せーの、全員HAWKS S15〜〜!!
いや〜昨日は、42イニング連続無失点の球団新記録本当におめでとうございます!
ムッチャ嬉しかったし激アツでした!
我らが絶対的エース、斉藤和巳氏も投手陣とともに、甲斐捕手のリードも絶賛していらっしゃいました!!

斉藤和巳氏 ソフトバンク42イニング連続無失点の球団新記録を称賛!「拓也にもクローズアップを」 livedoornews様
いや〜もうこれは明日からのロッテ戦も楽しみで仕方ないです🦅🦅🦅!
どうも〜、ネオコンです😊
は〜い、皆さまありがとうございます、さて始まりました〜本日のさとり世代の株日記!
本日は移動日という事で、私は昨日の42イニング連続無失点の球団新記録の喜びを噛み締めつつブログを書いているって感じです!
明日からのロッテ戦も是非勝って1日でも早く首位奪取を実現して頂きたいです!
本日は、タイヤといえば、この会社、はい、ブリヂストンです!
もう皆様も8月10日の第2四半期決算(1~6月)をご覧になり、上半期も爆益!
通期についても下記の通り、
通期業績見通しも上方修正。売上収益3兆3200億円(前回予想比+3100億円)、調整後営業利益3600億円(同+1000億円)、純利益3250億円(同+640億円)とした。
という発表が出ており、回復するタイヤ需要を背景に、今期2021年度のブリヂストンは非常に好調であることがわかりました!
しかし、昨年はトヨタ自動車とデンソーは良い決算だったのですが、ブリヂストンにとってはなかなかに厳しいものですした。
今期2021年度の爆益決算を読み解く上でもまずは苦戦を強いられた2020年度を知って頂きたく今回は昨年分をご報告申し上げます🙇♀️
もちろん、8月10日の2Q決算発表も詳細を後ほどご報告させて頂きますが、重要な銘柄ですので、まずは遅ればせながらまずはその前段階として、昨年2020年度通期決算の分析について申し上げます。
ブリヂストンは就職ランキングも上位にランクインする難関企業としても有名です。
就活生の方も是非是非、ブリヂストンを受けたいと思っておられる方は、この記事で財務面を確認してから面接に臨んで頂きたいと思います!
今年に入って、脱炭素社会、ESG投資、EVなどの新しいビジネス環境の影響も多分に受けて、今自動車業界は100年に1度の大転換期ですが、果たしてブリヂストンの2020年12月期および来期2021年12月期の経営見通しはどうだったのでしょうか?
早速、一緒に見ていきましょう!
ブリヂストン 2020年度決算
過去5年間の重要経営指標の推移
最初にざっくりと、昨今のブリヂストンの経営成績のイメージを掴んでいただくために、下記の過去5年間にわたるブリヂストンの調整後営業利益、当期利益についてご覧ください。
2020年度は調整後営業利益は黒字を死守したものの、当期利益ベースだと赤字転落となっております。
ブリヂストンの営業利益は年々減少の一途をたどっていたわけですが、ついに、最終赤字にまでなってしまったというのが2020年度です。
もちろん、新型コロナウイルスという未曾有の逆風が経営に与えた影響が甚大なのは承知ですが、赤字転落は結構経営陣にとっては打撃となったでしょう。
2020年4Qの市場環境と主な取り組み
冒頭で2020年度は最終赤字転落という暗い話をしてしまったのですが、最終四半期の4Qでは、回復基調があり、それが来期以降の追い風になることが述べられております。
そして、事業環境としてもタイヤ需要が確実に回復している兆しを見て取ることができます。
タイヤの需要もあり、タイヤの前年と比較した販売本数比も4Qにはほぼほぼグローバルレベルで回復しつつあることがわかります。
それでは、復調の兆しが見えつつあるところで、2020年度の連結損益計算書を見ていきましょう。
損益計算書
ブリヂストンの2020月12月度決算は、
調整後営業利益2,229億円(前年差▲35%)
当期利益▲223億円(前年差ー)
配当金110円(前年差▲50円)
と先ほど申し上げました通り、当期利益で赤字転落という形で仕上がっております。
最終利益では赤字となってしまいましたが、本業ベースでは黒字を死守した本業の実態を示す調整後営業利益の推移を企業活動ベースで下記の通り、分解して考察してまいりましょう。
やはり、言うまでもなく、本業の数量減少とか加工費の高騰が大きな逆風となっており、営業費の節減などで企業努力をするも、最終的には前期3.431億円に対し、当期2,229億円の減益で着地となりました。
