せーの、3150〜!!
さてさて、昨日はなんとか楽天マー君から勝利し連敗ストップ!
和田投手、松本投手、モイネロ投手、守護神森投手に、デスパイイネ2ランホームランとなんとかクライマックスシリーズ進出のためにつながる一勝でした!
やはりホークス勝つと最高バイ!

4回1死一塁、左越えに2ランを放ち、ガッツポーズするデスパイネ選手。右奥は楽天の先発・田中投手(撮影・中村太一様)
どうも〜、ネオコンです😊
は〜い、皆さまありがとうございます、さて始まりました〜本日のさとり世代の株日記!
さて本日は、高配当銘柄としても有名な元祖・発電企業J-POWERについてです!
J-POWERとは、下記の通り、端的に申し上げますと、発電関係の総合企業といった感じです!
言わずもがな、電気は私たちの日常生活に欠かせないインフラです。
その電気を作って電力会社に提供したりするJ-POWERはまさに社会的な使命を果たしている会社であるといえます。
発電といえば、火力発電が従来はメインでしたが、昨今の脱炭素社会実現に向けてのムーブメントから、再生エネルギーについても注力しております。
似ている企業として挙げられるのがENEOSです。
先日の、ENEOSの1Q決算記事でも申し上げましたが、
先日、千代田化工建設と三菱商事、三井物産、日本郵船の4社でつくる「次世代水素エネルギーチェーン技術研究組合」がENEOSが推進する実証事業向けに、ブルネイで製造する水素を輸送しやすい液体として供給する契約を同社と結んだと発表しました。
このように水素ビジネスをENEOSが画策しているのはご報告させていただきました通りですし、J-POWERも似たような再生エネルギー事業を展開しております。
それでは早速J-POWERの2021年度の第1四半期決算につき一緒に見ていきましょう!
J-POWER 2021年1Q決算
近年の経営成績および損益計算書
J-POWERの2021年度1Q決算の定量的な考察に入る前に、まずはJ-POWERの近年の経営成績から見て参りましょう。
近年、石炭火力発電メインだったJ-POWERは、火力発電所の定期点検や、一部発電所の設備トラブルの影響、コスト高などの影響を受けて厳しい経営が続いておりました。
2017年度は純利益684億円あったのが、2020年度は223億円と1/3以下にまで落ち込んでしまいました。
しかし、 冒頭申し上げました通り、今後脱炭素社会の到来など再生可能エネルギーが主流化していく中で今までのビジネスの踏襲では生き残れないとJ-POWERも危機感を持っている中、2021年度はV時回復を計画しており、1Q実績も純利益140億円と前年同期を上回る結果となりました。
こちらが2021年度1Qの損益計算書ですが、営業利益では前年同期比減ですが、経常利益、純利益ベースだと増益であることがわかります。
それでは詳細を見て参りましょう!
下記は販売電力の内訳ですが、火力発電に依存している経営体質に変化はありません。海外ビジネスも強いのですが、この資料だけだと火力発電に頼っているように見えます。
しかし、こちらの電気事業の内訳ではわずかではありますが、再生可能エネルギーの売上高が前年同期比増となっており、少しずつではありますが進歩が見られます。
このような大規模なインフラ固定資産を有する企業は、有形固定資産を持たないIT企業のようにフットワーク軽く事業転換できませんから、少しずつであってもこのように世の中のニーズに応える経営姿勢を評価していきたいと思います。
そして、こちらが1Q経営成績の前年同期からの増減要因ですが、営業利益がマイナスで、経常利益と純利益がプラスであると先ほど申し上げましたことからお分りいただけるように、本業ではなく、営業外収支および為替差益での増益であると言えます。
このグラフを文章にしたのが下記ですが、米国プロジェクトにおける増益を持分法利益として取り込んだことやタイ連結プロジェクトなどありますが、大きな理由は営業外収支と為替差益ですね。
J-POWER 2021年通期業績予想
業績予想概要
続きまして、このように再生可能エネルギーの努力は続けるものの、目覚ましい成果はなく、営業外収支と為替差益に助けられたあまり特徴のない1Q決算の数字を受けて、J-POWERの通期計画がどうなったかというのを見て参りましょう!
下記の通り、特に通期計画については、5月の発表時からの変更はございません。
1Qの純利益140億円というのは、進捗率41%であり、決して悪い数字ではないのですが、やはり営業利益で減益となったように本業での成果ではないというのが、上方修正がなかった理由の一つだと思います。
昨年に比べて最終利益増益となりますが、営業利益ベースでは、昨年777億円に対して590億円と減益となることから、配当も据え置きとなっており、本来のJ-POWERの実力が発揮されるのは来期以降という形になりそうです。
今後の取り組み
今回、J-POWERの1Q決算を見て、定量面ではJ-POWERの魅力を掴むことができなかったので、今後の再生可能エネルギーへの取り組みを見て、J-POWERのポテンシャルを深掘りしていきたいと思います!
下記のように今後拡大する再生可能エネルギー市場において、その供給という点において、J-POWERはその役割を果たしていきたいとしております。
また、国内外において、今年度はより一層再生可能エネルギーの拡大に努めます。
冒頭申し上げました、
千代田化工建設と三菱商事、三井物産、日本郵船の4社でつくる「次世代水素エネルギーチェーン技術研究組合」がENEOSが推進する実証事業向けに、ブルネイで製造する水素を輸送しやすい液体として供給するビジネスの件がございましたが、
J-POWERも水素事業については水素発電という視点で取り組みを加速していく方針を打ち出しております。
得意な海外事業の一拠点である豪州でも水素のパイロット実証実験も行なっておりますし、
水素に限らず、あらゆる再生可能エネルギー事業の景気を掴むべく、海外展開も積極化しております。
これらも全て化石燃料を発電原料とする石炭火力との決別、転換のための政策です。
まとめ
今回は、火力発電からの転換のためにもがくかつての名門、電源開発、J-POWERの2021年度の1Q決算についてみていきました。
今回の内容を見てご理解いただける通り、ここ半年のJ-POWERの株価は低迷しております。

多額の債務を抱えて経営難に陥っている中国の不動産開発大手、中国恒大集団の株価が20日に急落し、世界的な株安を引き起こしたことも影響してか、本日の日経平均は大きく下げとなりましたので、一段と株価下落が加速しました。

ここ数年間の経営成績を見たらこの株価低迷は納得です。
現時点では定量的な成果はありませんが、積極的に投資している再生可能エネルギー事業が開花する時、J-POWERの魅力はマーケットがしっかりと評価するものだと思います。
しかし、エネルギー企業特有のキャッシュリッチな点、配当利回りが高いのはかなり魅力的です。
現時点で株価はかなり安値にございますので、仕入れてからはしばらくはこの高い配当利回りで配当を享受しつつ、将来再生エネルギー事業が損益の数字に表れてきたときに真価が株価に反映されると信じて持っておくのもいいでしょう!
当ブログでは今後も、J-POWERには期待したいと思います!
9月17日15時終わり時点で、配当利回り4.50%ですよ!!
大注目の2Q決算は11月です!またご報告申し上げます🙇♀️
今回の報告は以上です。
それでは皆様最後にご唱和ください!
せ〜の、全員HAWKS、S15〜!!🦅🦅🦅
明日からの首位ロッテ戦は本当に集中ばい!
またお会いしましょう〜!
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