どうも〜、ネオコンです😊
それでは遅くはなりましたが、9月の資産運用実績についてです。
9月は中国の不動産大手の恒大集団の債務不履行問題などで揺らぎましたが、菅首相退任後、第100代内閣総理大臣に岸田氏が就任したことによる恒例のご祝儀相場の影響もあって、日経平均株価は好調で私の日本株ポートフォリオも久しぶりに息を吹き返して売却を考えていた銘柄の整理もできて、非常にいい形となりました。
非居住者である私は、株式の新規取得はできませんが、既存株式の売却はできます。
しかし、売却益が発生した場合、この配当譲渡益に関わる税金はどう扱うのかとかが面倒だったので、ギリギリ含み損が出ているラインで損切りということで処分できてよかったです。
9月のマクロ関連での政治経済系の話題と言いますと、やはり何と言っても自民党岸田総裁が誕生、第100代内閣総理大臣岸田氏率いる新内閣の誕生です。

10月4日に第100代首相となる岸田文雄・自民党前政調会長。東洋経済ONLINE様
原発推進、中国にも屈しない強い外交については岸田氏の政治手腕に大いに期待している所ではございますが、先日ご報告させていただきました、”金融所得課税強化”の可能性の示唆については我々株式投資に精を出している層にとっては打撃でしたね泣

【出典】岸田氏検討の金融所得課税強化 市場に警戒感 日本経済新聞
株式譲渡および配当金に課税される税率が現行の20.315%から仮に30%となった場合、年収899万円以下の方にとっては、金融収入による税率は所得税率以上となってしまい、株式投資が労働収入以下の税率でキャッシュインできるコスパいい資産構築メソッドという従来の前提が崩壊してしまいます泣
したがって、株式投資をテーマに取り扱う当ブログでも最重要テーマとして以下、考察を2つの記事にて纏めてご報告させていただきました。
9月は3月末決算企業の決算も少なく、ブログの更新は控えめでしたが、来月10月からは、日本株高配当で着目しております三井物産、三菱商事、伊藤忠商事、住友商事、丸紅、豊田通商、双日と言った総合商社の決算が集中しておりますので、開示後分析してまたご報告申し上げます。
↓は先月分です。
それでは、海外駐在員生活6ヶ月目、日本に緊急一時帰国してから5ヶ月目となる先月9月の投資運用実績、配当金等々についてご報告申し上げます。
株式【2021年9月】
日本株、米国株
株式資産成長率は前月比(21年8月)は+1.39%、前年同月比(20年9月)は+67.36%でした。
私のポートフォリオで最大の割合を占める三菱商事の株価が9月末時点で3,500円台をキープしたのが日本株躍進の主要因です。
そして、米国株では、マイクロソフトが前月から失速しましたので米国株は大きく下げましたが、それでも三菱商事の爆上げの貢献は大きくてトータルではプラスで推移しました。
前月比(21年8月) | 前年同月比(20年9月) | ||
割合 | 資産成長率 | 資産成長率 | |
日本株 | 80% | +3.09% | +92.55% |
米国株 | 20% | ▲4.76% | +10.56% |
合計 | 100% | +1.39% | +67.36% |
今後暴落が来ようとも、非居住者申請をして出国してしまっている以上、株を買えないので、駐在員である間は、含み益を楽しむだけとなりますので、今後も月末の評価残高を眺めていきたいと思います。
(実際は、帰国した時に、大量に溜まった現金で一気に割安株を仕込みたいので、私が帰任時にいい感じで暴落しておいて欲しいです笑)
そしてその長期推移は下記の通りです。

メモリは振っておりませんが、先月に引き続き一つのマイルストーンの額を引き続き突破できたのはプラスです。
また、現在のポートフォリオも引き続き日本株と米国株の割合は8:2のままとなっております。
ただ若干マイクロソフトが下げ、三菱商事のが上がったことから日本株の比率が若干上昇しております。

