うおーーーーーよくぞやったぞ三菱商事ーーー!!!!
どうも〜、ネオコンです😊
は〜い、皆さまありがとうございます、さて始まりました〜本日のさとり世代の株日記!
先ほど三井物産の記事を書いたばかりなのですが、
参考までに昨年三井物産2020年度決算分析記事はこちら↓
本日8月3日(火)は、三菱商事、三井物産、丸紅、双日と総合商社の決算が立て続けにあるので今日は当ブログで最重要銘柄と位置付けている三菱商事の分までご報告させて頂きたいと思います!
本日14時15分からの三菱商事の第1四半期決算ですが、結論を申し上げますと良かったです!!
当期利益は2020年度決算発表の時に宣言した3,800億円を据え置いた形にはなってしまいますが、次の2Q決算発表の時に上方修正の可能性についても言及されておりましたし、良い決算だったと思います!
22年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益は前年同期比4.4倍の2477億円に急拡大した。
うおーーーー🔥🔥🔥🔥🔥🔥
これは期待できます!
さすがは総合商社業界の盟主、三菱商事!!!
昨年は、伊藤忠商事、三井物産、丸紅に負けて4位に沈んでしまった三菱商事ですが、今年は巻き返しなるか!?
昨年の三菱商事の決算分析記事はこちらです、ぜひともご覧ください!
それでは早速、三菱商事の1Q決算を見ていきましょう!
三菱商事 2021年度1Q決算
2021年度1Q決算 損益計算書
三菱商事の2021年度1Qの損益計算書は、
当期純利益1,876億円(前年差+1,509億円、進捗率差49%)
三菱商事、よくやった!!!素晴らしい進捗!総合商社業界の盟主はこうでなければ!
なんとか威厳を保った決算でした。
前回発表していた通期見通し3,800億円に対する進捗も49%と半分に達しておりますので、資料にもあります通り、次回2Q決算発表時に
業績見通しについては、足許の東南アジア等における新型コロナウイルスの 感染再拡大の影響や、高値圏で推移する資源価格の動向を慎重に見極める 必要があるため、第2四半期にかけて精査の上、上昇幅を見定める。
とのコメントがあり、次回2Q決算発表時にどれだけの上方修正が発表されるのか本当に楽しみです!!!
1Qについては、平常利益に相当する巡航利益の増加が最も嬉しいです!
先ほどご紹介しました三井物産の1Q決算でもご報告いたしました通り、
金属資源セグメントは資源に比重を置いている三菱商事と三井物産は恩恵を享受できると想像できるので、三菱商事も当然1Q決算で上記の通り利益に含めることができましたし、
昨年持分法損益で▲600億円くらい三菱商事の利益を毀損して赤字となった自動車・モビリティセグメントの黒字転換、復活はかなりプラス材料です!
持分法損益の仕組みについてはこちらをご覧下さいませ🙇♀️
金属資源と自動車・モビリティセグメントが好調ということを頭に入れて頂いた上で、下記の図でも整理しておきましょう。
金属資源は、200億円→659億円(前年差+459億円)
自動車・モビリティは、▲227億円→273億円(前年差+500億円)
と今回の全社的な増益を牽引してくれたことがわかります!
余談ですが、よく見ると、食品産業セグメントの鮭鱒養殖事業の持分法損益が改善しておりますね。
三菱商事は北欧の鮭養殖事業を数年前に買収したものの、シナジーが創出されていないと厳しい指摘を受けていたのですが回復したみたいで良かったです。
さて話は逸れましたが、下図は、先ほどのグラフベースの1Q利益の前年比較を、通期見通しも踏まえて数字で表現した図になります。
三菱商事の当期利益は市況に左右されにくい事業系と市況に左右される市況系の2つに分かれていて、そのうち下段の市況系は1Qだけで636億円となっており、通期見通しの647億円と同値なので、あとは事業系をどれだけ仕上げるかというのが課題ですね。
で、その事業系でもやはりカギを握るのは、金属資源と自動車モビリティです。
この2つだけは今期の仕上がりを見通す上で外せない中核事業なので次の項で個別に見ておきましょう!
金属資源グループ
まずは三菱商事の1Q当期利益の1/3にも貢献する中核事業である金属資源グループです。
通期見通し800億円に対して、1Q利益が659億円と進捗率は驚異の82%となっております!!
アルミ製錬事業における一過性利益や豪州原料炭事業において持分利益が第1四半期に偏重している影響などもありながらも、単純に銅、鉄鉱石などの市況の好転で増益に恵まれた形となります!
まぁ、1Qで進捗率82%であれば、金属資源セグメントの増益は十分考えられますので、次回の2Q決算発表の時に宣言されるであろう増益部分の大半はこの金属資源セグメントであると想像できますね。
しかし、
この金属資源の今後の利益は、あくまで下記の通り銅市況が堅調であるのを前提としていることを忘れてはいけません。
三井物産も金属資源事業だと、堅調な鉄鉱石価格を前提、エネルギー事業だと、堅調な原油・ガス価格を前提としており、その上で上方修正した通期見通しを本日発表しました。
三菱商事は今回、通期見通しの上昇修正を発表しなかったのはこの資源価格の動向をもう少し慎重に精査したいということで見送ったのです。
「高値圏で推移する資源価格の動向を慎重に見極める 必要があるため、第2四半期にかけて精査の上、上昇幅を見定める。」
と述べられておりますね。
自動車・モビリティグループ
次に前年の大赤字から一転、今期1Q決算では三菱商事の全社利益にも大きく貢献した自動車・モビリティセグメントについてです。
やはり、アジア自動車事業における持分法利益増加もありますが、三菱自動車が赤字ではなく黒字化して持分法利益を計上できたのが大きかったです。
こちらの三菱自動車の21年度1Q決算にて1Q利益が61億円であることをご報告させていただきました。
これで、前年のように三菱自動車が大赤字となって、三菱自動車を持分法適用会社として会計処理している三菱商事の持分法利益が大損失という事態は免れることができました。
以上ですが、この金属資源と自動車・モビリティセグメントの利益牽引があって、三菱商事は通期見通しの進捗49%にあたる1,876億円を1Q当期利益として計上することができました。
キャッシュ・フロー
三菱商事の2021年度1Qの営業収益キャッシュ・フローは、
営業収益キャッシュ・フロー2,386億円(前年差+1,137億円)
となり、昨年通期営業収益キャッシュ・フロー6,252億円であったことを考慮すると、今年は8,000億円、9,000億円くらいを目指して欲しいと思います。
すでに、本日三井物産が通期で基礎営業キャッシュ・フロー9,000億円を目指すとしておりますので、三菱商事は10,000億円くらい大きな額を次の2Q決算発表の時に発表して欲しいものです。
三菱商事 1Q決算発表後の株価
三菱商事の株価は、1Q決算発表が行われた本日8月3日14時15分に一旦下落するもその後戻して前日比+6%の爆上げをした三井物産とは対照的に静かな値動きとなりました。
明日マーケットがどう評価するのか楽しみですね。

