5月はコロナウイルスによる緊急帰国で今までの全く変わらぬ社宅での生活に逆戻りしました。
(次月からささやかながら資産運用実績の記事も始めましたのでよろしければ第1回のこちらの記事もお願い申し上げます。)
ただ、インドに赴任したことから本拠地はインドとなり、毎日日本への海外出張という扱いで日当が発生する非常にありがたい生活がスタートしました。
なお、駐在員の金銭面・税務面の処遇につきましてはこちらの記事にてご説明させて頂いておりますので、よろしければご覧くださいませ。
https://non-labor-dreamer.com/kaigai-chuzai-002
ですので、個人的にはインドに行くことなくいつまでもこの生活が続けばいいのにな〜と思っています笑
それでは、海外駐在員2ヶ月目となる今月の投資運用実績、配当金等々についてご報告申し上げます。
株式【2021年5月】
日本株、米国株
株式資産成長率は前月比(21年4月)は+0.8%、前年同月比(20年5月)は+106%でした。
日本株:米国株の割合は、8:2となっており、日本株が厚い構造となっております。
前月比(21年4月) | 前年同月比(20年5月) | ||
割合 | 資産成長率 | 資産成長率 | |
日本株 | 81% | +0.9% | +130% |
米国株 | 19% | +0.1% | +45% |
合計 | 100% | +0.8% | +106% |
そしてその推移は下記の通りです。

ここ数ヶ月で資産成長が顕著になっておりますが、これはお宝株を当てた評価益とかではなく、単純に駐在までに全て現金を株に投資して出国したためによる元本増による増加です。
駐在を控えていたこともあって、売買のタイミングがカギを握るグロース投資は避けて、バリュー要素の強い投資を心がけているため、亀のような増加進捗を遂げております。
(そうでなくてもえらいゆっくりのペースなので、帰任後は爆速で運用実績を上げていきたい🤩)
これから、海外赴任中は投資ができず、ずっと日々移り変わるこの株式評価額を眺めるだけというのは寂しいものがありますね。
元本も増やせず、ただただこの横ばいにこの数年間推移していくのを眺めるだけ泣
また、現在のポートフォリオとしては、日本株の方が厚めのポートフォリオを組んでおります。(日米の割合は8:2)
かつては7:3の時期もありましたが、将来的には半々に戻していきたいと考えております。

海外駐在してしまうと、株式の売買が一切できなくなってしまうため、赴任前に高配当のバリュー株に資本を投下して海外逃亡という計画を立てておりました。
勿論、米国バリュー株への投資も考えたのですが以下2点の理由から日本株の高配当株(総合商社)への集中投下して日本を旅立ちました。
①当時のドルのレートが円安で為替的にドルを買う気になれなかった
②帰国したらどうせ新生活とかで日本円が必要となるだろう
当然ですが、中長期的には米国株の割合を9割に上げることを目指しております。
結局1カ月もせずに帰国したわけですが、それでも駐在員として扱われる期間中、株式投資ができずにだぶついたタネ銭は、帰任した時に円高であればすぐにドルを買って、米国株を一気に買い付けます!
(帰任した時にづか暴落相場かつ円高のようなリーマンっぽい事象が起きていることを不幸ながら願っています💁)
確定拠出年金
確定拠出年金評価額は1,953,942円でした。評価益+567,569円、評価益+40.94%
JIS&T(確定拠出年金) | |||
資産クラス | 金額 | 損益 | 評価損益率 |
SMTAM・外株インデックスL | 1,953,942 | 567,569 | 40.94% |
待機資金 | |||
総資産額 | 1,953,942 | 567,569 |
過去2年間を振り返ると、コロナショックの2020年3月に評価損▲20%近くになるも、放置で毎月機械的に積み立てていった結果、+40%に迫るパフォーマンスを実現してくれているので、全世界インデックスの力強さ、世界的には経済は拡大していっているという実感を私財の増加とともに定量的にも肌で感じています。

ちなみに、確定拠出年金は、毎月会社と従業員の折半でこの拠出金額は所得から控除され、課税所得の減少→節税につながるのでやって損はないです。
海外駐在の際は、国外転出、日本国においては非居住者という扱いになるので日本を所得を得ていない、日本での所得はゼロということになり、ゼロに拠出のマイナスをしても数学的にも節税効果は望めませんが、
これは積立NISAが海外非居住者は積立買い付けができなくなるのに対して、この確定拠出年金は継続できるので、節税効果は無いものの、長期分散積立のメリットを海外駐在員が享受できる数少ないメソッドですので、海外赴任の可能性のある方もぜひお試しくださいませ。
入社した時に適用に日本株で構築されたポートフォリオを2019年に解約、オール全世界株インデックスにしておいて良かったです。
もし、ご自身のポートフォリオが金融リテラシーが低かった新入社員時に日本株メインのポートフォリオのまま放置されているのであれば、すぐにでも全世界型or米国株型への変更を強く進言申し上げます。
受取配当金【2021年5月】
5月の税引後受取配当金は、下記の3社から頂きました税引後1,843円でした。

5月までの2021年累計受領額は7,777円です。
金額は大したことないのに、無駄に縁起がいいです笑
やはり、4半期ごとに発生するバリュー高配当米国株があまり無いので、日本株の受取配当金が集中する6月と12月を除いては全然キャッシュインが期待できませんね。
来月6月に期待するしかないです。

ちなみに、先月海外出国に伴い、米国株の口座を特定を解約させられ全て一般口座にさせられました。
一般口座の場合、年間利益20万円以下の場合、確定申告が不要とのことで、実際はどのような課税になるのか今後、配当金明細を見つつ研究していきたいと思います。
配当金の受取額累計ですが、相変わらず亀のような進捗ですね。

実際累計なんて意味がないので早く年間60万円の受取配当金エンジンが構築できるように精進したいです。(月5万円の不労所得ということでキリが良い)
累計100万円を突破するまではモチベーションの維持ということで記録していきたいと思います。
総括
5月になって、3月末の株式市場退場からはや2ヶ月経過。
すでに株の禁断症状が現れ始め、現金があるのに株に投資できないこと、株の評価益、時価資産が増えない単調な毎日が退屈に感じつつあります。
下手に上昇相場で高値掴みをしないという意味でキャッシュポジションを維持できるのは考え方によってはいいのでしょうが、軍資金があるのに戦に参戦できないのは歯がゆさがあります。
しかも、コロナで一時帰国して実際日本にいるのにも関わらず株をできないのは目の前に肉をぶら下げられて食べられないのと同じ感じです(何言ってるだ)
株式投資ができないのに、決算報告ブログを書いて自分は何やっているんだ!?と思う時もございますが、自分自身が投資できなくても閲覧して下さる方の投資の一助になれればと思って、ブログ執筆という形で株式市場とは繋がっていたいなと思います。
長くなりましたがお付き合いくださりありがとうございました😊
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