よっしゃーーーー!!!丸紅、よくやりました!!!
1Q当期利益1,121億円は、通期当期利益に対して進捗49%となります!素晴らしい爆益決算です!!
どうも〜、ネオコンです😊
は〜い、皆さまありがとうございます、さて始まりました〜本日のさとり世代の株日記!
一昨日から、三井物産、三菱商事、伊藤忠商事の決算記事を下記の通り書いてご報告してもうヘトヘトに疲れておりますが、最後の力を振り絞ってこの丸紅の記事を書いております。(まだ住友商事の分が残っておりますが)
さて、一昨日11時からの丸紅の第1四半期決算ですが、結論を申し上げますと非常に良かったです!!
✔︎今2022年3月期の第1四半期(2021年4~6月期)は、純利益が1,121億3,200万円(前年同期比92.9%増)
✔︎農業資材価格の上昇や好天候を背景にアグリ事業が大幅増益になったほか、自動車や建機の販売台数が伸び、船舶市況の上昇に伴って航空・船舶事業の利益も増加
✔︎当期純利益2,300億円(前期比2.1%増)という通期予想は変えていないが、進捗率は約49%に達した
うおーーーー🔥🔥🔥🔥🔥🔥
通期の上方修正は次回2Qで発表することや増配などが期待されて投資家がまとまった資金を振り向けたため、後述しますが、丸紅の決算発表日の3日の株価は大幅な上昇となりました。
これはすごく期待できます!
さすがは昨年度3位の丸紅!!今年も2年連続で住友商事を倒して名実ともに総合商社四天王に入れるか!?
昨年の丸紅の決算分析記事はこちらです、ぜひともご覧ください!
それでは早速、丸紅の1Q決算を見ていきましょう!
丸紅 2021年度1Q決算
2021年度1Q 決算概況
丸紅の2021年度1Q業績は、
純利益1,121億円(前年同期比+540億円、見通し進捗49%)
基礎営業キャッシュフロー1,295億円(前年同期比+350億円、見通し進捗37%)
となっており、文句なしの素晴らしい決算となりました!
下記の概要にもあります通り、前年同期比でも+540億円、+93%とかなり躍進しておりますし、純利益・実態純利益ベースで四半期最高益ということで、かなり調子の良いスタートを切れたのは間違いなさそうです。
純利益と実態純利益について下記の右側に昨年1Qと今回1Qの差を表現しておりますが非資源分野、資源分野ともに前年同期を大きく上回っております。
ちなみに丸紅は市況に左右されにくい非資源分野の割合の方が大きいため、この点はたとえ全体の利益で三井物産や三菱商事に劣っていたとしても安定的利益の創出という点で評価できると考えます。
さて若干話は逸れましたが、
この純利益1,121億円というのは、下記の通り、通期見込み2,300億円に対して49%の進捗となっており、後述いたしますが好調な金属事業の市況が今後も安定的に見て取れるのであれば、次回の2Q決算発表での通期見通し2,300億円の上方修正は十分にありえます!
上図の通り、現状今期の配当金は昨年より1円増配の34円となっておりますが、この好調な経営成績の継続でさらなる増配についても期待できそうです。
配当原資である基礎営業キャッシュ・フローについて下記で述べられております。
通期で3,500億円の基礎営業キャッシュ・フロー獲得を目指しており、1Qで通期の1/3以上にあたる1,295億円稼ぎ切ったことを勘案すると通期の純利益のみならず増配も期待できると考えます。
2021年度1Q セグメント損益の状況
こちらが純利益1,121億円をセグメントベースで示した図となります。
純利益、実態純利益ともに資源ビジネスである金属事業と、非資源ビジネスのアグリ事業が利益を牽引していることがわかります。
先日の三井物産、三菱商事、伊藤忠商事の1Q決算分析記事でも申し上げました通り、金属事業は総合商社は全体的に市況に恵まれて利益を享受できました。
しかし、この金属一本足にはならず、これに加えて、
安定利益が期待できるライフサイエンスの中のアグリ事業が増益に貢献したのは丸紅に顕著な特徴ですし、丸紅にとって大きな収穫だと言えます。
この増益理由ですが、
農業資材価格の上昇及び好天候を背景としたGavilon肥料事業及びHelena社の増益。
とのことです。
世界人口は今後も増加の一途を辿っていきますし、その成長市場に投資をしてそこが全社的利益成長の中でも目立つ存在であるというのは丸紅にとって大きな武器だと言えます。
2021年度1Q ネットDEレシオ
好調な経営成績が確認できたところで、最後に財政状態について見ておきましょう。
このブログで丸紅を取り上げる際に何度も申し上げているのですが、丸紅はかつて総合商社の中でも財政状態が悪くて、中でも自己資本に対する負債の割合を示すネットDEレシオを1倍以下にすることが課題でした。
1Q末である6月末時点で、若干上がって0.94倍となっておりますが、年度末までに0.9倍におさめるということでここは引き続き見守っておきましょう。
丸紅 決算発表後の株価、市場の反応
最後にこの好決算を受けてからの丸紅の株価を確認しておきましょう。
下記はここ5日間の丸紅の株価推移ですが、決算発表のあった8月3日は大きく上昇したものの、翌日から下落が続いております。

考えられる理由としては、今期の通期当期利益を2,300億円を計画している住友商事が2,900億円に上方修正すると8月4日の決算で発表したのが一因かなと個人的には考えます。
同じ2,300億円を目指していた住友商事が計画の上振れを1Qで早くも発表して、丸紅が次回2Q決算まで据え置いたというのがあると思います。
もちろんこの5日間という短い期間での株価について論じることにあまり意味はないのですが、今期総合商社第4位を目指して住友商事と競っている以上、丸紅には2Q決算では通期純利益2,900億円以上の3,000億円位を目指して住友商事の負けじと頑張って欲しいと思います!
住友商事の決算分析も追ってさせて頂きますが、住友商事は通期純利益を2,900億円に上方修正しましたが、増配については言及しませんでした。
丸紅が11月の2Q決算で純利益3,000億円、増配を発表すれば丸紅のマーケットでの評価はますます高まると思います!
期待しております!
それではまた皆様お会いしましょう〜!
せ〜の、丸紅〜〜〜3150〜〜〜🔥🔥🔥🔥🔥

福岡ソフトバンクホークス 柳田悠岐外野手
最近のコメント