せーの、全員HAWKS もっともっともっと〜〜!!
どうも〜、シンディアです!
は〜い、皆さまありがとうございます、さて始まりました〜本日のさとり世代の株日記!
私は常日頃より当ブログで総合商社5社とオリックスなどを戦略銘柄と位置付けて四半期ごとにご報告させて頂いておりましたので、5、6月は2021年度通期実績が発表されたので総合商社の決算情報を中心に死ぬほど執筆頑張っていました笑
DMでも高配当で魅力的な日本株の筆頭でもございます総合商社決算のについてのお問い合わせを多数いただき、皆様の日本株投資の一助になれたことを嬉しく思いますし、今後も発信の方お役に立てるように頑張って参る所存です。
で、そんな中、何か重要な銘柄忘れていないかな?って思った時に思い浮かんだのが、KDDIです!
戦略銘柄として掲げている以上、5月に原稿は書いたのですが下書きのまま忘却しておりました笑
インドにいて私はわかりませんが、KDDIの通信障害が日本では話題になっているらしいと聞いて、そこで思い出しました笑
さて本日は、通信大手3社といえば、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクですが、この一角を占めるKDDIの2021年度通期決算および来期の経営見通しについて分析いたしましたのでその報告をさせていただきます!
前回2020年度および2021年度1Qについて分析させていただきました記事はこちらですので、事前にご覧いただけますとより内容が入ってくるかと思います!
KDDIといえば、通信業界の中で2020年度は首位となり、競争激化して厳しくなる通信業界を背に新たな成長領域事業が絶好調で非常に高い利益率を誇る事業ポートフォリオを有していることが非常に大きな強みとなっている企業です!
また、KDDIは高配当で、非常に業績も好調で、日本の最優良企業であるTOPIX30 Core30銘柄にも選定されている優良銘柄です!!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
KDDIの他にも当ブログで以前ご報告させて頂きましたが、
信越化学工業、花王、ダイキン工業、日本電産、村田製作所、トヨタ自動車、伊藤忠商事、三井物産、三菱商事、三菱UFJフィナンシャル・グループ、東海旅客鉄道(JR東海)、ソフトバンクグループ
と行った風に名だたる一流企業の一角が今回ご報告させて頂きますKDDIなのです!!!
私も今まで、日本株といえば総合商社以外投資しない主義だったのですが、前回2020年度の通期業績分析を通じて、ひれ伏すくらいKDDIの圧倒的な投資妙味に感服して、現在の海外駐在から帰任したおりには一目散で投資することに決意しました!
とはいえ、どうしてもKDDIといえば携帯電話の会社というイメージのままでまだまだ成長領域を有する総合IT金融企業であるってなかなかご想像できない方も多数いらっしゃるかと思います。
いずれにせよ今回はガチです!!
高配当株狙いの投資家の方も、増配株狙いの投資家の方も、是非是非ご覧になって、KDDIへの投資可能性につきご検討いただきたく本稿にてご報告申し上げます!!!

【引用】KDDI株式会社 公式HP
KDDI 2021年度通期実績
損益計算書
それでは、早速KDDIの2021年度通期実績について振り返って参りましょう!
