せーの、全員HAWKS 鷹!鷹!鷹〜〜!!
どうも〜、シンディアです!
は〜い、皆さまありがとうございます、さて始まりました〜本日のさとり世代の株日記!
今シーズンも終わってしまいまして、ホークスは惜しくも3位でした。
私自身といえば、夏に帰任してからちょっと落ち着きましたので徐々に決算記事の方も再開させていただこうかと考えていることです。
駐在中に私も準富裕層になったということで、株式投資にもファッション性を求めたいと色気付いてきましたので、帰任後には欧州ハイブランド株への挑戦を検討しております。
ですので、今回は欧州株第一弾としてHERMESについて見ていきたいと思います。
私もHERMESには投資するつもりなのでその前に財務を見ておきたいと思って今回は分析しましたのでその結果についてこちらでご報告申し上げます。
それでは、早速HERMESの1−6月までの上期決算報告を一緒に見ていきましょう!
HERMES 2023年12月期2Q決算
2023年12月期2Q経営サマリー
HERMESの2023年12月期2Qの経営サマリーは、
売上6,698百万€(前年差+1,223百万€)
営業利益2,947百万€(前年差+643百万€)
当期利益2,226百万€(前年差+585百万€)
と前年から比べても大きな飛躍となった上期決算を叩き出してくれました!
ハイブランド銘柄はジオグラフィカル戦略を取っていて複数地域に分散して展開することで一部地域で戦争等のリスクがあっても他が補うというのを基本戦略としておりますが、全地域において前年比プラスの兆候が見られ、特に2Qでアジアの伸びが著しかったがこの好決算につながりました。
この通り、アジアがいかに重要なマーケットかがわかります。
セクターベースでの分析でも、得意のレザーとアクセサリーの二強が牽引役であるのはいうまでもありません。
今回私は、ハイブランド銘柄の分析を初めてしたのですが、このように売上高営業利益率のグラフがあるのですが、なんと2023年上期は驚異の44%となっております!
ハイブランドも業態的には製造業に分類されると思うのですが、富裕層相手の商売ですので一般のメーカーとは比べ物にならないくらいの高収益型ビジネスモデルとなっております。
こちらが売上高純利益率ですが、こちらも33.2%と異次元の利益率を記録しております。
新型コロナウイルスで2020年のみ13.5%となっておりますが、普通の企業だとこれでもすごい方ですからね。
最初はなんだこの意味のない棒グラフの推移はと思って掲載している意図を汲み取れなかったのですが、欧州ハイブランド企業の独自のビジネスモデルの優位性を強調するご自慢の指標であることがわかりました。
そしてこちらが先ほどの営業利益率と準利益率の実数値の過去10年の推移となります。
ご覧の通り、新型コロナウイルスから世界はようやく脱却して富裕層も世界情勢に気を使わずにハイブランドを購買できるようになったと言えるでしょう。
2023年12月期2Qキャッシュフロー、財政状態
HERMESの2023年12月期2Qのキャッシュフローは、
営業キャッシュフロー2,106百万€(前年差+366百万€)
投資キャッシュフロー▲249百万€(前年差▲59百万€)
支払い配当金▲1,384百万€(前年差▲534百万€)
きちんと稼いで、配当金も支払って、期末のキャッシュも9,848百万€と非常にキャッシュリッチな形で仕上げて理想的な上期のキャッシュオペレーションができたと言えるでしょう。
財政状態についてもDEレシオも低く健全な状態であると言えるでしょう。
ほぼほぼ形状も前年同期と同じと言えるので、このような資産負債、流動、非流動の按分がHERMESとしてはセオリーだと思うのでこちらについても特に申し上げる点はございません。
今後の展望として、Launch of the 5th chapter of Hermès Beauty around the eyes in Septemberと書かれておりますので、目の付近のアクセサリー化粧品?を新発売するのと、新規店舗の拡大が言及されておりますので、この上期の好調さを維持して下期に臨む様子が垣間見れます。
HERMES 決算発表後の株価、市場の反応
