわかりません。
個人的には当期利益は伊藤忠商事や、三井物産に負けてもいいのですが、配当原資となる基礎営業キャッシュ・フローだけは三井物産の9,200億円を上回る値を今期は出して欲しいと思います!
つまり、三菱商事には、配当原資となる基礎営業キャッシュ・フロー10,000億円以上は期待したいです!!!
私も私の両親も三菱商事の株をそこそこ持っており、我が一族の金融資産も三菱商事の業績に左右されるので、特に頑張ってほしい総合商社であることに変わりはありません!
さてと、あと本日はまだ伊藤忠商事、住友商事の決算分析がまだでしたね泣、頑張らないと。。。😭😭
当ブログさとり世代の株日記では、私がこれはイケるかも!?と思った企業の決算書を分析し今後の株価見通しについてのご報告をさせて頂いております🙇♀️
このようなファンダメンタル中心の企業分析ができるようになったのも、こちらの神図書2冊!!!があってのことです。
この本で財務分析に目覚めてから、、、、
この記事も書けるようになりましたし、自信を持って下記の記事にて財務会計について解説できるだけの実力がつきました!
是非ともオススメですので、財務会計を学んでから、ファンダメンタルを軸とした株式投資に挑戦して、令和時代を賢く堅実に資産形成を武器に勝ち残っていきましょう!!!
これでも難しい方は初心者用としてこちらがオススメです!!
今回もさとり世代の株日記をご覧くださり誠にありがとうございました🙇♀️
それではまた次回の記事にてお会いしましょう〜!
せ〜の、三菱商事〜〜〜鷹く〜〜〜🔥🔥🔥🔥🔥
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