下記はここ1ヶ月の推移ですが、本日に期待して事前に上昇しておりましたので、事前に期待分の上昇が織り込まれていたことになりますね。

11月の2Q決算発表の時に上方修正された通期見通しとともに爆上げしてくれることを祈るばかりです!!!
三菱商事 1Q決算総括
三菱商事の1Q決算ですが、いい決算だったと思います。
通期の上方修正は高い確率であると資料中に記載されておりますし、この段階で通期を見直ししなかったのは、三井物産以上に高騰する現在の資源市況を見極めたいという三菱商事の保守的な姿勢があるからでしょうし。
個人的には当期利益は伊藤忠商事や、三井物産に負けてもいいのですが、配当原資となる基礎営業キャッシュ・フローだけは三井物産の9,000億円を上回る値を今期は出して欲しいと思います!
私も私の両親も三菱商事の株をそこそこ持っており、我が一族の金融資産も三菱商事の業績に左右されるので、特に頑張ってほしい総合商社であることに変わりはありません!
さてと、あと本日はまだ丸紅の決算分析がまだでしたね泣、頑張らないと。。。😭😭
丸紅の1Q決算分析記事の速やかにご報告させて頂きます。
伊藤忠商事は、三井物産の通期6,400億円以上の通期見通しを宣言して総合商社首位を確定づけるか!?
昨年唯一の赤字に転落した住友商事は、丸紅と同じ通期2,300億円の計画を発表しているが、巻き返しなるか!?
本当に明日の決算が楽しみですね🤗
それではまた明日お会いしましょう〜!
せ〜の、三菱商事〜〜〜3150〜〜〜🔥🔥🔥🔥🔥

福岡ソフトバンクホークス 柳田悠岐外野手
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