連結業績は売上、営業利益ともに前年比増収増益となっております。
昨年、同業他社を出し抜きトップを奪取したKDDIですが、2019年度〜21年度にかけて経営課題としていたライフデザイン領域とビジネスセグメントの売上高が目標数値を上回り、好決算であったと言えます。
それでは、KDDIの2021年度通期売上高に関してですが、本業の通信事業の単位あたり付加価値は減少するものの、成長領域と位置付けているライフデザイン領域のauでんき含む付加価値ARPUは向上しております。
したがって、通信ARPUは減少するものの、ライフデザイン領域の付加価値ARPUの浄化もあって、総合ARPUは微増で仕上げることができました。
下記の左側の2020年度から今季への営業利益の増減要因ですが、通信事業のマイナス▲872億円を付加価値事業で相殺し、営業利益10,606億円という増益で仕上げた形となります。
個別にこの付加価値領域を見てまいりますと、
ライフデザイン領域
auでんき、auPAYなど、エネルギーと金融といった今まで通信とは関係ないとされていた顧客の獲得を年々増やしている様子がわかります。
ビジネスセグメント
続きまして、成長領域の双璧のもう片方であるビジネスセグメントについてみてみましょう。
ビジネスセグメント も毎年右肩上がりの成長を遂げつつあり、DXやIoTを中心とする事業が好調です。
こちらは、2021年7月21日の1Q決算の資料なのですが、通信事業から成長領域へのシフトが進んでおり期待できます。
実際、KDDI自体も値下げ圧力や競争圧力に年々強く晒され続ける通信事業の事業環境に抜本的成長を遂げるポテンシャルを見つけられなくなり、会社としての持続的成長を成長領域に移したり、コストの削減など多角化戦略を推進していることがわかります。
その他の事項として、2021年度の連結FCFは前年より凹む形ではありますが、一過性の支払いなどもあり、また来期が6,000億円に戻る見通しなので悲観する必要はございません。
バランスシートに関しても安定した財務基盤を2022年3月末時点で有していることがわかります。
KDDI 新中期経営戦略(23.3期〜25.3期)
KDDIは、2022年3月期で3カ年の中期経営戦略を成長領域が大躍進を遂げて終了しましたので、今回、2021年度の決算発表と同時に次期中期経営戦略を発表しました。
こちらに来期の経営見通しも含まれておりますので、ざっくりと一緒にレビューしてまいりましょう!
ビジョン、経営戦略
まずは環境分析ですが、やはりDXやコロナ禍を契機としたワークスタイルの多様化、5Gなどが挙げられております。
そしてその中でKDDIが策定した2030年までの経営ビジョンですが、社会を支えるプラットフォーマーというありたい姿に対して次期中期経営計画では5Gを中核に据えた経営戦略を実行するとしております。
実は私がKDDIを一目置く理由は、KDDIは中期経営計画で策定したビジョンを必ず数字で実現している点なのです!
前回の中期経営計画でも通信のライフデザインの融合というのを掲げて実際に、成長領域と位置付けたライフデザイン事業は目標数値を上回る利益を上げました。
ですので、次期中期経営計画もかなり期待しております!
5Gを核にそれに親和性のある事業を中心に経営戦略を実行していくとしております。
その概念がこちらですが、根底には5Gがあって、
具体的には高度化する私たちの日々の生活を支える事業として定義づけられております。
特に、近年のDXは様々な業界で求められているテクノロジーですのでそれを一気に加速。
キャッシュアロケーション
それでは、次に定量的に分析していくために今後の3ヶ年のキャッシュアロケーション方針について見ていきましょう!
金融事業除く営業キャッシュフローは中期経営計画3カ年で5兆円ということで、2021年度が1.4兆円であることを考慮すると可能でしょう。
そこから前述いたしました5G中心とした投資を実行し、かつ株主還元も配当性向40%超をベースに積極的に行うということでさすがKDDI!潤沢なキャッシュがあると色々とできるなーと感心してしまいます!
2023年3月期 連結業績予想
そしてこちらがお待ちかねの2023年3月期の見通しですが、引き続き通信関連の減益、費用増は織り込みつつも金融事業とビジネスセグメントがそのマイナスを上回る成長を見込めるので、トータルで売上から営業利益までプラスの見通しとなっております。
やはり、私が海外赴任から帰任したら真っ先に買いたい銘柄は間違いなくKDDIです!
そして、こちらがKDDIを語る上で欠かせない1株あたり配当金の栄光の足跡です!
来期も過去最高の支払い配当金135円を想定しております!
以上が、今回のKDDIの中期経営計画のサマリーとなります!
NTTもこれから決算分析記事書こうと思っているのですが、やはり安定基盤といいますか、単なる通信会社ではなく、通信という私たちの暮らしに欠かせない事業を抱えているからこそ、同じく暮らしのセグメントに横展開していって、単純に通信だけの会社ではないように進化していったのがKDDIのこれまでの勝因ではないかと思います!
私も総合商社、オリックスと並んで声を大にしてオススメしたい日本株です!
KDDI まとめ
本日は、消費者であれば誰もが知っているKDDIの決算分析につきご報告させていただきました!