次に分析の軸をきい業活動ベースから地域軸に移して見てみましょう。
売上収益も調整後営業利益もどちらもグローバルで減益となっております。
地域軸から、製品軸に変えて見てみても減益で、特にSpecialitiesの落ち込みが顕著となっております。
財政状態計算書、キャッシュ・フロー計算書
続きまして、財政状態計算書とキャッシュ・フロー計算書をみていきましょう。
自己資本比率は若干微減となりました。
営業キャッシュフローは前年と横ばいで、投資キャッシュフローは前年よりも投資を控えたのか増加しており、フリーキャッシュフローは前年より増加しており、キャッシュを厚くした形での仕上がりとなります。
非経常損失
最後に、なぜ最終赤字になったのかについて言及したいと思います。
営業利益までは黒字だったのですが、下記に示す通り、グローバルでの減損損失と、事業・工場再編費用が特別損失として計上されたため、最終赤字に転落したことがわかります。
ブリヂストン 2021年度連結業績予想
2021年度 事業環境見通し
本業では黒字であったものの、特別損失の計上で最終赤字に転落してしまったのがブリヂストンの2020年度の経営実績でした。
それでは来期はどうなのでしょうか。
まずは事業環境見通しについて触れておきましょう。
2020年4Qからすでに市場の回復が見受けられていることから、前提として、COVID-19がだんだん回復していくという見通しを立てております。
それに基づきますと、タイヤ需要と販売本数も増えると下記の通り見ております。
そして、このマーケットが復調するという前提に基づいた上でのブリヂストンの2021年12月期連結決算見通しは、
調整後営業利益2,600億円(前年差+17%)
当期利益2,610億円(前年差ー)
配当金130円(前年差+20円)
と全ての損益項目で増益を計画しております。
調整後営業利益で2,600億円というのはまだまだコロナ前の2019年度には戻っていない経営成績で、来期以降もブリヂストンの回復には時間を要しそうです。
こちらが事業活動ベースの調整後営業利益の前年からの比較グラフなのですが、来年は本業の数量増が期待できますので、減少項目があっても、最終的な調整後営業利益は2,600億円と増益で着地する計画を立てております。
以下の通り、地域ごとセグメントベースでもグローバルで増益となっていることが確認できます。
株主還元
それでは最後に、ブリヂストンの株主還元政策も含んだキャピタルアロケーションについて言及したいと思います。
色々書かれておりますが、連結配当性向40%を目安としますと書いております。
しかし、増配入ったものの、先ほど申し上げました、2021年度の配当金130円は、下記の通り、配当性向35.1%に過ぎません。
正直、【新配当基本方針】を宣言するのであれば、初年度から配当性向が基本となる40%を下回るのはちょっと投資家の立場からすると残念です。
最後に
最後にブリヂストンの現在の株価を見ておきましょう。
過去5年間で株式会社ブリヂストンの株価は150%増という形で推移しております。
新型コロナウイルスが始まった2020年3月ごろは今後の業績の不透明さが如実になった売りが先行して一時は3,000円まで下がったものの、その後巻き返して今は5,000円を突破して過去5年間の最高株価まで推移する軌跡を描いております。

個人的には、増配の上げ幅が不満であったのですが、市場としてはそれでもタイヤメーカーの中での確固たるブランドというものもあってのこの株価なのでしょうか。
8月10日の2Q決算も見てみないとわかりませんので、早急に8月10日の2Q決算についても記事を書いて引き続きブリヂストンについては戦略銘柄としてご報告させて頂く所存です。
2020年度は特損もあって赤字転落してしまったブリヂストン 。
しかし、2021年度はその巻き返しに賭けていますし、市場からの期待も大きいです。
日本のトヨタ自動車とデンソーなどの自動車産業を支える不可欠な企業、ブリヂストン !
来期のブリヂストンの経営成績にも期待しながら本日はここまでとさせていただきます!
ありがとうございました!
今回の報告は以上です。
それでは皆様最後にご唱和ください!
せ〜の、全員HAWKS、S15〜!!🦅🦅🦅
またお会いしましょう〜!
最近のコメント