HERMESの株価は、決算発表が行われた7月28日をピークに大きく下落しております。€2,000あった株価は20%ほど下落して10月20日時点で€1,654.20となっております。

上期の経営成績自体は素晴らしいものでございましたが、現在パレスチナ自治区ガザの人道危機等の政情不安が下期のHERMESの経営成績にどのように影響してくるのかは注視が必要でしょう。
一般的に戦争や紛争、金融危機など世の中が安定しなければ、このような嗜好品の購入は買い控えられますのでHERMESにとっては非常に厳しい状態であると言えます。
富裕層が拡大する平和な世の中が続くのであればそれとともに欧州ハイブランドのような嗜好品企業の経営成績、株価は新調してまいりますのでまずは今月下旬に発表される7−9月の3Q決算をみて通期の仕上がりについても注視してまいります。
とは言え、あの高いHERMESが昨今大幅に下落しているので私としては€1,500あたりで100万円分くらいぶっ込もうと考えております。
まだ分析途中ですが、競合のコングロマリット型ハイブランドのルイヴィトンはワイン部門という安定収益源でこの嗜好品のホームランのブレの調整をしているようなのですが上期決算はどうだったのでしょうか。
今後は、HERMES、LOUIS VUITTON、DIORを中心に欧州ブランドも一つの分析対象としてwatchしてまいります。
ちょっと金融資産に余裕ができたアッパーマス層から準富裕層のみなさま、HERMESやLOUIS VUITTONの株持っているとかっこよくないですか?(私はミーハーなので)
ぶっちゃけ資本主義が続く限り富裕層はどんどん拡大していく世の中なのでとりあえず持っていたらかっこいいから、オシャレだからという自己満で私は買う予定です。
億り人まで道草くってと言われればそれまでですが、このようなファッショナブルもあっての投資生活です。
私とともに株式投資生活にファッションを取り入れたい方は是非とも一緒に年末に向かって下落していく欧州ハイブランド銘柄株式投資に挑戦しましょう!
ありがとうございました!
本日の報告は以上となります🙇♀️
さて、昨年2022年はコストプッシュ型インフレに端を発した昨今の円安より、大円安時代に突入しましたが、2023年は急激な利上げで反転することが想定されます。
物価高、上がらぬ賃金、防衛増税、株式投資等の金融所得課税の可能性など家庭のキャッシュを両化させつつ投資生活を送ることが大切です。
三面等価の原則が成り立たない未曾有の事態に、将来の含み益ということで期待するのではなく現在のキャッシュフロー改善に目を向けるキャッシュフロー投資をポートフォリオに加えるべきです。
したがって、今後はポートフォリオに高配当日本株の銘柄を組み込むことをオススメし、その専用口座として松井証券の口座を開設することを強く進言申し上げます🙇♀️
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【引用】MINKABU THE INFONOID, Inc.様
当ブログでも何度も申し上げております通り、戦略銘柄と位置付けている三菱商事、三井物産が減損して再び買い増ししようと思った時、100万円までであれば少なくとも200株は買い増しできるわけですし、定期積立でもナンピンでもとにかく使い勝手が良いです!
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もしよろしければご覧になり、勉強して頂ければと思います!
家計簿PL、家計資産残高(BS作成)、企業の決算分析とこの資本主義社会を賢明に戦い抜く武器を身につけることができます!
これでも難しい方は初心者用としてこちらがオススメです!!
当ブログでは、高配当で魅力的な戦略銘柄中心に決算分析記事をご報告させていただきたく存じますので、引き続きさとり世代の株日記をご愛顧の程お願い申し上げます🙇♀️
2022年3月期分析企業記事
長くなりましたが、今回もお付き合いくださりありがとうございました😊
また次回の記事でお会いしましょう〜
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