確定拠出年金
確定拠出年金評価額は2,103,151円でした。評価益+639,178円、評価益43.66%
JIS&T(確定拠出年金) | |||
資産クラス | 金額 | 損益 | 評価損益率 |
SMTAM・外株インデックスL | 2,103,151 | 639,178 | 43.66% |
待機資金 | |||
総資産額 | 2,103,151 | 639,178 |
8月評価損益率が44.78%、9月47.46%、といい感じで推移していたのに、今月は43.66%と大きく下げる形となりました。
やはり中国の恒大集団の与える影響はグローバル経済も無視できないくらいではありますね。
2ヶ月ぶりの下げですが、今月は安く積立できるとプラスに捉えていこうと思います!
こうやって評価益が消失してしまうと、見えない評価益よりも見える配当金に目が眩んで海外駐在前に行く前に三井物産、三菱商事メインで投資しておくべきだったと考えてしまいますが、米国インデックスは長期分散積立投資が基本なので、このまま継続です。

海外駐在員は、積立NISAの配当再投資型との相性が悪いと以前からブログでご報告させていただいております。
https://non-labor-dreamer.com/kaigai-chuzai-005
海外駐在期間中の私の現在の株式ポートフォリオも、インデックスになかなか頼れない中、駐在員でも継続可能な確定拠出年金の存在は非常に助かっております。
確定拠出年金は、毎月会社と従業員の折半でこの拠出金額は所得から控除され、課税所得の減少→節税につながるのでやって絶対に損はないです。
海外駐在の際は、国外転出、日本国においては非居住者という扱いになるので日本を所得を得ていない、日本での所得はゼロということになり、ゼロに拠出のマイナスをしても数学的にも節税効果は望めませんが、
これは積立NISAが海外非居住者は積立買い付けができなくなるのに対して、この確定拠出年金は継続できるので、節税効果は無いものの、長期分散積立のメリットを海外駐在員が享受できる数少ないメソッドですので、海外赴任の可能性のある方もぜひお試しくださいませ。
入社した時に適用に日本株で構築されたポートフォリオを2019年に解約、オール全世界株インデックスにしておいて良かったです。
もし、ご自身のポートフォリオが金融リテラシーが低かった新入社員時に日本株メインのポートフォリオのまま放置されているのであれば、すぐにでも全世界型or米国株型への変更を強く進言申し上げます。
受取配当金【2021年9月】
9月の税引後受取配当金は、下記の2件から頂きました税引後3,807円でした。

額が小さすぎて何も申し上げる点はござません。
9月までの2021年累計受領額は183,766円です。
日本株の割合が大きい私にとって、6月は、169,858円と非常に臨時ボーナスとして助かったのですが、7月、8月、9月になるとまた現実に戻されてしまいますね泣
↓6月

しかし、こんな私でも今月は米国株からの配当であったので恩恵は享受しにくかったのですが、日本株においては、現在海外駐在ということで住民票が日本にないため、非居住者という扱いになっております。
これにより住民税分の5%の配当課税が無税となるのです!
なお、海外駐在員である私が配当に関する住民税を非課税化できた方法は下記にまとめておりますのでご覧くださいませ!
https://non-labor-dreamer.com/https-non-labor-dreamer-com-kaigai-chuzai-004
こちらが毎月ごとの受取配当金の推移ですが、前月のボーナスに微々たる額が若干乗った形となっております。

そして下記はあまり意味のないグラフと常々申し上げております配当金の受取額累計です。

早く累計100万円を突破したい〜😅
とりあえず、12月の配当キャッシュインを首を長くしてお待ち申し上げております。
総括
9月になって、3月末の株式市場退場からはや6ヶ月経過。
毎日決算記事を書いて、四六時中株のことばかり考えているのに、当の本人は株式市場で売買できないという生活にだいぶ慣れました。
そして、今月は株式市場が軟調で大暴落の兆しもあり、株買いたい〜っていう衝動がより一層高まった1ヶ月でもありました。
とにかく私には節約しまくって、なんとか帰任した時に一気に株を買うだけのタネ銭を蓄えることこそが駐在員の立場でできる投資なんだと言い聞かせました。
9月は、本当に決算もないので、マイペースに活動させていただいておりましたが、10月は総合商社中心にまたバンバン高配当で魅力的な定期的にwatchしている銘柄の決算分析記事をご報告させていただきたく存じますのでまた引き続きさとり世代の株日記をご愛顧の程お願い申し上げます🙇♀️
あと、ホークスはもう優勝はどうでもいいので、とにかくAクラス入りして孫オーナーをこれ以上怒らせないようになんとか頑張っていただきたいです🙇♀️
長くなりましたが、今月もお付き合いくださりありがとうございました😊
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