サマリーとしては重複いたしますが、下記のような感じになります。
現状に満足せずに世の中に求められているサービスをいち早く打ち出してそれを営業利益という形で結果を残して株主還元まで遂行する我が国トップレベルの会社であることを再確認することができました!
これを踏まえた上で、昨今のKDDIの株価についても見ておきましょう!
超長期で見てみると確かにKDDIの企業価値は高まっています!たとえ通信障害があったとしても!

特にこの1年間での急上昇はかなり目立ちますね!
きちんと2021年度を増益で仕上げましたし、今後も5Gという世の中に求められるサービスを軸に企業成長と株主還元が行えるという確かな手応えがマーケットから評価されて今の株価水準に位置していると考えます。

何れにせよ、通信事業が沈む中、新しいビジネスモデルを打ち出してそれが増収増益に貢献しているKDDIという会社は今後ますます評価されるべきであると考えます。
21年間連続増配も非常に高く評価できますし、もう私は海外駐在から帰任したら真っ先にKDDIの株を買おうと思っております。
当ブログでは、魅力株として今後もKDDIの四半期決算をwatchしてまいりますので、今後ともKDDIの経営成績については随時ご報告申し上げます。
次回は8月の1Q決算ですね!
成長領域の両輪のもう片方であるビジネスセグメントが爆益となって、通期業績予想を嬉しい意味で大きく裏切ってくれる爆益決算を強く期待します!
どうか引き続きさとり世代の株日記をご覧頂きたく重ねてお願い申し上げます。
本日の報告は以上となります。
さて、今後はコストプッシュ型インフレに端を発した昨今の円安より、大円安時代に突入することが想定されます。
そのような環境下では従来通り、米国株インデックスに思考停止のまま投資して良いのかよく考えるべきです。
三面等価の原則が成り立たない未曾有の事態に、将来の含み益ということで期待するのではなく現在のキャッシュフロー改善に目を向けるキャッシュフロー投資をポートフォリオに加えるべきです。
したがって、今後はポートフォリオに高配当日本株の銘柄を組み込むことをオススメし、その専用口座として松井証券の口座を開設することを強く進言申し上げます🙇♀️
松井証券は、日本株しか取り扱っていませんが、一日の約定代金50万円まで手数料ゼロ円です!!
なんと、SBI証券や楽天証券が約定ごとに課金されるのに対し、
松井証券だけは100万円まで無料です!!!

【引用】MINKABU THE INFONOID, Inc.様
当ブログでも何度も申し上げております通り、戦略銘柄と位置付けている三菱商事、三井物産が減損して再び買い増ししようと思った時、100万円までであれば少なくとも200株は買い増しできるわけですし、定期積立でもナンピンでもとにかく使い勝手が良いです!
コストプッシュ型インフレ、大円安時代を生き残るためには、この円安の時期にドルを買って米国株を買うだけが全てではありません。きちんと円安の時は円建てで高配当のキャッシュイン資産を構築することが必要ですし、その準備としても日本株専用の松井証券の口座を持つことは極めて意味があります!
銘柄のポートフォリオだけではなく、用途別の証券口座も複数持ってポートフォリオを構築すべきです!
松井証券は長い歴史を持つ証券会社でありながら、インターネット取引を最初に導入したり、常に革新的なアイデアを取り入れる証券会社です。
最大手SBI証券や楽天証券と競合してよりよいキャンペーンも定期的に行っているのが魅力的ですね!ぜひとも日本株証券口座=松井証券のということで解説を強くオススメします!
もしよろしければご覧になり、勉強して頂ければと思います!
家計簿PL、家計資産残高(BS作成)、企業の決算分析とこの資本主義社会を賢明に戦い抜く武器を身につけることができます!
これでも難しい方は初心者用としてこちらがオススメです!!
先月5月は3末決算企業の通期決算発表シーズンであり私の本業発揮の時期でした!
高配当で魅力的な戦略銘柄中心に決算分析記事をご報告させていただいておりますので、引き続きさとり世代の株日記をご愛顧の程お願い申し上げます🙇♀️
2022年3月期分析企業記事
長くなりましたが、今回もお付き合いくださりありがとうございました😊
また次回の記事でお会いしましょう〜
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